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別府市内から離れた明礬地区は硫化水素(硫黄)の香りが強く漂うエリアです。俗に言う硫黄泉で人気もあるのですが、宿は鉄輪や別府地区に比べて少なく、また小規模な宿ばかりで静かな地区でもあります。
明礬地区には市営の共同浴場が2つありましたが、現在は「鶴寿泉」だけになってしまいました。
草津の共同浴場を思わせるたたずまいで、日曜の朝8時過ぎとあって、誰も居ない状態だったので、浴槽の写真も撮影できました。
明礬地区でも人気スポットと言うこともあり、多くの観光客が訪れ入浴するのですが、源泉温度が高いので水道水で加水してぬるくしてしまうとの話を聞き、まだ観光客が来る前に入る為、早くきた甲斐がありました。
木枠で作られた浴槽に、硫化水素臭がばっちりの源泉が注がれ、若干白濁していますが、どちらかと言うと透明に近い感じです。
源泉を舐めてみると酸っぱく感じ、PH値は2.5と低く雲仙温泉を思い出します。(ホント九州は良質の温泉が多くて羨ましい)
掛け流しになっていますが、源泉が高温なので投入量は多くはありませんが、殺菌性が高いのでさほど問題はないでしょう。逆にどんどん加水されて温度が下がり温泉らしさが消えてしまう方が怖いですね。
備品類なし
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