ケニアにサファリ その3
【マサイマラへ】


平成9年9月11日

ナイロビ到着まで30分のところで目が覚めてブラインドを開けると真っ暗。
現地時間だと4時半過ぎになる。夏だからもう明るくなってもいいかと思うのだが、空港にランディングしても真っ暗。
また、この空港の灯火が暗いもんだからパイロットも大変そうだ。

入国審査も帰りのチケットを見せて滞在期間を申告して無事通過。荷物をピックアップして税関へ。この時パソコンが見つかるとやっかいそうなので、ちょっと心配だったがパスポートを見せたら何も言わず「行け」の仕草。これはラッキーと通過して銀行でUSD100をケニアシリングに両替すると、5720シリングになった。
そーすっと1シリング20円位か

税関を抜けたところで、手配していた業者がプレートを持っているので探すとありました「Mr.KATO SR292」を持ってました。
ここからバンで、サファリやナイロビの手配を頼んだナイロビの旅行代理店「アフロスペース」の伊庭さんのアパートまで、バンで運んでもらってここから伊庭さんの車で簡単な市内観光をしてオフィスに行く。

料金を払って、ここのパソコンを借りてインターネットに接続して会社に「ナイロビに着いたよー」とメール送信
マサイマラのゲームロッジ2泊3日(往復飛行機)とナイロビの1泊、空港送迎でしめてUSD639と日本円で約7万強と個人的にはなかなかリーズナブルな気がする。
このようなやりとりはインターネットメールで行ったのですが、便利ですねインターネットは

伊庭さんと近くのコーヒーショップで簡単な朝食をとって市内のウイルソン空港へ向かう。 アフロスペースの運転手、ウイニさんと一緒に空港に向かいながら、いろいろマサイマラの話を聞く。
今年はヌーの移動が例年より遅くなったようで、ヌーの川渡りが見れるかもだって。 これは凄い迫力らしく是非みたいぞ!

市内外れのウイルソン空港に、運転手のサミーと一緒に行き、エアーケニアで搭乗手続きをしてもらい
エアーケニアと書かれた軽飛行機(5X−BIJ)は定刻10時に出発してマサイマラに向かう。
これがまたコックピットが丸見えでキャプテンとコパイの動きが良く分かる。

マサイマラはロッジ毎に滑走路を持っているらしく、自分の泊る「マラセレナロッジ」は2ツ目に降りたところらしい。
およそ1時間で最初のロッジにアプローチする時に飛行機からゾウの群れが見えた!
さすがアフリカ!と感動していると、赤茶けた滑走路にタッチダウン。
ここでほとんどのお客が降りて、ふたび飛び立ち2分でマラセレナロッジの滑走路に到着。ここでは、自分と3人の日本人が降り立った。

一緒に降りた3人グループは、ここで3泊するそうで、ナイロビ駐在の友人を尋ねて来た夫婦とその奥様の3名で、駐在の旦那は明日来るとか。

ロッジまでは滑走路から車で5分程で、途中で「イボイノシシ」がお出迎えしてくれた。
チェックインを済ませ、昼食は12時半からで、夕方のゲーム(サファリドライブのことをゲームと呼ぶ)は4時からと説明を受けて部屋に、向かう。

部屋はマサイ族の家をイメージしたコテージでなかなか雰囲気はGOOD!です。 ふーつかれたびー、やっと落ち着けるよ、まったく長旅だった。(そりゃそうだよ)

昼食は先ほどの3人と一緒のテーブルになった。
ここでは2泊3日の全ての食事が付く、それも豪華なビッフェだったりするのでいやー太りますね絶対に。

食後は、ガーデンテラスで紅茶を飲みながら夕方のサファリまでのんびりする。
きれいな鳥は飛んでいるし、ハイラックスはあちこちちょろちょろ顔出したりといやはやなんてのんびり出来るんだろう。
目の前は、サバンナがずーとずーと広がっているし・・・

(つづく)


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