ペンギンを見に行くぞーその2

平成9年11月9日
ブレノスアイレスの街
なんとか無事に南米のパリ「ブレノスアイレス」に到着!

空港から市内へはバスで30〜40分との事なので、まずは米ドルを現地通貨に少し両替する。
アルゼンチンは1ペソ=1ドルの固定相場なので、米ドルもそのまま通用すると聞いていたが、でも最初は心配なので、50ドル程を両替してバスのチケットを買う
ターミナルの前からバスに乗り市内へ向かう
宿はGRAN HOTEL BUENOUSAIRESと言い日本からFAXで予約した。
4星級と言うことでシングルでUS116ドルとお高い。その割にはあまり良いホテルではなかった・・・

長旅の疲れと汚れをシャワーで流して一服する。すでに15時近くで、明日は朝直ぐにパタゴニア目指して出発するので、街を見るのは今日1日だけ。
こうしてはいられないと,まずは繁華街のフロリダ通りを見物しながら大統領府へ散歩する。
土曜日だけとあって休みの商店が多いがなんとなくヨーロッパを思わせる街並みでした。


さて、大統領府付近を散策した後は、ブレノスアイレス名物の「ゆがむ地下鉄」に乗りに行く。
ここの地下鉄は日本より早く開通しており、歴史がある地下鉄としても有名
特に、昔からの路線に今なお現役で走る木造の地下鉄はなんと、走っていると揺れで車体がゆがむと言う代物らしい
さらに東京の丸ノ内線で走っていた車両がここに輸出されほぼ原型のまま走っている
そうなると、元鉄ちゃんの血がが騒ぐ(?)。まずは国会議事堂を見にいくつでに地下鉄A線に乗る為地下鉄の駅に降り、窓口でトークンみたいなコインを買い,これを改札機に入れて乗車する。

ドアが「ガラガラ」と音がして閉まり走り出すと振動が凄い!噂通り,揺れが凄くなると車体がきしむのが良くわかる。木造なのでこんなにきしんでも大丈夫なんだろうけど,でも凄い凄すぎる!
一旦、国会議事堂を外から見物してさらに地下鉄で終点まで行き,再び戻ることにしたが、なかなか味わいがあって凄い電車だ。
帰りは途中駅でホテル方面に向かうD線に乗り換えたが、こちらは先程の木造ではなく鋼体製で、走っても歪むことはなかった

さて、一旦ホテルに戻り、夕食を食べに出掛けることにしたが、あまりお腹も空いていないので軽く食べたいなと思い、繁華街の一軒のピザ屋に入り適当にピザを頼んで食べたがどうも大味で美味しくなかった。結局1/3程残してしまった
さて、今度は元丸ノ内線の車両に乗るため、B線の駅で電車を待っていると・・・
「ゴー」っと来たのは紛れも無い丸ノ内線の赤い電車(400系)が走ってきました。
こんな地球の裏側で出会うとなんか嬉しくなってしまいます。
車内も日本時代と同様で、座って乗っているとなんか丸ノ内線で赤坂見附とかを走っている気分になってしまいます(^_^)。終点まで乗って記念に写真を撮ろうと思ったら,しまった!カメラをホテルに忘れてきてしまった。残念ながら写真をあきらめ目に焼き付けるようして再び戻り、 ホテルに戻ることにした。
ホテルに戻ると既に22時を過ぎている。明日は朝が早いので早く寝ることにしよう!

続 く

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