Swissair Aircraft MD-11

スイス航空の主力旅客機として長距離線で活躍し、日本線は全てMD−11型での運航となっている。
長距離線用として、現在19機の保有していますが、B747(ジャンボ機)退役に伴い、98年からドイツの「LTU」から4機を購入しており、スイス航空機材として、HB-IWR,HB-IWS,HB-IWT,HB-IWUとして運航されている。(WTとWUのファーストクラスは未改修)
 1997年に台湾線を開設の際に、台湾の特殊性から名目上、Swissair-asiaとして乗り入れ、96年に納入されたHB-IWN号機は、納入後尾翼の白十字を漢字の「端」(漢字でスイスを「瑞西」と書く)にリペイントした。
スイス航空の機材ではあるが、「Swissair-asia」と書かれており、台湾線機材として運航されているが、時折成田や関西を始め各地にも「Swissair」として顔をだしている。
1998.9.2にHB-IWF号機がカナダ沖の大西洋上に墜落すると言う事故が発生しており229名の尊い命が同機とともに散ってしまったのが残念。
2000年より主翼ウイングレットが尾翼同様に白十字へ順次塗り替えを行っており、とても良いアクセントになっている。
そんなMD-11も2002年に長距離線用にA340-600の導入が決まっており、全機アメリカの貨物専用会社フィデラルエクスプレスに売却される事が決まっている。

機材リスト
MD-11 製造メーカー:McDonnell Douglas エンジン:3基(PW PW4462搭載)
登録番号納入年製造番号愛 称
HB-IWA1991年3月48443/458Obwalden
HB-IWB1991年3月48444/459Graubunden
HB-IWC1991年4月48445/460Schaffhausen
HB-IWD1991年5月48446/463Thurgau
HB-IWE1991年6月48447/464Nidwalden
HB-IWF1991年8月48448/465Vaud/SWISSAIR-ASIA塗装
1998.9.2 SR111カナダ沖大西洋に墜落
HB-IWG1991年9月48452/472Valais
HB-IWH1991年10月48453/473St.Gallen
HB-IWI1991年11月48454/477Uri
HB-IWK1992年2月48455/487Fribourg
HB-IWL1992年4月48456/494Appenzell
HB-IWM1992年6月48457/498Jura
HB-IWN1994年7月48539/571Basel-Land/SWISSAIR-ASIA塗装
HB-IWO1997年3月48540/611Schwyz
HB-IWP1997年7月48634/614Basel-Land
HB-IWQ1997年12月48542/624Valais
HB-IWR(1998年10月)48484/484Bern (元LTU:D-AERB)
HB-IWS(1998年12月)48485/502Ticino (元LTU:D-AERW)
HB-IWT(1998年11月)48486/509Basel (元LTU:D-AERX)
HB-IWU(1998年12月)48538/533Luzern (元LTU:D-AERZ)
このページの最終更新は、平成13年5月21日です。 Indexに戻る