平成9年9月9日〜10日
今日のSR107便チューリッヒ経由ジュネーブ行きは「Swissair
ASIA」カラーのMD−11(HB-IWN)が102ゲートに居た。
搭乗の際にCクラスにグレードアップしてもらい、いざ乗り込む。
SRでは、Cクラスとファースト(F)クラスのシートを改良している最中でこのMD−11も改良型で、Cクラスは今まで2ー2ー2の配列を2ー3ー2として、その分シートピッチを50インチに広げ、パーソナルモニターを各席に設置するなお、大幅にグレードアップされている。
いままでのCクラスより格段良くなっているし、パーソナルモニターもJ*Lみたいに6インチ程度では無く10インチ程の大きさがありとても見やすい。
映画も、日本語版も用意されているのが心憎い。思わす一度見たこのある「インデペンダンスデイ」を見てしまった。
飛行機は離陸後、ラスベガスを抜けて、五大湖を見ながら一路スイスへ向かう。ちょうど五大湖あたりでおいしい夕食がサービスされ、腹一杯食べたらおやすみなさーい。ZZZ
目が覚めるとアイルランド上空を飛んでいた。ちょうど朝食が配られ始めたところで、オレンジジュースを飲んで喉を潤して、暖かいオムレツをほうばる。
チューリッヒ(ZRH)空港にはほぼ定刻通りにランディング。
あー去年の11月以来だから10ヶ月ぶりにZRHに戻ってきたんだなーとしみじみ思いながら、ターミナルビルを歩き、「TRAVELCULB」ラウンジに向かう。
SRの「クオリフライヤー」メンバーで年間4万マイル搭乗すると、上級会員の「TRAVELCLUB」(以下クラブ)になり、SRや提携関係の航空会社をYクラスで搭乗してもラウンジが使えるサービスがある。ここZRHではクラブメンバー専用のラウンジが設けてあり、ここを自由に使うことが出来る。
ここには、シャワールームもあり、東京からの長旅の垢を落とすことにする。
あったかーいお湯を浴びると生き返った気分になれるし、パサパサした髪を洗えるので、すごーく気分が良くなる。
ラウンジに戻れば冷たーい飲み物はあるし極楽極楽。(なんか自慢話みたいで済みません・・・)
さて、さっぱりて一息したところで、ブダペストへ行ってくるか!と腰を上げる。
なんで、ブダペストへ行くかと言うと、自分はチケットいつもヨーロッパ発の世界一周航空券を使っていて、旅行のたびにヨーロッパで一番安い国からのチケットを買って使っているのです。チケット自体は日本で買えるのですが、使い始めはその国から使わないとルール違反になるので、その国まで行く必要があるのです。
今回は、ブダペスト発が一番安かったので、前回購入した、アテネ発のチケットをルート変更してブダペストまで飛べるようにしたのです。
ブダペスト発SR3466便(HB−IXV)は機材・乗員ともクロスエアー(LX)が運航される。なおかつ、この便はマレブハンガリー航空(MA)のコードシェア便でもあるのでなんともややこしい。
約1時間40分のフライトで、ブダペストに到着する。
タラップを降りて新しい空港ターミナルへバスで移動するが、東欧らしいというかタラップを降りたら軍服の兵隊(?)が銃を下げて警戒している。
最近まで、ハンガリーには観光でもビザが必要だったが、ビザが免除になっている。
荷物をピックアップして税関もノーチェックで通り、到着ロビーから直ぐに2階の出発ロビーに行き、1時間半後に折り返すSR便のチェックインをする。
そう、ハンガリー滞在は僅か1時間半なんです。(ここまでいくともうビョーキですね)
今まで乗ってきた飛行機に乗り再びチューリッヒに戻る。
ここから、今回のメインディッシュであるケニアに向かうのでした。2時間半程の乗り換え時間があるので一旦入国して、空港内をふらつく。
SR292便は20時40分定刻に出発。これまたMD−11(HB−IWL)で考えてみると今回は、MD−11で世界一周することになるんじゃない!
だいたいSRはジャンボ5機しか持ってないしなぁ〜
このMD−11のCクラスは改良前の2ー2ー2配列で、ロスから乗った新タイプのCクラスに比べるとちょっと見劣りする。
機内はほぼ満席でした。SRのアフリカ線はいつも混んでいるそうです。
機内食を食べて直ぐに寝ましょう。なんてったて8時間で着くので寝れる時間が正味4時間ちょいしかありません。
明日はやっとケニア到着だ!
(つづく)
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