Wedding in Luzern その1
【序章】


平成11年1月頃
結婚が決まった。普通なら、さあ結婚式の日取りだぁ、場所だぁとやるんだけれども、自分達は、面倒だし出来れば簡単に済ませたいなぁと思っていたので、まだ漠然とした感じで取りあえず、二人で7月にスイス旅行をしようとことになった。
いつもの様にスイス航空に取りあえず予約を入れる。自分は世界一周航空券の残り(関空−チューリッヒーブダペスト)が有るのでこれを使い、帰路用に再び世界一周航空券を購入し、彼女はPEXを使い自分のマイレージでビジネスクラスにアップグレードすることにしました。予約の半年前ということもありすんなりOKです。

平成11年3月下旬頃
3月に入り28才になった。そろそろ結婚式とか決めないといけないなぁ・・・でもあんまり大げさにやりたくないし、いっそ屋形船でも借り切ってやろうか!最近は列車を借り切ってやったりする鉄道マニアもいるしねぇ、いっそのこと飛行機の中で出来ないかな(笑)と電話で話あっていたりとと二人で話していたのです。
その翌日、スイス航空に電話する事があって、いつもお世話になっているT氏に冗談半分で聞いてみたら「飛行機の中では出来ないけど、スイスで式挙げたらどうです?」と言われる。話を聞くとその方もスイスはLuzernで式を挙げたそうなので、とても良かったと言っていたので、なるほどスイスねぇ・・・それもいいかもと思い始めたのです。
彼女に話すと、満更嫌でも無い様子。まあ、インターネットで調べてみるか!と、海外ウエディングに関するページを検索しては見始めたのです。それにしても、こういう情報は以外と少ないんですねぇ、あったとしても圧倒的にハワイでの挙式関係とかで、ヨーロッパそれもスイスの情報は少ないです。で、この時参考になったのが大手ブライダルプロデュース会社の「ワタベ」のホームページリージェント・ツアーです。
T氏が挙げたと言うメッケンホルーン城も載ってます。小さくてかわいい所です
このほか大手旅行代理店のホームページも見たり、パンフレットも見たりしましあたが、大手の場合、ツアーと一緒に申し込まなければならないので、自分のように個人で航空券を手配している人には向かいですね。

いろいろと本など読んだら、平均すると半年前には予約を入れているらしい。すると7月だとちょっとこれから手配するには時期が遅い。少しずらして夏休み後の9月上旬にターゲットを合わせ、スイス航空に電話して9月に変更して予約を変えてもらいました。

平成11年4月上旬頃
スイス観光局のホームページで資料請求した際に記事欄に「ウエディング関係の資料も希望」と書いて送ったら、いくつかの資料が届きました。
その中に「メッケンホルーン城」(パンフ参照)もありました。どうやらLuzernの観光局がやっているようなので、早速現地の観光局のホームページにアクセスして、メールで問い合わせて見ると翌日には、FAXで詳細な案内が送られてきました。英語の案内だかさほど難しい事は無く大体の内容が判ります。セレモニー代、往復のリムジン、レンタルドレス、謝礼、TAX込みのパッケージになってます。それに費用が随分安いのです。
これは安くいいなぁと思いました。それに観光局が世話してくれますし安心感があります。

WEDDING IN LUZERN 1999
Basic Package SFr1,500-
−オプション−
Photo Service SFr200-
Video Service SFr400-
Rolls Royce SFr400-
Horse drawn carriage SFr450-
Fresh flowers SFr150-
Japanese assistant
-Ceremony SFr140-
-Dressfitting SFr100-
-Ceremony+Dressfitting SFr180-
パンフレットのPDFファイルはこちら
表面(右側のパンフ) 裏面
パンフレット

と現在は、1フランが65円位ですから、計算すればどれだけ安いかがお判りでしょう。日本人アシスタントと写真サービスを加えても15万円以下です。自分達のレートは70円位でしたらから17〜8万ってところで、海外挙式では安いです。
FAXには、「判らない事は質問してください」と書いてあります。ではではと、いくつかEメールで質問すれば、ちゃんとFAXで回答してくれるので安心できます。
例えば、レンタルドレスのサイズはあるのか?(30着程度保有との事)、ジャパニーズアシスタントは日本人なのか日本語が話せる現地人なのか?(日本人との事)などなど・・・ 何回かメールとFAXのやりとりで疑問が解けました。

と、言ってもやはり、不安があります。そこで、週末に東京八重洲口にある「ワタベ」のブライダルサロンに行ってみました。
さすがに、ブライダル大手だけあって多くのカップルが相談してます。
「スイスで挙式を挙げたいのですが」と相談し、観光局で貰ったパンフを見せて話します。ワタベはチューリッヒに支店があり、レンタルドレスも日本人向けに数多く所有して、ドレス合わせも日本で出来るなどサービスが充実しています。
しかし、料金表を見るとお値段もそれなりにします。観光局と同じような内容なのに7.8万は高いのです。
それに、「メッケンホルーン城」以外の教会は挙式料が結構高い。日本以上かも知れない。なにせレンタルドレスだけで20万位ですから・・・
いろいろと説明を聞きましたが、やはりツアーと一緒に売りたいような話しです。そうすればツアーの代売儲けも入るしねぇ手間も掛からないし。でも親切に説明してくれて、現地のビデオを見せてくれました。

平成11年4月中旬頃
ワタベは確かに、サービスは安心できるが、高い。ちょっと不安もあるが安い現地観光局。
どちらにするか迷う。訪瑞する9月上旬は人気シーズンなので早めに予約した方が良いとの事なので、そろそろ決め方が良さそうです。
二人で相談して結局、観光局にお願いすることにしてメールで予約を入れました。オプションとして写真と日本人アシスタントとお願いしました。翌日にはFAXで予約確認が来て、ホテルが決まったら連絡して欲しいと書いてありました。オプション追加も1ヶ月前位まで可能とも書き添えてありました。
観光局にした理由ですが、メールでも親切でしたし、なにせ支払は現地でカードで支払える。予約金やら万一のキャンセル(笑)チャージも2週間前まで無料!、費用も安いし・・・。
申し込んだ後に知りましたが、大手旅行代理店でも同じ内容の挙式パッケージがありましたが、ても結局は観光局のパッケージになるようです。それに前払いで日本円固定で円高差益も期待できないし(^^;)、少し英語力があれば直接お願いした方が良いようです。

予約を入れてしまえば、後はやることも無い。しかし、日本でやる披露宴の問題が残っているのでした。

(つづく)


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