[日時]:98年7月11日(土) 茨城名物の夜イカが開幕して、7月に入ってから好調が続いている。昨年はイカに泣かされた自分は、昨年の敵を取るべく、今回は波崎の船宿、仁徳丸に予約(行きつけの床屋の親父も釣り好きで、夜イカは鹿島より波崎の方が空いてるよと教わった。) 夜釣りと言えば、Funeturi-ml名物の「ダブルヘッダー」。釣り雑誌にイサキの白子の調理方法が載っていたので、これを味合うべく、大原のうすい丸と掛け持ちに決定! 前夜、素泊まりするので、車を京葉−東金−東金・九十九里−波乗り−128号の新ルートで1時間45分。早かったけど高速代の1,510円と一人ではちょっと高い。 10時半に港の船に着くと、既にトモはクーラーが置かれていて、右舷の胴の間にクーラーを置いて宿に。11時に寝るけどなかなか寝付けない(^_^; −第一部・イサキ編− 朝、4時少し前に起こされ、準備して船着き場に向かう。今日のお客さんは19人と盛況。
イカ短が配られ、お母さんによるとウィリーは喰わないらしい。 移動しても最初にポツっと来るだけでめちゃ渋状態で、イサキが「ボ」の人が自分を入れて数名。ひーん、イサキ釣りでボは悲しいぞーしかし、シャクッてもアタリは無し。 8時を過ぎて、晴れてきて暑い!。でも、釣れない。風も無くてべた凪ぎ状態で、外房の海とは思えない程の凪ぎ。うーん凪ぎ倒れかぁ。10時から太東沖を流すけどアタリ無し。少し移動した所でアジが釣れだすが、群が去るとしばらくシーンとなる。ここで各自お土産を確保。自分の大中小アジを取り混ぜ10匹ゲット。この時ヒラメ用に丁度良いアジも釣れたけど時間が無いのでヒラメ仕掛けは下ろさず、沖上がり。 ここでよぎるのは、夜の部。まさかイカも釣れないんじゃないだろうなぁ・・・港に戻り、お土産のイワシを貰って道具をしまう。一杯釣れたら親戚に送ろうと発砲を持ってきたのがいけなかったか・・・宿でお昼のうどんを頂いて、台所を借りて夜イカの「沖漬け」のタレを作って準備万端。 |
−第二部・夜イカ編− 1時過ぎに今度は波崎目指して出発。大原から海岸線を北上し所要2時間で到着。船着き場は銚子大橋のタモトで到着したら、船宿の女将さんが居て、挨拶をすると「加藤さんは、幸運丸に乗ってください」との事でちょっと離れた船に向かうと既に2名がミヨシにクーラーを置いてあった。トモが空いていたので右舷オオドモに陣取って、車でしばらく休憩。 3時半頃、若女将が現れ受付をする。いやーまさに「若」って感じ。若船長も自分と同じ位です。昨晩は出なかったが一昨日は頭で67杯だったそうな。 ドタキャンの客3名が居て4時45分出船。鹿島沖のポイントを攻めるらしく航程1時間半との事。この間にツノを交換したりと仕掛けを作ります。まずは様子見で11CMツノと14CMを2つにスッテ1つの5本にしてみる。竿は先週買ったばかりのマミヤOPの新ガイド竿80-300をセット。オモリは50号との事だが60号をセット今日は満月なのですが、薄曇りでツいています。凪ぎの海を走ること1時間半、僚船がパラパラ見えるポイントに到着。うー長かった。ポイント付近では北東の風が吹いてきました。 6時半パラソルアンカーが入って、集魚灯と付いて「はい、どうぞー底に反応があるから底から探って」のアナウンスで開始。オモリが65Mで着底し、シャクリ始める。無線もあまり芳しく無い事言ってるしあまり期待せずにシャクると50M位で「ズドン!」と乗り!数点掛けしたみたいで、結構引きます。にたにた顔で上げると30CMのスルメが3杯。おーいいねー!しかし単発の群だったのかその後が続かず、船長が「20M〜50Mにパラパラ反応があるよ」と言いますが乗りません。 日もドップリ暮れた7時半、突如とやってきました。フィーバータイ〜ム!仕掛けが20M〜30Mの間で糸ふけが出て仕掛けが下りません。合わせをくれると「ズンズン」と引きます。もうあちこちで水鉄砲の嵐です。無線もいままでの嘆き調子がウソのように、盛況を伝えています。下ろす度に3杯、4杯掛け。ムギイカ君は沖漬けタッパーに入れて、スルメは樽に入れていき、30分の間に25〜6杯を上げました。でもこの間にツノを代えた際にツノの結びが弱かったようで、数杯、ツノ毎ロストをしてしまいます。 8時を回ると、波・ウネリも高くなりバラシも多くなりますが、乗りは活発です。さらに近くに鹿島の船が来て流し始めると、群が分散したのか乗りが落ちてきました。 9時半、風ウネリとも強くなって「風が強いのであと10分位で上がります」のアナウンス。ラストスパートをかけて、2杯とスレでかかったアジを上げて終了です。途中まで数えていたけど、判らなくなってしまいましたが、40数杯を上げることが出来ました。去年はイカに泣いたけど、今年は調子がええです。(帰って数えたら41杯、記録更新!) 港まで2時間半かかって到着。帰りは追い波で時間がかかってしまいましたが、全員満足で下船します。片づけて眠い目こすって帰路につきました。あー、疲れた。でも、イサキは心残りだリベンジせねば・・・・ |