空港でお泊り
2008.11.20

出発は17時50分のJL711便なので、昼過ぎまで買い物だの床屋なんかに行ける時間がある。最初は午前中に出発する便を予約していたのだが、翌日にコタキナバルへフライトを考えると、夕方シンガポールに着いて、ホテルに泊まって翌朝また空港に来るのなら、空港内のトランジットホテルに泊まった方が安上がりだし、そっちの方が楽しそうと言うことで、夕方発便に変更したのです。

これならシンガポール到着は翌日0時過ぎになり同日乗継ぎになるので、荷物もスルーチェックインできるので気楽ですし、空港内で飛行機撮影(スポッティング)するのにはもって来いと言う訳です。

誘導路を行き交う飛行機14時半過ぎに自宅を出発して、京成船橋からスカイライナーで第二ターミナルへ向かいます。
スカイライナーが船橋に停車するようになったので、随分楽になりました。
船橋から成田空港行きの京成特急は結構込んでいて途中まで座れない事が多いし・・・

第二空港ビル駅で下車して、出発ロビーへ上がります。
この時間帯はフライトが少ないからかロビー内も空いていました。

既にWebチェックイン済みなので、専用カウンターでチェックインを済まします。
機械にパスポートの写真ページを読み取らせると自動的に名前を予約記録と参照させて、搭乗券が出てきます。

驚いた事に明日のシンガポール→コタキナバルへの接続便の搭乗券まで出てきました。
シンガポールまではJALの無料航空券(でも燃料サーチャージ&TAXで4万も払っている!)、シンガポールからはMalaysia航空のコタキナバル往復のEチケットになっていて、事前に接続便の情報をJALに電話して予約記録に追記して貰っていたのだが、まさか搭乗券まで発券できるとは思いもよらなかった。
流石に乗継の搭乗券に書かれているシークエンスナンバーは「1」でした。

カウンターで荷物をコタキナバルまで預けてもらい、出発までまだ時間があるので空港内をうろつきます。と言ってもする事も無いので、展望デッキに行ってスポッティングです。

丁度、B滑走路を使う機体が眺められますが、日も短い11月なので、機体がオレンジ色に染まってしまいます。

離発着が続くようで誘導路をパズルのように入れ違いながら進む飛行機を眺めるのは結構面白いものです。こんだけ誘導路がごちゃごちゃしていると間違えるパイロットも多いだろう

流石に、長袖と薄めのジャッケトだと寒いので早々に引き上げ、出国手続きを済ますことにします。あ、ジャッケトは預ける荷物の中に入れとけば良かったとちょっと後悔。シンガポールは暑い筈ですしね

出国審査もガラガラで直ぐに済んでしまいす。すると目の前にはショッピングアーケードが出来ていました。うーん前は殺風景だったホールがまるでデパートのようです。

まるでデパートのようなショッピングアーケード特にショッピングには興味が無いので取り合えず、ゆっくりネットが出来る場所を探します。するとYahooのネットコーナーがあって、無料で使えると言う。レセプションで名前を記入するとUSBの接続キーを貸してくれ、それをPCに差し込めば使えると言う訳です。早速、JALCARGOのホームページで今日の機材をチェックするとJA8917と出た。これから乗る機材が判るので嬉しい。夜だと機体番号が見えなかったりしますしね

30分程うだうだしてから、シャトルでサテライトへ。今日は90番ゲートなので、ゲートは直ぐ。

まだ搭乗まで時間があるのでちょっとウロウロしていたら、売店の立ち食い蕎麦が良いにおいがする。どうせ機内食も大した内容ではないだろうと、肉蕎麦を注文します。ターミナル2ではEDYよりSuicaが利用出来る店が多い。折角日本円の小銭を少なくしといたので、ここではsuicaで支払います。

ずずずぅーっと蕎麦の食べていると、JL711便の優先搭乗が始まる案内が流れた。
ソバツユを殆ど飲み干して、ゲートに向かうと一般搭乗が始まっていて、本人確認のパスポートと搭乗券を渡して、搭乗口から機内へ入ります。

搭乗券を改札機に入れた際に、アップグレードされないかなぁ〜と儚い希望はあっさりと破られました(笑)

今日の座席はアッパーデッキの72Aです。事前座席指定でどこにしようかなぁ〜と悩んだのですが、747ならアッパーが好きな自分としては、ココしかありませ

ん。ただ、アッパーデッキのエコノミークラスはメインデッキより気持ちシートピッチが狭いのです。
Webチェックインの際、状況的にBC席とも空席になる可能性が高そうだったので、座席を変えることなくチェックインした訳です。

案の定、アッパーデッキに上がってくる乗客は少なく、ガラガラです。新聞を配るアテンダントもなにか手持ち無沙汰な感じです。

この分だと定刻より早くドアクローズになるかなと思っていたのですが、乗客2名が見つからないとの事で出発が遅れるとのアナウンス。まあ、今日はホテルで寝るだけなので、遅れても全然問題ありません。

出発定刻になってもゲート来ないとの事で、結局その乗客の荷物を降ろして出発することになり、その作業で遅れるとの事。今日は搭乗客も少ないので見つかりやすいだろう。

結局、定刻より20分遅れでプッシュバック開始となり、16Rを目指して誘導路を進む。相変わらずあっちに曲がったりコッチに曲がったりと、複雑な誘導路を進んで滑走路に進入下のが18時31分。

エンジンが唸って滑走を開始して、エアーボーンしたのが18:33でした。16からの離陸だったのでそのまま太平洋上空までストレートに上がり、右旋回して三宅島方向に進路を取り、そのままシンガポールへ南下するルートのようです。

シートベル着用サインが消えるとドリンクサービス、機内食のサービスとなる。
「飲み物は何がいいですか?」と来たので「梅酒のソーダ割り」をお願いします。
JALの国際線には梅酒があるのが嬉しい。

JL711の機内食おつまみのスナックを食べながら、早速始まった映画を見ます。この機材はMAGIC-Jなので番組数が少ないのが残念です。それにしても今更「電車男」はないよなぁ

機内食のサービスが始まり、洋食と和食のチョイスだったので、洋食をチョイスします。
搭乗直前に蕎麦を食べたけど、あっと言う間に完食してしまいました。

ちなみに味の方は、エコノミークラスとしてはまずまずです。
食べ終わったトレイは隣席のテーブルにおいて、後はシンガポール到着まで寛ぐことにします。

映画を2本を見た後、機内照明も落ちて読書灯で文庫本を読んでいましたが、時計をシンガポール時間に直して一眠りすることにします。

肘掛を全部上げて、3席占有して横になります。エコノミーでガラガラがとこういう事が出来るので嬉しいのですが、なかなかそういう時に巡りあわないんですよね。

そうそう、寝る時もシートベルトは締めておきましょう。特に南北移動するフライトは気流の変化が東西に移動するより激しいですからね

なんかわさわさ感で目が覚める。時計を見ると1時間半ほど寝たようだ。シンガポールまでもあと1時間半程で、機内の明かりも点いて、そろそろ着陸の準備に入るようです。

入国審査書類などが配られ、一応貰っておく。スクリーンではシンガポールの案内ビデオを流されて、そろそろ着くぞぉって感じになります。

窓の外は所々雲があるような感じです。陸地が見え隠れてして徐々に降下し始めたのがわかります。

シートベルト着用サインが点灯して、陸地の明かりがはっきり見えるようになります。どうやら南側からの進入のようで、窓からシンガポール中心街の明かりが煌々と照らされるのを見ながら、停泊中の貨物船の上を滑走路に向かって下りていきます。モニター映像からどうやら02C滑走路に下りるようです。

0時26分、シンガポール・チャンギ空港に着陸しました。ゲートに移動すると、JALの747が駐機しています。シンガポールでナイトステイするのはこの乗ってきた機体が明日成田行きになるだけなので、23時20分に出る成田行きが遅れているのかな?
D-46ゲートにスポットインしてエンジンが切られます。

ターミナルに出て後はトランジットホテルへ向かうだけです。ターミナル2へ行くSkyTrain乗り場近くのエスカレータを上がって3階にトランジットホテルのフロントがあります。

シンガポールのトランジットホテルスタンダートルーム6時間利用で73シンガポールドル(SDG)です。結構満室の場合もあるとの事なので事前にネットから予約しときました。
乗継便は明日の13時25分発なので、それまで部屋を使えるように12時間利用にします。料金は146SGDとなりますが、街のホテルに泊まるより安いですし楽チンです。カードで料金を支払い鍵を貰います。

アサインされた部屋は11号室で、滑走路側の部屋でした。小さいながら窓があり、ちょうどさっき駐機していたJALのスポット真上でした。
この便は随分遅れているようだけど、何かトラブルでもあったのかな?

部屋はツインのシングルユースだったので広く使えるので良かった。早速PCで無線LANが繋がるか試してみたが、部屋では電波をキャッチ出来なかった。

サービスディレクトリーと見て、ホテルのサービス&概要をチェック。歯磨きや髭剃りは部屋には無いのでリクエストしてくれと書いてあったので、早速電話して持ってきてもらうことに。
ちょっと小腹が空いたので、何か食べたいなぁと思い、ターミナル内の24時間営業カフェに行こうかと考えたが、寝る前に食べると太る!のでここは諦めて、シャワーを浴びて早々に寝ることに

特にモーニングコールを頼まずに、起きた時間が起床時間と言うことで、おやすみなさーい。

<つづく>