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平成11年3月27日（土）
[狙い] タチウオ（仕立て）
[船宿] 金谷港孫兵栄丸
[料金] 12,000円（４人仕立て、乗合は10,000円)
[仕掛け] 船宿「職漁船」仕掛け（2個500円）
[釣果] 70cm〜120cm ９〜１９本（船中）
自分14本
会社の釣り仲間での釣行と言うことで、ハナダイのリクエストがあったが茨城沖ではムラがあるので、このところ金谷のタチウオが安定しているので、いつもサビキアジで行く孫兵栄丸に電話して、仕立て船をお願いします。
金谷のタチは活イワシを使うのでちょっと面白いのでいつか行ってみたい思っていただけに期待しちゃいます。
当日は６時半出船と言うので、船宿に向かう道中は霧が立ちこめて、竹岡あたりからいつも見える、久里浜が全然見えない。
宿に到着して、仕掛けとかを積む。女将さん曰く市販の仕掛けより職漁船で使ってる仕掛けの方が良いよ言うので、人数分を受取り出発。
４人なので、トモとミヨシに２人ずつ別れ、自分は右舷ミヨシに入る
６時４０分頃に出航するが、海上は濃霧。霧笛が飛び交う中慎重に船を進めます。なんせ霧の中から「ぬーっと」タンカーやらコンテナ船が姿を現すので、30分で観音崎沖に到着するところを45分かけて到着。
既に、金谷の船が流しているが、無線からは芳しくない声が・・・
じゃあ、イワシを下顎から上顎に抜いてやってみてと船頭。
仕掛けは２本針でハリスは８号で針はタイテンヤ針みたいな奴で三又から下はハリス2m、上はハリス1mに天秤と三又の間は1mなので、全長3mと長いです。
下バリにイワシを着けてまず海に入れ、上バリにイワシを付け、天秤を入れてタナに落とす。タナは70mと言うので、70mまで落としたら、ゆっくり上へ上へとシャクリ上げる。
みんな慣れない手つきでイワシを付けて投入するが、肝心な当たりが無い。
ちょうど、干潮の時間で潮が流れてないので、口を使わないのか・・・
神奈川県側の船もやってきて船団に加わるが、全部で20船位と最盛期に比べるとかなり少ない。（どうやら、この日は職漁船は休みだった）
１時間程経って、すこし移動するとアタリが出始め、あの感触が来ます。コツコツと言うアタリが来ますので、ヒラメと同じ食い込みを待ち十分食い込ませた所で合わせると・・・スッカ！ あれま
トモから「来た来た！うわーすげー引き！」と声が聞こえます。すると自分にも再びアタリが来たのでゆっくり合わせると、今度は乗りました。
強い引きを楽しみながら上がったのは80cmのタチでした。トモでは同級の一荷で来たらしく、釣った本人は赤い顔して、すっげーと感動してました（笑
この後、ポツポツとアタリが来るたび、「クッソー」とか「エサが無い！」とか声がしてヒートアップ！
潮も流れ始め、型も良型ばかりになってきます。メーター級の一荷だと、80号のワラサ竿がひん曲がります。
自分は電動ですが、他はみんな手巻きです。ひいこらいいながらつり上げてます。
神奈川側のルアー船やエサ船などを見ていると、一生懸命シャクッテいますが、アタリは少ないようです。
イワシエサだとアタリは頻繁に来ますのでいろいろ攻め方を試すことができてヒラメの練習になる（カモ）
ゆっくり誘って、アタリがあればじーっと待ってみたりするより、アタリが合ったら一回合わせて直ぐ落とし込むと、一発で食い込んだりする事が多かったりと勉強になりました。
一時は船中入れ喰い状態にもなり、右舷トモに入った船釣り２回目の仲間も船頭が良く世話してくれたおかげで、数を伸ばします。
左舷ミヨシはさすがヘラ釣り師、コツを掴んだらあれよあれよとつり上げます。
みんなタチの引きを充分楽しんでいるようで、連れて来た甲斐があります。
自分もツ抜けしたので、あとはゆっくりいろいろなアワセを研究し、飯を食いながら遊びます。
置き竿でアタリがあったら、電動の自動シャクリモードに入れ逃げるイワシを演出(?)すると喰い上げて来る奴も居たりと楽しませてくれます。
持ってきたクーラもＭ級が上がるたびに埋まっていきますので、尻尾がはみ出る仲間も居て大笑いです。
正午を過ぎたあたりからポツポツと雨が降り出し、12時半に金谷の乗合船が帰り始めたとたん、船頭が「良い反応だー」とどんどんやれーって言われますが、クーラはもう入りきれないよーと言いながらみんな投入します。
次第に雨が強くなったし、クーラーも満タンになったので13時20分沖上がりをお願いして、帰路につきます。
船宿でいろいろな料理方法を聞き、帰って裁くかぁとニコニコ顔で車を走らせて家路につくのでありました。
家に帰り、近所にもお裾分けして、刺身にしてみると思った程脂は載っていなかったですが、逆に刺身ではちょうど良い位でした。
塩焼きも美味しいかったし、久しぶりの大釣り（？）で楽しかったです。
それぞれの家庭でも大満足だったそうです。さすがにあの姿を初めて見た家族はビックリしたそうです。
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