・97年4月25日(金) 東京湾 浦安港 吉久 ムギ/マルイカ


イカが食べたい。でもイカ釣りには電動リールが必要。船釣り初心者の自分には、ようやく先月にカウンター付きリールを買うのが精一杯。(竿だって4980円!)

でもマルイカなら、浅いから手巻きでも大丈夫と市瀬氏よりメールを頂き、調べてみると、これなら大丈夫そうだ。よし一度行ってみよう!と思い遂に4/25に初挑戦することになった。

この日は休日出勤の振替で休み。さてどこから乗船するかと、新聞を探すがペルー記事に押されて釣り欄は僅か。しまいに25日は5.10日で、道路は混むよと言われ、先月鰺釣りと同様に結局自宅から20分で着く浦安の吉久から乗船することにした。

ムギ・マルイカは7時出港なので、6時過ぎに船宿に到着すると、さすが平日ガラガラ。料金8000円を払い,船に乗り込むと先客は4名。
トモは埋まっていたので、左舷のミヨシに席を構え準備する。隣の鰺船は10名以上乗っているに対して、イカはもう一人追加して6名で出船。
目指すは金谷沖。天気が良く羽田沖から富士山が眺められこれは幸先がいいぞーと思ったが・・・

吉久の快速船は1時間10分で金谷沖に到着。

投入の合図で、早速おもり(120号)を放り投げると、スッポポと仕掛けが出ていく。おおー出ていくと感心しながら48Mで着底。意外と浅い。
船長のアナウンスでは、底から2、3Mで反応があるから、10M位までしゃくっての事。

「ん、イカのしゃくりってどうやるの?」まあ、見よう見まねやってみるが最初の流しは不発で移動。
僚船が集まっているポイントで、投入するが、どうも良くない。
回りの船も駄目のようだ。それ以前に自分の腕も悪い!

3度目の移動で当たり始めたようで、マルイカが上がった。移動の際に仕掛けを上げると,船長が来て「お兄さん,イカズノ14CMじゃない、11CMの方が良いよ」と言われる。
あれれ、前日買った仕掛けが14CMズノだったのだ。こりゃ失敗だ、交換しようにも、買わなくてはと船長から買い求め次の流しは見合わせ。

しかしこういう時にイカがあったるようで、各自1、2ハイのマルかムギイカを上げる。
次の流しで戦線復帰するが、既に遅し。ラッキータイムは終了。
移動を繰り返すが、当たりが無い。それ以前に???

ツンツンと竿先がお辞儀した! おっしゃ!きたぞーと慎重にリールを上げ、仕掛けを上げるが、うっそーどこにもイカが居ない!貴重な当たりを逃すとは・・・

反応が無くなったのか、船は先週シロギス釣りをした岩井沖の進めるが、ここも渋い!渋すぎる。
すで 82ノ2時間が経過、次第ににボウズの文字が大きくなっていく。おもりが重くて疲れてくるのでおもりを100号に替えてシャクリつづける。(ガラガラでお祭りしなそうだから)

時折,カツンと信号が来るがツノに触るだけ?
移動で仕掛けを上げると、胴長8CMの子イカが付いているでは無いか。
スミを吐いて抵抗するので、樽の中に入れやる。貴重な一匹!時折,乗ったと言うアナウンスが入るが左舷ばかり。

岩井沖を13時半頃まで流すが、船中ポツポツ状態で、再び金谷沖まで戻るが、反応が無くらしくさまよう。

船長はイカの群を探して頑張ってくれるが、駄目駄目の連続で沖上がりの時間。船長は今日は悪い日だったねと・・・

15時過ぎに沖上がりで帰港する。左舷の人は9ハイも上げたとか。ちっちゃいイカをクーラーに仕舞う。でもかわいそうだからリリースしようかなと思ったが、船は飛ばしているの危ないので止めた。
やはりイカは難しい。でもイカが食べたいからまたチャレンジしよう!







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