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山口県内で名の通った温泉の一つで、その中でも長門湯本から古くからある源泉を使っている共同浴場「恩湯」は温泉街の中心にあります。
音信川沿いにあって、特徴的なネオンがシンボルマークにもなっています。
共同浴場とあって朝6時〜夜11時までと営業時間が長いのが嬉しいところです。
入浴券は自動販売機で購入して受付に渡す方式です。
脱衣場のロッカーは全て「鍵」が無い状態になっているので、貴重品は有料のロッカーを使うようにします。
湯船は2つに分かれていて、それぞれの源泉投入口からどばどばと無色透明な源泉が流れており、浴槽からもその分オーバーフローする形になっています。
投入口では微かな硫化水素(硫黄)臭があり、PH値も9.59と高くツルツル度はすこぶる良い感じです。
源泉温度もちょうど良い感じになっています。特徴的なのは浴槽が深くなっていて小さな子供は一番深い所には入れない程です。
長門湯本のホテル旅館には3つある源泉をブレンドして配湯しているそうですが、恩湯は源泉から直接なので、一番鮮度が高いお湯と言うことになります。
ただ、夜遅くに入った際には、かなりの利用客があったことから、若干湯船のお湯がくたびれている感じがしました。多分、湯船の下方のお湯の入替えが無いか
らでしょう。翌朝6時半に入った時には、すっきりしたお湯になっていましたので、入浴は朝がお勧めです。
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