平成9年12月9日
バスはペンギンプレースのレセプションに到着。ここは、個人でペンギンの保護を行っており政府からの援助は受けてないのです。先ほどのロイヤルアルバトロスのビジターセンターに比べるとみすぼらしいですが、動物保護家からは高い評価を得ています。
説明を受けたあと、緑の合羽を着て再びバスに乗ります。
再び、海岸を眺めながら丘に登って行く最中に、ガイドが平たい木箱を覗いています。
小高い丘の観察所に到着した一行は、海岸から上がってくるペンギンを観察します。夕方(と言ってもまだ明るい、でも7時前後)に漁にペンギンが陸に上がって巣に戻って来きます。数は少ないですが、ペタペタとペンギンがあるいてやってきます。 こちらは、「イエローアイズペンギン」と言ってNZに生息する数少ないペンギンで保護されています。この写真のペンギンが鳴き声を発すると、夫婦なんでしょうか?もう一匹のペンギンが草むらから「てててー」と出てきました。 しばし、観察した後、今度は塹壕みたいに掘った穴からペンギンの巣を間近に見学します。 いくつかの巣があって、ペンギンが住み着いているのです。 覗き穴から見るのですが、結構暗いので撮影するときは注意しないと、フラッシュをたいてしまいます。ペンギンを含め動物撮影をするときはフラッシュを使っての撮影は御法度です。 撮影する前にフラッシュをオフにしましょう!さもなければ、フラッシュの所を手で塞いで(カメラによっては感電します)撮りましょう おっと、ほら、こんなかわいい子供も居ますよ。こういう小さい子供にフラッシュは良くありませんから注意しましょう! ガイド曰く、フラッシュもさることながら、動物による被害も深刻らしく、イタチやテンなど、人間によって持ち込まれた動物によりペンギンやNZ固有の動物が深刻な危機になっているのです。この保護区でも、多くの天敵動物を捕獲しており駆除に努めているそうですが、保護区以外に生息するペンギンも多いので、なんとかならないものなんでしょうか? と、このような話を聞いていたら、保護区に羊が入ってくるではありませんか! でも羊はペンギンに危害を加えないそうなので、一安心。
すでに時計は8時近く。ペンギンツアーももう終わりです。バスに戻り、再びレセプションに戻り合羽を返し、帰路につきます。 |
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