ニュージーランドの釣り


まずは前夜祭 半夜のSnapper(鯛)釣りです

日時:平成9年12月11日

場所:ニュージーランド・オークランド湾
料金:160ニュージードル(日本円換算約13000円)
   送迎・エサ・竿仕掛け一式・日本人釣りガイド同行
   (オークランド富士丸)

NZでの釣り第1日目は、オークランド湾でのタイ狙いのナイトフィッシングです。16時半に現地のフィシングツアーガイド「オークランド富士丸」の入谷さんが、ステイ先のホワイトヘロンホテルまで迎え来て、いざフィシングへ!

市内のハーバーまで10分程度で到着。釣り具なんかは全て富士
丸さんで、用意してくれるので、人間だけが行けばOKと楽チンです。日本の船釣りみたいに、合羽やブーツなんかは要らず、普段着のままで乗船します。本日の釣り船はエンタープライズ号です。(多分12〜13tクラスかな)釣り船と言っても、流し・レンジ・ガス・船室が完備されて

驚くのはこれからで、まずロッドは硬めの1.8m万能竿、リールは両軸を使いましたが中にはスピニングでやる人も居ます。道糸はナイロンの8号クラスです。仕掛けは、ハリスも8号クラスで、枝針2本の胴付き仕掛け。オモリは50号相当です。針は、これまた馬鹿でかくて

さらに、エサは「冷凍イワシ」のぶつ切りです。イワシでタイが釣れるぅ???もうここまでくると日本のタイ釣りの常識は通用しません。入谷さん曰く、「偶に日本の仕掛けや道具を持ってきてやる人がいますけど、釣れません」だって。ところ変わればと言いますが・・・それ

船は5時半に、自分と入谷さん、現地の客(外人)総勢で6名で出船です。5時ですが、ここま南半球、夏真っ盛りで、昼過ぎの明るさです。ポイントは港から航程30分程の場所で、アンカーを入れてのかかり釣りです。15cmの冷凍イワシを3つ切りにしたのを針に付けて投入で

船長がサビキ(現地もサビキで通用します)を入れたとん、30cm級の大アジが鈴なりです(日本じゃ・・・)入谷さんは、保険用にサビキでアジ釣っときますね言って、サビキ仕掛けを入れたら大アジです。船長が釣ったアジを捌いて、刺身にして食べろと、なんと醤油にワサビを

竿先が「グッグ」とアタリがあり、合わせるます。すると、横走りします。ん?サバかぁ?と思って上げてみたら、それは40cm位のサーモンの一種で、名前は忘れましたが入谷さん曰く「美味しくな

い」との事でリリース。日が高いのでタイはまだ姿を表しませんが、夕暮れが迫った7時半過ぎ。右舷オオドモの客にヒット! それもスピニング!もう強引に巻いてるって感じですけど、目測で60cmオーバーの良形が取り込まれます。

よっしこれからと、用意していただいた、おにぎりを食べて臨戦態勢です。それからこの客と船尾で竿を出してる船長が立て続けにヒットさせてます。それも40cm以上の型ばかりです。おにぎりを食べてながら置き竿にしていた入谷さんの竿が、ガクガクと喰ってます。上がってき

取りあえず血抜きしてキープです。NZでは徹底したリリース規程があり、タイは27cm以下はリリースすることになっているので、この27cm以下はリリースしなきゃいけません。(でも、飲み込んでしまったりした場合はこの限りじゃないそうです)この後、自分にも待望のアタリ BE」と答えます。
ドラッグを調整しようとした瞬間、テンションが消えてしまいました。うーざんねん。

入谷さんも、結構竿がしなってたから大きい奴でしょうと言うので、ええい次こそ!今度は、エサも大きめにしてイワシを1/2づつ針に刺して投入です。薄暗くなった8時半過ぎに、再びヒット!でもこれまた、バラシに終わってしまいます。どうやら、早合わせだったようです

さて、9時を過ぎて回りも暗くなりそろそろ上がる時間が近づいてます。うーー、やっぱタイには縁がないのかなぁと諦めていたら、アタリです。今度はちゃんと喰わせて、慎重にやりとりをすると、上がってきたのは25cm程のマダイです。おおーやったー、初のタイじゃ・・・と

結局、キープサイズを上げる事が出来ないまま、21時半沖上がりの時間です。釣果ですが、入谷さんが、タイを1枚にアジを数匹確保用を釣り上げただけで、自分はリリースサイズが1枚です。さすが船長は、立て続けに良型主体(最大は75cm位あった)に7枚も上げてます。次 22時過ぎに港に戻り、ホテルへ向かいます。

で、釣った魚はどうしたかと言うとステイ先のホテルにはジャパレス(日本食レストラン)「さくら」がありまして、ここで調理してくれます。ただ、この日は既に夜遅くて板前さんが帰った後で、冷蔵庫に保管してもらい翌日刺身になることになりました。


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