妙見に数ある温泉の中でも、この宿自慢の「キズ湯」は南西戦争の際に島津家の家人が見つけ、キズを癒したことから名のついた由緒ある温泉で、源泉温度が33℃と低いのが特徴です。

キズ湯はこの山水荘の内湯に使われており、温度が低いのでついつい長湯してしまいました。ほぼ透明な湯船に入ってしばらくすると体に炭酸の気泡が一杯ついてきて、ソーダ水の中に入っているような感じです。

もう一つの湯船には、薄い茶褐色の高温の温泉が使われており、こちらも掛け流しとなっています。高温なので井戸水で加水されていますが、この井戸水も水質検査の結果、温泉法のよる温泉と言うことで、２つの源泉のブレンドと言うことになります（掲示にいると温泉成分は変わらないらしい）

こちらも、温泉に浸かっていると、炭酸の気泡が体について気持ちが良いがちょっと熱いので長湯できないのが残念。

なお、リンス入りシャンプー、ボディーソープ常備されているがカランの類は無く、温泉を桶ですくって体を洗うなりするしか方法が無い

山水荘のゲストは、本館のお風呂、露天風呂も利用できる