1階が駐車場となっていて入り口脇には源泉が流れ出てています。二階が受付になっているので、自動販売機で入浴券を買ってから受付に渡す方式です。

銭湯らしい脱衣場ですが、浴場は３階にあるので裸になって階段を上がっていくことになります。
内風呂のみで地下700ｍから湧き出る31.1℃の温泉を加温して浴槽に注がれていますが源泉をそのまま注いでいる「源泉風呂」があります。
もちろん加水・加温・循環なしで大人4人も入れば一杯になる浴槽ですがここが一番人気で、絶えず人が入っております。
源泉は若干黄緑色がかかっていて、鉄臭も感じられます。

冬場だとちょっと冷たく感じますが、入ると次第に体の毛穴に気泡がつきはじめます。六甲道の「灘温泉」もそうでしたが、この周辺の温泉には炭酸成分が多いのです。
源泉がそのままろ過もされずに注がれているので湯の花も舞っています。さらに良く見ると炭酸の泡もはっきりわかるほど濃いです。

炭酸成分のせいなのか？冷たく感じた源泉も長いこと入っていると気持ちよく感じられるので空いている時間に入ると独り占めで源泉風呂を堪能することがも出来ます。
ちなみに加温した浴槽ではほとんど炭酸成分が飛んでしまい泡がつくことはありませんでした。
こんな良質な温泉に銭湯料金で入れるなんて羨ましいものです。

銭湯なので、備品類はなし（受付で販売）、ドライヤー(有料)は脱衣場に常備