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只見川沿いにある会津大塩温泉には春先に自噴する露天風呂があります。なんでも雪解け時期に地圧の関係で湧き出るのそうです。
一度は入ってみたいとこの時期只見線で走るSLの撮影と絡めて入ろうと思っていたのですが、SL運転の直前に止まってしまい三度目三年越しでようやく入浴出来ました。
大塩温泉共同浴場の隣に民宿「たつみ荘」があり露天風呂に入浴する場合は、民宿のおかみさんに一声掛けてから入ります。
訪れた日は雨が降っていて「雨なのに入る?と」飽きられてしまいました。(笑)
民宿の裏手の崖を降りと露天風呂があります。 脱衣場も無い完全な露天です。目の前は只見川で、対岸には民家も無く、まるで秘境にきたよな感じです。
脱いだ服を雨に濡れないようにビニール袋に入れて浴槽へ入りました。
浴槽には底からボコボコと湧き出る源泉があり、さらに浴槽からジャブジャブとオーバーフローした温泉が只見川に流れ落ちています。
源泉は無色透明ですが、鉄分が含まれているので浴槽のコンクリートは酸化した温泉成分で染まっています。
舐めると塩分が感じられます。湧き出る場所にいると炭酸ガスの香りがしますが体への泡付きは少なかったです。
雨も次第に止んで、鳥のさえずりも聞こえてきました。
遠くに只見線の第七鉄橋が見えます。ただ只見線は日に数本しかありませんので、列車を見ながらの入浴は難しいですね。
時間があればいつまでも入っていたい温泉で、SL撮影の為後ろ髪をひかれる思いで後ににしました。季節限定の温泉なので、毎年湧き出る時期が異なるので、注意が必要です。
備品類はなし
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