・97年6月28日(土) 銚子 外川港 家田丸 アジ/ハナダイ


銚子外川港 家田丸

料金 8,000円(餌・氷付き)
釣果 自分   アジ7匹 ハナダイ17匹
   

前回、戸田でのタイ&夜イカが不発に終わってしまったので、MR船橋さんとイカのクーラー満タンを味わうべく、茨城の夜イカを計画しました。夜イカだけだと物足りないと、朝に外川でヒラメをやって昼寝の後に鹿島からの夜イカと言うダブルヘッダー釣行となった訳です。
しかし、前日(6/27)に船宿からヒラメ船は出船せず、アジ・ハナダイになったとMR船橋さんに連絡が入り、急遽ヒラメからアジ・ハナダイになった次第です。
さらに、季節はずれの台風8号が九州に接近中。天気予報も次第に悪くなってきている。

自宅を12時半過ぎ出発、船橋さんの超豪華なマンションまでは20分程で到着。荷物を積んで一路銚子へ。夜空には星が輝いて台風が来ないことを祈りつつ外川には3時に到着。
係留されている船に乗り込んでみるとオオドモはすでにクーラーがあり、左舷の胴間に並んで釣り座をキープする。
駐車場に車を入れて仮眠をとるが、どうも目が冴えて寝ること出来ず30分程寝た程度の4時になりうっすら夜が明けてきた。

船が外川港を出港したのは5時少し前、防波堤を交わして太平洋に出ると、すでに台風の余波で2m以上波になっている。
「これは、夜イカは危ないね〜」と話ながらポイントに向かうが、なんか海が濁っている。赤潮の影響か?と心配したが、一部の場所だけで、ポイント周辺は濁りも無くほっとする。

潮周りのち、「ブーー」と投入の合図がでるが、船長は棚とかアナウンスしないので、二人とも???でとりあえず投入する。ちなみに、仕掛けはサビキ8本バリにおもりは50号。水深は30m程で着底したが、アジだから底に居るのかな?と思いシャクリながら15mまで上げてみてまた下ろすの繰り返し。
どうも二人とも要領が判らず苦戦。アジのサビキと言えば鈴なりで釣れるとうイメージがあるが、どうやらそうもいかないようだ。
船中ポツポツとアジが上がっており、ちっちゃいハナダイがサビキに食ってきたりしている。
クンクンとう言う当たりがあり巻き上げてみると、20cmのたたきサイズが一価で来たが、取り込みの時に一匹を落としてしまった。
これで、エンジンが掛かって、爆釣かと思いきや後が続かない。

時折移動してアジの群を探すが、水温が低いのか潮が流れてないのかアジの食いは悪く僚船でも同じ状況のようです。

おっと、よそ見していると、当たりです。上げてみたら3匹ついていました。ラッキーでもその後もポツポツ程度で、アジ100匹の目標が遠ざかっていきます。

MR船橋さんもやっとこ1匹上げてた頃、船長が生きエビを配り「下バリにつけてやって」とボッソとアナウンス。
下バリの2,3つにエビを付けて投入して底を探ると、来ました当たりが!巻き上げると結構引いて抵抗します。これは大きいと思って上げたら、なんのことも無い手のひら級のハナダイです。
ハナダイの方は食いは良く、入れ食いとは行きませんが、かなりのペースで当たりがあります。
上がったハナダイを針外ししていたら、MR船橋さんが「タモタモ!」と叫びます!
ハナダイをほっといてタモを取りに行こうと思ったら、「ええい」と言って抜き上げていました。その主は38cm程の大アジでした。
うまそー

アジは超時折サビキに掛かる程度でハナダイは良く上がるので、仕掛けをハナダイ仕掛けに変えてやることにして仕掛けを交換。
MR船橋さんもコンスタントにハナダイを上げるています。
しかし、型が小さい!手のひら以下のも結構混じり、かわいそうなのでこれは放流する。
手のひら級の15cm程度はキープするが、このサイズならアジの方がうまそうだな・・・

7時半を過ぎ、風波ともさらに強くなり3m以上の波がどんどん来ます。さすがに、前夜ほとんど寝ていないのでちょっとやばいなーと思いながら、餌を取りに生け簀に取りに行き、したを向いてエビを取っていたのが効いて船酔い状態!
いままで、船釣りで気分が少し悪くなったのはあったけど、完璧に船酔いになったのは初めて。しばらく固まって遠くを眺めること10分。なんとか釣りが出来る状態に復旧し戦線に復帰するが、こんどはMR船橋さんがダウン。
これは、マジで夜イカは駄目だろうな・・・

9時過ぎ、ハナダイは上がっているが天候が悪化してきたので、船長は早上がりを告げ帰港となった。

この頃は気分もよくなって、さあやるぞと思ったとたんですが、天候には勝てません。港に戻り、岸に上がると宿のおばちゃんが早上がりのお詫びに「シラウオ」をもらった。
片づけをしながら、夜は駄目だろうねと取りあえず、鹿島の船宿にTELするが「出船中止」との事。うーざんねん。夜イカを楽しみにしていたのに・・・
夜イカに同行予定だった、渡辺さんに連絡してみるが留守電。取りあえず中止だよと伝言を入れ、懲りもしない、我々は、「金谷あたりなら午後船でるかもよ」と金谷あたりの船宿に聞くが、もともと金谷では午後船が無いので、結局帰ることになりました。
犬吠埼近くの割烹旅館で早めの昼食を取り、一路東京に戻るのでありました。


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