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雲仙温泉の古湯地区と呼ばれるエリアにる家族的なアットホーム的な宿です。週末に一人でリーズナブル(2食込みで9千円以下)に宿泊できます。
雲仙温泉では「地獄」と呼ばれる湧出地から引き湯している宿が多いですが、「かせや旅館」は敷地内に自家源泉を持っていて、男女別の大浴場へ配湯されています。
家族風呂もあるそうですが、現在は湯量減少により閉鎖しているとのことです。
硫化水素(硫黄)臭が漂う浴場には、浴槽が1つあり、24時間入浴が出来きます。
浴槽は少し小さめですが、部屋数が少ないので、そんなに込み合うことありませんでした。
源泉がなみなにと注がれていているので、温度は熱めです。ですので入浴の際は加水しないと入れません。浴槽近くの水栓をひねって加水できるようになってます。でもある程度温度が下がったら加水は止めてときましょう。
温泉は白濁しており、湯をかき混ぜると底の方に貯まった濃い温泉成分が舞い上がってなかなか壮観です。
源泉投入口では透明がかかっていますが酸化するのか浴槽では見事に白濁しています。飲んでみますと、鉄の味と酸味があり、なかなか面白い味でした。
後で女将さんに話しを聞いたら、普段はエメラルドグリーンに近い色なんだそうですが、雨が降ったりすると白濁るようになるとのことでした。次回はそのエメラルドグリーンの時に入ってみたいものです。
浴場にボディーソープ、リンス入りシャンプー常備。ドライヤーはフロント貸し出し
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