・10月4日(水)相模湾 葉山あぶずり港 長三郎丸 カツオ 

船宿:葉山あぶずり港長三郎丸
料金:10,000円(インターネット割引で1000円引きあり)
出船:6時(定刻は・・・)
道具:全て船で用意

1.相模湾
いままで相模湾とは相性が悪く、イナダのカッタクリやビシアジ
などに来ては貧課泣いていた。
でも今年もカツオは凄いぞと言うので、大型が出ている駿河湾も
惹かれるものがあるが、なんせ遠い。
相模湾なら近いと言うので、相模湾で唯一乗合船に乗船した事が
あるしインターネット割引が1000円になる長三郎丸に行くこ
とにした。

2.一本釣り
朝、3時過ぎに今日はクーラー満タンだそと出発して港には4時
半過ぎに到着。
駐車場もまだ数台しか無い。船にクーラーを置こうと船に行くと
船長が、「餌買いに行くから駐車場の先で待っていて」と言う。
餌?、カッタクリじゃ無いの?と言われるままにクーラーをガラ
ガラとひっぱて戻り、宿の受付に行き料金を払う。
料金は1万円と言うので、これはカッタクリでは無く、イワシ餌
船なんだと確信。聞くとそれも一本釣りでやると言うのです。
ちょっとまて、一本釣りなんてしたこと無いし準備も無い。
竿・仕掛けとも船で用意してあるからと言う。動揺を隠せない自
分に、若船長はカッタクリとイワシじゃイワシの方が喰いが違う
と言う。まあ、料金も払ったしなんとかなるだろう

3.イワシが入らない
5時頃船長と助手を乗せて船がイワシ餌を買いに出て行く。
乗船場所に乗船者が集まってきて話を聞くと、乗合で一本釣りを
やるのはココ位だと言う。イワシが手に入らないと出船時間が
遅くなるとも聞きヤキモキしながら待つ。
6時になり船は戻って来ず、カッタクリの船が出船する。イナダ
船は客も少ないがカツオ船は盛況で何隻か続いて出船していく。
6時半頃、若船長が姿を現すが、「まだ帰って来ないから待って
て」と言う。
「氷何杯買った?」と聞くので2杯と言うと、50Lじゃ3杯買った
方がいいぞ。カツオは体温が高いから氷が直ぐ溶けるからクーラー
には氷を一杯入れた方が良いと言うので、もう1杯買い足した。
氷だけで900円も使い割り引き分がふっとんだ

7時頃若船長の携帯に電話が入るが「うぞー」とか言っている。
なんと、江ノ島にイワシを買いに行ったが手に入らなかったらし
い。
万一のため港外の生け簀にイワシがあるので大丈夫とは言ってい
るが・・・
7時半頃、運良く港近くの漁船から餌を買えたと電話が入り準備
に取りかかる。

4.ナブラはどこに
ようやく8時に出船。左舷が一本釣り左舷はフカセ釣りとなるが
21人の客が居たが18人が一本釣り、3名がフカセに回った。
片舷に18人と満員状態。これじゃ釣りづらいなぁと思いフカセに
回りたかったが、フカセの釣り方も良く分からないし・・・
胴の間の前側が自分の釣り座です。隣の人がここじゃあんま釣れ
ないなぁ・・・とポツリ
ナブラを探し相模湾を西進するがナブラは見あたらず。
出船前は群に当たれば1時間で早上がりだぞと言っていたが・・・
1時間程伊豆半島がはっきり判る所まで来てしまった。

5.カツオが跳ねる。
船団の中に入り停船。助手がイワシを撒くとカツオが跳ねた。
船長が来たぞぉーの声で散水開始。イワシ餌(5cm程度)を配り
針に刺し投入。意外と一本釣りの竿は軽い。釣り上げる時は右手
で竿を持ち左手で受け止めると聞いていたがそんな事出来るかな
と不安であったが・・・
ミヨシでは助手が一本釣りで釣り上げたが後が続かず移動。
全速力で移動するのでいい知らせが入ったのか!

6.初カツオ
小田原沖には数十隻の船団が出来ており、その中に入りイワシを
撒くと直ぐに反応が!
気合いを入れて釣り始めるとミヨシの助手が上げ始めカツオ漁の
ように上げて居ます。
ミヨシ側はアタリも頻繁で型もいい。胴の間は駄目だなぁと思った
瞬間、竿がグンと曲がる。
おー来た!と竿を立てるが引きが強く上手くたぐり寄せられない。
水面から顔を出したカツオがデカイ!3〜4kgはある
竿を立てる為に腰を仰け反ったようにしたためハリスがつかめな
いです(笑
この状況を見た船長がハリスを取ってくれ、なんとかカツオゲット

とりあえずクーラーに入れると、激痛が・・・
腰をひねったようだ。しばらく固まってしまった。
(俺も歳かぁ?)
数分後、再び竿を握るが、食いが落ち始めたようで2本目が来な
い。
ミヨシ側の人は2本目、3本目と上げているのだか胴の間以降は
さっぱり。

7.遊覧船
その後、サバが回り始めて胴の間以降はサバのオンパレード。
ミヨシはポツポツとカツオが上がるが・・・
この場所に見切りをつけ再びナブラを探し遊覧船に。
しばらくすると全速で走り始めた。
相模湾のちょうど中間当たりの南沖で船団が出来ていて鳥も飛ん
でいる。
イワシを撒けば反応があるが、船から離れた所で跳ねてやがる。
ミヨシの助手は相変わらずどんどん上げているが、こっちはさっぱ
り、アタリすら無い。
カツオが海面に上がって来ないようで、フカセで下に下ろした方
が食いが良いようで反対側では1kg級がメジ混じりで良く上がって
いる。

8.沖上がり
結局3時近くまで粘ったが、カツオの機嫌は悪いまま沖上がりと
なった。
助手が釣ったカツオをみんなに配り回って、1kg級2本と3kg級1
本を貰い計4本がクーラーに。

帰港したのは4時少し前。クーラー満タンの予定で車には予備の
25Lクーラーがあったのだが使う事も無く帰路に

サクに裁きこれは刺身、たたき、これは漬け用として冷蔵庫に。
腹から、バケが出て来た。カッタクリでハリス切れしたやつだ!

刺身にしてみるとこれがまだ旨い。スーパーで買うカツオとは比
べ物にならず、ハラミはトロでした。

一本釣りは始めての経験でしたが、これが食いが良かったら体力
勝負って言うことが判りました。
体を鍛えないといかんと痛感した次第です。
今度は竿フカセに挑戦しようかな

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