LAST UPDATE 2011.9.18
関東のJR・私鉄・地下鉄・バスが一枚のスイカ(Suica)・パスモ(PASMO)ので利用できるようになりかなり便利になりました。
一時はカードが不足して発売が止まる等、色々と話題が尽きなかったパスモですが、最近は、オートチャージの金額を自由に設定できるようになったり、定期券一体型のクレジットカード&パスモの発行などと、随分使い勝手は良くなってきました。

さらに電子マネーとしても使える店舗も駅ナカ店舗から商店街まで幅広く使えるようになり、かなり便利になりました。
それからまだ勘違いされている方も多いようで、「オートチャージ対応のパスモに定期券機能を載せられます」よ

鉄道各社では自社系列クレジットカードに系列会社を利用するとポイントが貯まる制度を導入していますが、今回のパスモのオートチャージ対応により、沿線顧客を囲い込みをより一層深めようとしています。今までクレジットカードで定期券を買えなかったのを自社カードに限り使えるようにしたり、 今までクレジットカードを発行していなかった鉄道会社もカード発行を始めてこの機会に獲得しようと躍起になってます。

では我々はどこのカードを使うのが良いのでしょうか?ポイントの還元率はほとんど横並びの0.5%ですからそう大差はありませんが、ポイント獲得できるのは鉄道だけではないので、自分の行動パターンにあったカードを見つけてみましょう。

まずは、こちらに各社の2月1日時点でのサービス内容をまとめた表がありますので下の一覧表を見ながら、次の順番で自分に当てはまるカードを選びます。

 1.通勤・通学などで利用する鉄道会社を選ぶ
 2.良く買い物する鉄道系デパートやスーパーがある鉄道会社を選びます。

そしたら、次のサービスがある「カード」に1点つづを加算します。

 1.乗車ポイントサービスがある
 2.系列デパートやスーパーを良く利用する
 3.系列会社以外の提携企業などのポイントから交換できる
 4.ポイントをパスモ(Suica)にチャージできる
 5.ポイントをJALANAのマイル又は提携企業と交換できる

で、得点が一番高いカードが、貴方にとって一番良いカードではないでしょうか?
マイラーなら、5番を自分が貯めてる方(JALかANA)に絞って加点したり鉄道に乗るより買い物の方が多い人には2番を2点にして加点してみるのもよいでしょう。
この加点評価方式ですと、ポイントを貯めたり使ったりするのを自社系列内でクローズしているカードは評価が低くなります。
個人的にクローズ型と呼んでいるカードは、自分達(企業)の都合を利用者におしつけていて、カードを使う人の事を考えてないカードは、駄目ということです。

だって、貯めたポイントがその系列系企業でしか使えないなんて、メリットが少ないと思いませんか?系列デパートやスーパーが近くにあれば、使うかも知れませんが、もともと鉄道系のデパートやスーパーなんかは、そんなに店舗は多くないですから・・・パスモにポイントを使ってチャージで出来ないカードは魅力無しです
そういうことから、必然的に東急・小田急は上記の加点方式では有利になります。面白いのは両者ともJALと提携している点です。
ANAマイレージとの交換が出来るのは、メトロと京成です。JALとANAで東京の東・西に分かれた感じがします。その京成は、楽天ポイントにも交換できるのもポイントが高いです。


今後、航空会社や量販店との提携サービスは増えていくと思いますが、 今のところこのカードが一番!と言うのが無い状況ですが、面白さでは「京成」が独自路線を走っていて京成線沿線なら持っていても損しないと思いますね。

下の一覧表を見て、貴方にあったカードを探してみてください。(ポイントサービスの内容は各社のサイトの情報を基に集計しましたが、変更などのより、内容が異なっている場合もあります)

この一覧表を見る時は、フォントサイズを「小」にしてみてくださいね

各社サービス内容一覧表
会社名 東武鉄道 西武鉄道 京成電鉄 京王電鉄 小田急電鉄 東急 京浜急行 東京メトロ 相模鉄道 (参考)
JR東日本
会社名
カード名 TOBUカード SEIBU
プリンスカード
京成カード 京王パスポートカード 小田急ポイントカード 東急TOPカード 京急カード ToMeカード 相鉄カード ViewSuica カード名
カード&パスモ一体型
年会費 無料 無料 無料 初年度無料 初年度無料
クレジット利用が1回でもあれば次年度も無料
初年度無料 無料 無料 無料 500円〜 年会費
ポイントGET 乗車ポイント
(運賃支払い時のみ)
(特急列車のチケットレスサービス利用時に購入額の3%) _ _ 1日の中で
?A:京王電車
B:京王グループバス
C:京王ポイントサービス加盟店で1000円以上利用

いずれか
2つの利用で
10ポイント

3つ利用すると20ポイント
但し、定期券・高速バス・深夜バスでの利用は対象外

毎月1日(初電)〜末日(終電)の1ヶ月間小田急線の月間乗車回数が
11回〜20回は運賃総額×3%
21回〜30回は運賃総額×5%
31回以上は運賃総額×7%
1日の中で
東急の電車とバスに乗車し、
加盟店で1000円以上のクレジット利用をすると50ポイント
_ 1回の乗車につき2ポイント
(ゴールドは5ポイント)
_ (Viewカードで購入した乗車券類は1000円で6ポイント) 乗車ポイント
定期券購入 鉄道定期のみクレジットポイント扱い
(購入額の0.5%)
105円につき
1ポイント
鉄道(新京成・北総含む)定期は1000円で5ポイント
バスは1000円で10ポイント
クレジットポイント扱い
定期(鉄道・バス)金額の0.5%
クレジットポイント扱い
(200円で1ポイント)
クレジットポイント扱い
(500円で1ポイント)
200円につき 1ポイント
1,000円につき5ポイント _ 定期券購入
チャージポイント
(オートチャージ含む)
クレジットポイント扱い
(チャージ額の0.5%)
1,000円につき
5ポイント
対象外 クレジットポイント扱い
(200円で1ポイント)
クレジットポイント扱い
(500円で1ポイント)
クレジットポイント扱い
(200円で1ポイント)
クレジット会社のポイント扱い クレジットポイント扱い
(1000円で5ポイント)
1000円で
6ポイント
チャージポイント
(オートチャージ含む)
系列ポイントサービス 系列デパート 購入金額の3%
前年利用額が
20万〜49万は5%
50万以上は7%
西武デパート利用分はセゾンの永久不滅ポイントとして獲得できる 1,000円につき5ポイント 購入金額の5%
前年購入額が、
20万〜79万は8%ポイント
80万円以上は10%ポイント
食品・書籍・レストラン等 1%ポイント
購入金額の5%
前年の購入額が、
10万〜49万は7%
50万〜79万は8%
80万以上は10%
購入金額の3%
前年利用額が、
10万〜49万は7%
50万〜79万は8%
80万以上は10%
100円(税別)
につき4ポイント
_ 1,000円につき5ポイント+購入金額の1% クレジットポイント扱い
(1000円で2ポイント)
系列デパート
系列スーパー 購入金額の1%
(第2、4日曜は2%)
西友利用分はセゾンの永久不滅ポイントとして獲得できる お買い上げ額の0.5%
毎週水曜日は5倍
210円につき
1ポイント
前月利用が、
21000〜42000円は3倍
42000円以上なら5倍付与
200円(税抜)につき1ポイント
前月利用額によってポーナスポイント
・2万以上〜3万未満100ポイント 
・3万以上〜5万未満200ポイント 
・5万以上〜7万未満500ポイント 
・7万以上〜10万未満1250ポイント 
・10万以上 2500ポイント
200円(税抜)につき1ポイント
さらにクレジット利用ポイントとして100円で1ポイント
_ 1,000円につき5ポイント+購入金額の0.5% クレジットポイント扱い
(1000円で2ポイント)
系列スーパー
その他 沿線の系列施設約100店舗 西武沿線の系列施設の他、全国のプリンスホテル、ゴルフ場など 京成線沿線の系列施設100店舗 京王沿線の系列施設など350店舗 小田急沿線の系列施設など300店舗 東急線沿線の系列施設など約500店舗
DCハッピープレゼント、三菱東京UFJポイントなどからも流通可
京急線沿線の系列施設など約100店舗 都内メトロ沿線の提携施設でポイント加算が可能  相鉄線沿線の系列施設など JAL、ビックカメラ、みずほ銀行の各ポイントからも流通可能 その他
クレジットポイント クレジットポイント扱い
(チャージ額の0.5%)
105円につき1ポイント
(プリンスポイント加盟店以外はセゾンの永久不滅ポイントとなり、200永久ポイントで1000ポイントと交換できる)
1,000円につき5ポイント(海外利用分は3ポイント) 利用額の0.5%
(京王グループ共通ポイントサービス加盟店以外ではクレジット会社のポイントとなり、1クレジットポイントを5ポイントと交換できる)
200円ごとに
1ポイント
500円ごとに、
1ポイント
200円につき
1ポイント
クレジット会社のポイント扱いとなり、貯まった200カードポイントを1000ポイントに交換できる 1,000円につき
5ポイント
1,000円ごとに
2ポイント
クレジットポイント
ポイント利用 パスモへチャージ _  _ 1000ポイントを1000円の利用券と交換の上可能
(以降500ポイント毎)
_ _
(ロマンスカー特急券の購入にはポイント利用可)
1000ポイントで1,000円 _ 1,000ポイントで1,000円分としてチャージ _ 400ポイントで1,000円分チャージ パスモチャージ
系列店舗利用 1000ポイントで1,000円の利用券に交換 500ポイント以上でポイント数に応じたお買物券などと交換 1000ポイントを1,000円の利用券と交換の上可能
(以降500ポイント毎)
1000ポイントで1000円相当のポイント券に引換え、京王グループ各社で利用 1ポイント1円換算で利用可能(デパートは1000ポイント単位で利用券と引換え) 1ポイント1円換算で利用可能(デパートなどは1000ポイント単位で利用券と引換え) 500ポイントで500円の利用券に引換え京急グループ各社で利用可能 _ 1000ポイントで500円の利用券に引換え、相鉄グループで利用可能  駅ビルなどの商品券と交換可能 系列店舗利用
JALマイル _ _ _ _ JAL-OPカードのみ
2000ポイントで1000マイルへ
JALカードTOPカードのみ
2000ポイントで1000マイルへ
10,000マイルを10,000ポイントへ
_ _ _ JALカード-Suicaカードのみ600ポイントで1000マイルへ JAL
ANAマイル _ _ 1,000ポイントで600マイル _ _ _ _ 1000ポイントで600マイル _ _ ANA
その他 _ _ 楽天ポイントへ流通が可能 _ _ _ _ 提携先のポイントサービスへ交換可能 _ ビックカメラSuicaのみ400ポイントで1000ビックポイントへ

みずほSuicaのみ2000ポイントで1000みずほポイントへ
その他
個人的な評価 オススメ度 ★★★ ★★ ★★★ ★★ ★★ ★★★ オススメ度
感想 典型的なクローズ型
ポイントを使える店舗が限られなおかつ、パスモにチャージ出来ないので、鉄道利用者向けでは無い。
どうせなら全てセゾンの永久不滅ポイントで貯められるようにした方が利用価値は高いのでは? ディズニーリゾート(オリエンタルランド)の一部施設でも1000円で10ポイントが貯まるのは面白い。さらにANA、楽天と提携していので利用価値が広がりそう。 クローズ型ですが、乗車ポイントのサービスをするは良いです。電車とバスを同時に使わないといけないにが使いづらいカモ ポイントでパスモへのチャージが出来れば言うことなしの三つ★です。でも特急券の購入にポイントが使えるのは良いですね 利用する人のことを考えているカードです。沿線の人は持っていて損は無いカードだと思います 東武と同じクローズ型です。
まだ500ポイントから交換できるので良心的かも知れません。但し交換から2ヶ月間以内に使わないとダメ
ANAと提携している唯一のカードです。
提携先が増えれば、言うことが無いので、今後に期待です
こちらもクローズ型です。
ポイント利用が1000ポイントで500円と言うのはセコイのでは?
JR線をメインに使っている人は、パスモよりSuicaの方が利用価値は高いです 感想

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