会津若松駅のすぐ近くにある富士の湯は、スーパー銭湯として営業していましたが、最近温泉を掘り当てて、2009年4月29日から温泉を使用し始めた新しい温泉施設です。
入浴料が400円と安いのに施設が充実してます。
下足鍵と料金の引換で脱衣場のロッカーキーと交換になります。
館内着セットを利用すると1日何回も入浴が出来ますので長居する場合は館内着を借りた方が良いようです。
浴室は「石の湯」「木の湯」の2種類あり週替りになっているそうです。
「石の湯」、「木の湯」とも利用しましたが、お風呂の構成はほぼ同じで、木の湯は浴槽の一部に木が使わえている位であまり木の感じがしませんでした。
それぞれ内風呂とオープンエアと言っても屋根があり、冬場はほぼ囲まれているので、内湯に近い感覚になります。なので外を見ることが出来ません。
温泉が出る前からスーパー銭湯として営業していたのでサウナやジャグジーなど施設は充実してしています。ただ、内風呂に薬湯があって薬草の匂いがかなり漂っているのが気になりました。
循環、塩素投入ですが信楽焼きの壺風呂は源泉掛け流しになっています。ただ、壺毎に源泉の投入量が異なり温度が違うのがミソです。冬場はかなりぬるい壺もあるので要注意です。
温泉は若干塩分を含んでおり、微かに硫化水素の残り香りがします。
加水はせずに熱交換方式で温度を下げて、温泉使用の内風呂、露天風呂に配湯していますが、共に循環併用になっているのが残念です。 場所柄、利用者が多いので衛生上難しいかも知れませが、湯量はあるので目に見える形で掛流しにしてもらいたいものです。
流し場と浴槽を仕切りで隔離しているのは最近の施設らしく好感がもてます。駅前の「フジグランドホテル」の経営なので、同ホテルに宿泊すると「富士の湯」の利用券がもらえるそうです。
洗い場にリンスインシャンプー、ボディソープ常備。
脱衣場にドライヤー常備
リンスインシャンプー・ボディーソープは洗い場に、ドライヤーは脱衣場に常備
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