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只見川に沿って走る国道252号線から脇道に入って直ぐにある温泉です。この辺りはスノージェットと呼ばれる雪囲いがあるので、「つるの湯」の看板を見落としそうになるので注意が必要です。
駐車場が温泉施設の3階になっていて、入口のエレベーターで1階へ降りる形になっています。1階の受付脇にある自販機で入浴券を購入する形式になっていて、ホームページを印刷して持参すると割引になります。
館内は、会津らしい民芸調になっていてぬくもりの感じられる施設です。脱衣場は篭になっているので、貴重品は廊下にあるロッカー(100円リターン式)を利用します。
内湯は、洗い場のカランが8つと少々少ない感じもしますが、浴槽は、長方形で20人位は入れる感じで、窓越しに只見川が見渡せるようになっています。源泉温度が少々熱いので、浴槽に直接入れ込むのでは無くて、温度を冷ます貯め場があり、加水せずに適温になった源泉が湯船に入るようになっています。
床には温泉成分が堆積していて、温泉の成分が濃いことを証明しています。
源泉は、黄緑色の濁湯で、この手温泉に多い鉄分を多く含んでおり、飲泉用のコップから新鮮な源泉を口に含みと、塩分と鉄の味がしました。なんか便秘に効きそうな感じです。
露天風呂の方は若干の段差があります。通路には雪囲いがあり冬場は重宝することでしょう。
浴槽からは、只見川が一望できてとても爽快な気分にさせてくれます。この辺りは下流の宮下ダムで堰き止められているので、流れが緩慢になっていて山間の川とは思えない佇まいです。
自炊が可能な湯治棟もあり、日帰り客でも料金が倍になる一日券を利用してゆっくりする人も多いそうですが、確かにそれだけのことはあります。
リンスインシャンプー、ボディソープは洗い場に、ドライヤーは脱衣場に完備
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