南アでペンギン −その12−
【オブザベーションデッキ】


5/12(土)

いよいよ帰国です。SR168は14時の出発ですが、その前にターミナルBの展望デッキで、行きのフライトで紹介して貰ったスイス人客室乗務員でヂスパッチャーの資格も持っているJALの大ファンのA氏と落ち合う約束になっているのです。

ケープタウン到着後に彼からメールが入り、その後何回かやり取りして、彼は今日の朝、ニューヨークからのフライトで帰ってくると言うので、じゃあその後にと言うことになったのです。

7時に起きて、1階のレストランで朝食を摂ります。新婚旅行の帰国前日にもこのホテルに泊まって、このホテルで使っている丸いポットを気に入り、帰国後東武百貨店で見つけて買った程です。

ホテルをチェックアウトして、シャトルバスで空港まで行きます。

今日も天気が良く、ヨーロッパの夏って感じです。

シャトルバスは、ターミナルAとBの中間に停まり、自分はターミナルAのチェックインカウンターに向かいます。ちょうどアメリカ方面へのフライトが集中する時間なので、エコノミークラスは長蛇の列です。幸いビジネスクラスのは、数人しか居ませんでしたので、スムーズにチェックインが出来ました。

搭乗券を渡された時に、「まだゲート番号が決まってないので、モニターで見てください」と言われます。

身軽になったところで、ターミナルBの展望デッキへ向かいます。

2スイスフランを改札機に入れてバーを押して入り、セキュリティーチェックを受けて展望デッキへ出ます。

取り合えず、展望デッキの先端部分に行って、撮影するとします。

今日は土曜日とあってギャラリーは多いです。A氏は「展望デッキにいる日本人はそうは居ないから直ぐ判るよ」って言ってましたが・・・

3,40分位してA氏が制服姿で登場。はじめまして〜って挨拶をしますが、何回かメールでやり取りしているのですが。

欧州キャリアやSRのMD11なんかが離陸するのを見ながらA氏と色々話ををします。

まあ私の英語力ですから、ちゃんと通じていたか微妙な事もありますが、同じ趣味同士なので、すんなりと溶け合うことができます。

一時間半程、展望デッキで歓談して、A氏はフライト上がりと言うこともあって帰宅するので次回の再会を約束して別れます。

自分はまだ時間があるので、デッキで撮影をして昼近くまで粘ります。お陰?でフィルム2本を消費します。なんせ日本じゃ撮影できない機体ばかりですからね

お腹も減ってきたのですが、どうせ乗れば機内食が出るから我慢しとこうと・・・思ったのですが、カフェテリアでホットドッグを食べてから展望デッキを後にします。

ターミナルBでショッピングをしてそのままターミナルAに向かうのでターミナルBからそのまま出国手続きをします。

まずはバリーで靴を見ます。値段も150スイスフラン以上はしますが、履き心地も良かったりするので、帰国時に物色して良いのがあれば買って帰るのですが、いつもジャストサイズが無かったりするんですよね。

今回も、軽くて履き心地の良いのがあったのですが、250スイスフランとちょっと高めなのでサイズが有れば買おうと尋ねてみると、幸か不幸かちょうどジャストサイズがあるので、お買い上げー

シュプリグリのチョコを買って、仮設の渡り通路を通りターミナルAに向かいます。まだ搭乗開始時刻まで30分程あるので、ラウンジに行って一休みすると、ちょうど良い時間です。

ゲートに行くとちょうど搭乗開始直後で混雑していますので、まずは今日の機材を確認するとHB-IWKでした。

トイレなんかに行って戻ってくると、列は随分短くなっています。まあビジネスクラスなので優先ゲートから搭乗できるのですが、ボーディングブリッジのあたりで渋滞しています。

今日は土曜日でツアー客やビジネス客でほぼ満員の筈ですから仕方ありません。

定番の8Hに座るとCAさんがやってきて挨拶されます。ハハハ、しっかリマークされている。今日乗ることを行きのSR163クルーから引継ぎを受けたそうです(笑)

ただ、今日は満席で忙しいそうです。

定刻にドアクローズとなり、プッシュバックを開始します。MD11のエンジン始動されタキシング、そしてRWY16からTAKEOFF。もう12時間もすれば日本です。

今回の旅はとても濃い旅でした。やっぱりアフリカの自然は良いですねー。またいつかアフリカに行ってゲームをしたいなぁ。。。。

機内食を食べると、眠くなってきました。CAさんにちょこと挨拶して、席に戻り寝ることに・・・

気がつけば、もう朝です。成田まであと僅か

明日から日常が待っています。

<終わり>


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