香港乗り物旅行記


香港乗り物旅行記

90年の7月の香港に旅行した時の旅行記です。PC-VANの「アジア大好き人間」にUP したものです。
もう古い旅行記なので、参考になるかどうか判りませんが・・・


ランウエイ31からのタッチダウンで、ちょっと残念な気持ちを抑えて入国審査へ並ぶ。
いつものごとく奥へ進む。
大抵の空港は奥に行けば空いていると考えて、進む。
案の定手前より空いている。
そこで思ったのですが、床には黄色の「ウェイティングライン」が引いてあるけど、 みーんな、無視して並んでいる。
韓国や台湾の時には結構厳しかったけど香港では・・・ 4人とも荷物を預けなかったので、団体出口に向かう。
向かう途中で円から香港ドルに 両替する。
今日は土曜日なので銀行が休みだから1万ほど両替する。
この日のレートは、 1ドル20.67円だった。
さて、出口に向かおうとしたら、Sが居ない。
もう迷子になったかと思ったら、柱の陰 に隠れていた。
Sは財布が無いと言って、荷物の中を捜している。
まさか、スラれたか? その時、彼の肩から下げていたバックのポケットに入っていたのだ、まったく人騒がせな。
団体出口には、沢山の出迎えと現地係員が出迎える。
私達の現地係員がいるのだけど・ 「Sさんのグループですか?」と若い女性が言ってきた。
そうだと言うと、現地係員だ という。
彼女に案内され、マイクロバスに乗り込む。
外は、まるで豪雨のような雨が降っている。
まったく初日からついて無い。
全員がそろって出発!!簡単な自己紹介があって、「今日は大雨なので、この後の市内 観光に行きますか?」聞いた。
初めてとあって一応行くことにしたけど、外は雨。
一旦、滞在先の「ロイヤルガーデンホテル」へ向かいチェックイン。
4人なので2部屋 に分かれる。
SとMが14階、自分とKが15階であった。
3階から15階までの吹き 抜けに、感動してしまった。
K氏が鉄道屋になるまえに、旅行社に勤めていて、添乗で 香港へ来たときに、このホテルをみてびっくりしたらしい。
さて、再びバスに乗り、まずはタイガーバームカーデンへ向かうのだが、あいにく休み であったので、入り口までの観光。
続いては、ヴィクトリアパークへの途中の展望台に 行く。
それにしても、道路が悪いのかしらないしが、揺れるなぁー


【香港乗り歩き旅行記・KCR編】 ホテルで朝食を取った後、歩いて九龍火車駅へ向かう。
ホテルから出ると暑い。
自分は シンガポールでこういう暑さは、体験したけど暑い・・・ ホテルから駅まで歩いて10分もかからない。
案内板に従いながらなんとかたどり着いた。
さて、切符を買うのだが、自動券売機が並んでいてる。
まず、上水までの運賃を見てみる。
「1等12$」よし、1等で行こう!。
見ると窓口があるのでそちらに行って買うことにした。
そういえば、台湾では硬券(硬い 切符)を使っていたけど・・・ 「ションソイ、ファーストクラス」と言って12$差し出すと、なにやら機械を操作して 切符を発券する。
切符は、硬券じゃなくて軟券であった。
他の3人も窓口で買っている なんとSは、100$紙幣を出して、切符を受け取ったまでは良かったけど、切符に気を とられてお釣りを貰うのを忘れて、駅員が大声で何か言っている。
Sが気がついてお釣りを貰いに行って一件落着。
駅員は「外国人はしょうがないな」と 思っているだろう。
(私達日本の駅員も同じことを思うことがあるし・・・) 時刻表を見ると、9時52分発の上水行きがある。
これに乗ることにした。
自動改札を 通ってホームへ降りる。
階段を降りたところがちょうど1等車であった。
車内は、私達だけであった。
4人とも思 い思いの席に座る。
K氏とSが2等車を見に行ってくる。
話によると、2等と1等の違いは椅子のクッション が違うようだ。
後日2等に乗ったけど確かにその通りだった。
列車は、定刻に発車する。
発車のときにベルがなるんですね。
鳴るとは思ってなかった 駅のポイントを渡って、下り本線(どっちが下り線かわかなないので、勝手に付けてし まった。
)に入る。
さて、ここから鉄道会話が始まる。
 K氏[ここは、交流電化なんだっけ?]
 S[そうですよ、たしか25000Vだったと思いますよ」
 私[そうするとサイリスタ制御かな」
 M「VVVFだったりして」
 S[この車両がM車ならいいんだけど・・・」
 K氏[VVVFってことはないだろう。もしかして、釣り掛けだったりして」
 私[ところで、ここはATSを使っているのかな?」
 M「さっき、線間に黄色の地上子みたいのがあったけど、それかな」
こんな感じで、業界人?会話が続く。多分なんの事かわからないので簡単に説明すると
 K氏「ここの、電気方式は交流電気なのか」
 S「そうですよ、ここは交流25000Vで電車が動いてます」
 私「電車の駆動方式は、サイリスタ(と言う方式で説明するとながくなるので省きます
   VVVFも同じ)制御なのかな」
 M「VVVFだったりして」
 S「この車両がモーター車だったら解るのに」
 私「KCRは、ATS(自動列車停止装置、ようするに信号違反できないようにする装
   置で日本ではほとんど装備されている)を使っているのかな?」
 M「さっき、レールとレールの間にATSの地上側装置があった・・・」
まあ、こんな会話が続いた訳です。
それから後で知ったのですが、KCRにしろMRTに しろ、ワンマン運転なんですね。
車掌って乗務していないのです。
さすが最新技術を使って いるだけのことはあります。

列車は新界地区を走り続ける。
それにしても高層住宅が多い。
一戸建ってほとんどないです ね。
でも電車で30分なら十分に通勤圏ですょ日本なら、新界地区にはまだまだ土地はあり ますから、これからが楽しみですね。
上水に近くなると、中国風民家が散在する。
確かにTVアンテナは、中国側を向いているの も、見掛けられた。
途中で廣州からの直通列車とすれちがう。
中国国鉄のマークが印象的だ。
今回は乗れそうも ないので次回は乗ってみたい。
絶対 九龍から30分、列車は上水駅に滑り込む。
私達の採点は、乗り心地=70点、車両=60点、車内の設備=80点、駅施設=60点と いうことです。
上水駅で終点なので全員下車したあと、一旦Y線(引き上げ線)に入っていく。
Sがすかさず、列車の後ろの写真を撮る。
その時モーター音を聞いていたK氏が「釣り掛け みたいな音だな」と言った。
それからパンタグラフの向きが車両によって違うのと3両で1組になっていることを確認し たようだ。
さすが、鉄道好きのK氏である。
さて、改札を出てバスターミナルへ行こう。


【香港乗り歩き旅行記・新界地区2界建てバス】
上水の駅を出た私達は左手のバスターミナルに向かう。
さすがに、ローカルなイメージをそそる街だ。
そういえば台湾の町並みに似ているような・・ 道のいたるところに、元朗行きのミニバスの広告が目につく。
ミニバスで行っても良いのだ が、なんせ初めてなので無難(?)のバスにする。
この上水バスターミナルから、「76K」のバスに乗るのだけども、どこが乗り場かな・・・ 「あった、ほら上に76Kって書いてあるじゃないか」とSが言った。
確かに、76Kと書 いてある。
76Kのバス乗り場で並んで待つけど、「暑い暑い」。
Sなんか首からタオルをぶら下げて 、まるで「おじさん」だ。
自分も帽子をもってきたのにホテルに置いてきてしまった。
それ にしても、バスが来ない。
日本みたいにバス停に時刻表があるといいのに。
(良く考えてみると、バス停に時刻表があるのは日本だけじゃないのかな) K氏が、「運賃はいくらなんだい」と聞く。
そういえば、先払いだったんだよね。
しかし、これもまた案内が無い。
困ったもんだ。
バスが来るまで解らないではないか! それにバスにはお釣りが出ないし。
一応、小銭を財布から取り出して準備しておく。
このバスターミナルの横をKCRが走っていて、音を立てて走りさる。
K氏とSが注意深く 見ている。
パンタグラフの向きが[>]のと[<]が車両によって違うらしい。
時間は、もう11時近くになっていた。
その時、近くに停まっていたバスがエンジンをかけ て、こちらに来た。
入り口に$2.6と書いてあるのを発見して、みんなに教える。
「2$しか小銭がないよー」とSが言うので、自分が立て替えて、5.2$払う。
2階建てバスに乗るのだから、やっぱり2階に乗らなくては話にならない。
階段を登って2 階に上がる。
「ラッキー一番前があいている」ここに座らなくては、思い座る。
Mが「随分高いなー」と 言う。
日本の2階建ては、3.8Mしか高さが無いのと違い本場の2階建てはさすがに高い。
「ぶるぶる」とエンジンが唸りだして、いざ新界地区2階建てバス紀行に出発! 交差点を曲がるときに、なんか倒れそうな気がして、ちょっと怖い。
街を抜けて、郊外の道を走る。
さすがに見晴らしは最高!!。
すれちがう車が小さく見える。
それにしても、ミニバスと良くすれちがう。
どうやら、上水と元朗間の交通手段はミニバスの方が優位に立っているようだ。
ちなみに7 6Kバスは昼間の間は30分間隔のようだ。
「バサバサ」と言って木の枝に当たる。
Mは眼鏡をかけているのだが、前からごみが入って きて眼鏡が汚れると嘆いていた。
バスは、自動車専用道路の工事している区間の横を走ったり、完成した区間を走ったりして 行く。
Sが静かだと思ったら寝ている。
やっぱりSは鉄道じゃないとだめなのか・・ なんか、風景がシンガポールでゴーズウェイに行くときに見た景色に似ているような気がする。
高層ビルが見えてきた。
どうやらそこが元朗のようだ。
上水から約30分である。
K氏がSを「お客さん終点ですよ」と言って起こす。
バスは、次第に市街地に入ってくる。
Mが「あっ路面電車が走っている」と言った。
道を横 切るLRTが見えた。
しばらくすると、横にLRTのターミナルが見える。
Sが喜ぶ。
次で降りよう!。
と言ってすぐバスが停まった。
さあ降りよう!


【香港乗り歩き旅行記・LRT編】
バスを降りた4人は、LRTのターミナルへ向かう。
道路の真ん中をヨーロピアンスタイルの LRTが走っている。
ターミナルに着いた私達は、まずLRTの写真を撮る。
自分も愛用のキャノンAE−1Pで撮 影する。
個人的に二眼のオートフォカスが嫌いでごつい一眼レフを使っている。
元朗総站は、3つのホームがあり左から3番線=610系統、2番線=612系統、1番線= 611系統になっていて迷うことはない。
さて、切符を買うのだがどこで買うのかと捜す。
駅の端に事務所があるので行ってみようとす ると、Sが「こっちにあるよ」とホームから言う。
確かに、券売機だ。
運賃表があって、いくつかのゾーン別になっている。
ボタンも数字だけだ。
なるほど、ゾーン別になっている訳だ。
4人は、「屯門碼頭」へ行くことにした。
屯門碼頭は、ゾーン1で$2.5と書いてある。
まずは、$2入れて・・・「コロン」あれ? 戻ってきた。
「あっ!先にボタンを押すんだ」。
今度は、1のボタンを押して、「あっ2.5と出た」よしまず$2を入れてと・・・ 「ジッジッ」と言ってバスの整理券(日本のバスの話)みたいのが出てきた。
切符には、「5−>1」と大きく書かれて、あと日付けと時間が書いてある。
Sは、今回は1枚しか買わなかったので、Mが「もう一枚買わないかと」聞くと、 Sが「LRTは切符を回収しないから・・・」と言った。
さすが、調査済みのようだ。
K氏が「LRTのツリーストマップもらってきてよ」と言うので自分とMが貰いにいく。
Mが 窓口で「LRTツリーストマップください」と言った。
さすがに自分もびっくり! だって普通なら「I Want LRTMAP」とか言うのに、Mは、ーマップまで英語調でその 日本語になっている。
係員も「なんか変な外国人が来たぞ」と思ったかも・・・ その後、Mが一応英語で話している。
係員もいろいろ親切に、乗り場とか教えてくれているよ うだ。
なんとか「輕便鐵路索引圖」なるものを手に入れた。
さて、前置きが長くなったが、LRTに乗ってみよう。
一番時間が掛かりそうな610に乗る ことにして、ホームに停まっているLRTに乗り込む。
車内は冷房も効いているし、きれいな感じである。
さすが最新鋭だけある。
4人は一番前の席に座り、運転室を眺める。
K氏が「ずいぶん小さいマスコン(ハンドル)だ な」と早速チェック。
「ドア」が閉まって、出発!。
Sが「加速はけっこういいな」と言う。
たしかに加速は後日に 乗ったトラムより良い。
元朗地区は路面電車になっていて、ステンレスのLRTと香港看板の 連なる道を走る。
Mが「あまり似合わない光景だ」と言う。
繁華街の停留所で、沢山のお客が待っている。
車内で、現地の言葉が交わされている中で日本 語でLRTの事をしゃべっている私達は、どう思われたかな・・・ 繁華街を過ぎるとLRT専用軌道になる。
ちょうど、K氏「改札がないからキセルが楽にできるではないか」と言っていたら、途中の駅 から制服を着た係員が乗ってきて、乗客のチェックをしている。
S「LRTは、こうやって抜き打ち(?)検札をして、切符を持ってないと高い罰金を取られ るらしい」と説明した。
なるほど。
LRTは、高層アパート街を走り続ける。
LRTはこの方が似合うよな気がする。
Sの話によると、LRTは、KCRの経営で、将来的には、上水あたりでKCRと接続すると の事である。
分岐点で、曲がるときに、LRTはウインカーを出して曲がる。
これは4人ともびっくりした。
そのときにポイントが変わるのだが、どうやって変わるのか???。
 M「ウインカーを出すと、変わるのかな」
S「運転台にキーボードがあるから、それじゃない」
K氏「ボードかもしんない。
でも曲がるとき、一旦停止するのはなんだろう」
結局、判らずじまいだ。
誰か知っていたら教えて! それから、所々で、ループ線があって、LRTは片方にしか運転台ないので、そこで回転する ようだ。
乗って、30分もうすぐ、終点だ。
だが私達は、大きな勘違いをしていたのだ、「屯門」の市 街地と「屯門碼頭」とは、全然違うのだ。
てっきり屯門碼頭が屯門だと思って・・ LRTの車庫を通り過ぎて、元朗から約40分、「屯門碼頭」に到着。
ここから中環までフェ リーがてでいる。
なんせ、バスターミナルもあって、2階はショッピング街になっていて広い。
さて、ガイドの地図を見て「屯門中心バスターミナル」に向かうのだが・・・ M「道が違うぞ」、そんな馬鹿な。
「だってさ、ここには橋が有るのに、地図には乗ってないぞ」 一同「・・・・」 K氏「LRTの所に戻るか」。
とぼとぼ戻る。
まだこの時は、屯門碼頭が屯門と違うとは気が ついてない。
戻った私達はガイドを見て、全灣まで行くバスを捜す。
バス停を見に行ったSが「あったあっ た」言って、呼んでいる。
一番手前のバス停が「59M系統、全灣」と書いてあってMRTのマークも書いてある。
バス も来ているので、急いで乗り込む。
2階席はあきらめて、1階の奥に座る。
さて次は、MRTだ!!


【香港乗り歩き旅行記・MRT編】
全灣(どうやっても全に草冠のが変換できない)駅前のバスターミナルに着いたバスで 私達は、バスに酔った人のお土産(?)を見てしまった。運転手が困った顔をしている

バスを降りて、私達は地下鉄の駅に向かう。
駅舎はなんか暗そうなイメージのコンクリ 色をしている。
Mが「あれが地下鉄と言っている」 さて、MRTのツーリストチケットを買いたいのだけども・・・あの窓口かな・・・ Sが厳重に警戒して(?)旅券を持ってきたので、Sに買わせる。
窓口から自分は離れ ているので、どのような会話があったのか判らないが、係員が旅券をめくって見ている どうやら、ツーリストチケットは買えたようだ、一人の旅券で4人分買えてしまった。
$20分だが、私達には少ないかもしれない。
実際に4人とも次の日には0になった。

なんか、ガラーンとしているコンコースだ。
韓国とシンガポールの地下鉄に乗ったが 暗いのかそれとも内装が悪いのか?こんな地下鉄は始めてだ。
Sが「韓国の方が地下鉄らしい」と言った。
たしかにそうかもしれない。
改札にチケットを入れて、ホームに向かう。
地上区間なのにホームは薄暗い。
上がコン コースになっているからだろう。
ちょうど列車が行ったばっかりであった。
どうやらここにMRTの車庫があるようだ。
K氏が「レールは、標準軌だね」という。
Sが「ここは、交流なのかな?」と聞く 早速、業界会話が始まった。
この後の列車が来るまで続く。

「ゴォー」と音がして、MRTが来た。
このMRTだが、最初「メトロ・レイルウェイ トレイン」の略かと思っていたら、違うですね。
自分は知らなかった。
始発なので、ステンレスの椅子に座る。
冷房も効いていて、涼しい。
なんか生き返る。
ステンレスの椅子についての議論。
 S「なんか座りにくいなー」
自分「シンガポールは、プラスチックだったよ」
M「日本じゃ考えられない。こんな椅子だったら客が怒るよ」
K氏「そんなに長く乗らないからいいんじゃないの。それからこのつり革見てみな」
3人がつり革を見る。
S「なにこれ」
自分「おもしろいね」
M「???」
K氏「完璧に日本ばなれしているだろう!」
自分「うーむ、この電車はイギリス製なのかな」
K氏「たぶん、そうだろう。
」 M「韓国は、日本そっくりだったよね。つり革も同じだったし」
S「そうそう釜山なんか、まるで日本のどっかの私鉄みたいだったもん」
ドアが閉まって走り出す。
 K氏「加速はいいねー。LRTは、最高で75q/Hしか出さなかったな」 S「MRTなら平均で80q/Hで最高は100q/Hぐらいかな」
 まだまだ業界会話続く。電車は、「ガー」と言いながら走る。
どうも地下鉄は、外の景色が見えないので、退屈だ。
乗って15分もすると退屈になる 「K氏が飲茶には、ちょっと遅いかもしれないなー」と言う。
確かに尖沙咀に着かのは 14時を過ぎる。
さてどうしたものだ・・・。
電車は旺角を出たので、もうすこしで尖沙咀に着く。
MとSは、寝ているし 早く、決断せねば。
結局、電車は尖沙咀に着いてしまった。
まだ昼飯が決まってない。
こおなったらマック にしよう!と言ったら、3人とも拒否されてしまった。
この後の食事については、食事編をお楽しみに・・・

なんだが、あまりMRTの話じゃなかったなー。
ようするに、MとSが寝てしまったと 言うことは、今までの乗り物が、良すぎてMRTはつまらないということだろう。


【香港乗り歩き旅行記・スターフェリー編 自分が、香港で乗った乗り物で一番気に入ったのが「スターフェリー」です。
いちばん、香港らしくて、旅情をそそる。

最初に、乗ったのは、夜に夜景を見にいくときだった。
ビクトリア灣を見ながら、乗り 場に向かう。
なんともアベックが多いこと。
結構、大胆なんですね。
さて、乗り場に着いたけど、どこで切符を買うのかなと捜していたら、みんな改札に 直接お金を入れている。
なるほど、切符ってないんだ。
改札に$1と書いてあるので、機械に$1を入れて中に入る。
ここで、左右に分かれている。
どっにいけばいいのかな? Sが「こっちに中環って書いてあるよ」と言う。あっほんとだ、こっちだこっちだ。

ちょうど船が行ったばっかりで、4人で窓からビクトリア灣を眺める。
 S「あそこに金星(ゴールドスター)の看板がある」
M「ほんとだ」
自分「金星もブランド品になってきたからね、そのうち日本にも現れるかも」
M「あれかな、一番高い銀行って」
K氏「そうだ、あれだ。香港で地震があったら、たまんないだろうな」
などなどと話しているうちに、船が着いた。
「ジリリリン」とベルが鳴って扉が開いた さて、乗り込む。
このとき、4人とも2等だと思っていたのです。
1等は、1階だと 思い込んでいたので・・・。
さて、どこに座ろうかな? どうせなら、前の方がいいや。
なるほど、椅子の背もたれって動かせるんですね。
よっこいしょ。
4人とも思い思いのとろに座る。
係留綱がはずされて、「全進全速!」 心地よい、エンジンが響き動き出す。
汽笛があればもっと良いのに。
ビクトリア湾は、そんなに波が無いので、ちょっとつまらない。
もうすこし揺れた方が 船らしいけど・・・でも窓から見える景色は、すごくすごく奇麗だ! いっぺんで、気に入った。 もともと、船は好きだったからね。
あっちこっちに浮かぶ船。
車を積んでいるフェリーもいる。
あーあ、もう着いちゃった。
残念。
さて夜景を見に行こう。
@2回目は、3っ日目の午後に中環から乗った。
今度は一人。
さて今回は、写真を撮らなくては・・・「連絡船同好会」の原稿もあるから・・・ 船に乗る人々、船内の写真、船からの眺め、すれちがう船、等など。
周りから、変な観光客が乗っていると思われたも知れない。
この時始めて、昨日乗ったのが1等だったと判った。
乗り場が分かれているとは知らな かった。
こんなこと、自分のガイドには書いてなかったのに。
昼は、昼間なりの旅情があっていいもんだ。
行き交う船も多い。
さすがビクトリア湾だ! やっぱり、スターフェリーは、最高!

【香港乗り歩き旅行記・トラム編】
今回は、トラム編ということで、ピークトラムとトラムの2つのお話しです。
★ピークトラムと夜景香港VS函館
 タクシーでピークトラムの新しい山麓駅に着いた4人は、切符売り場に向かう。
K氏「新しく建て直したのかな?」と前回来たときとちがうようだ。
しかし、私達には始めてだから、あまり気にしないで、山頂まで往復切符を買う 受け取った、切符を見て
 S「なんだこりゃ、これ切符????????」
M「レシートじゃないか!。
このトラム、ちょっとなめてんのか!」
自分「・・・(唖然)」
S「Kさん、前からこれだった?」
K氏「こうじゃなかったような気がするけど、良く覚えていないな」
こんな話になってしまった。トラムの乗車券がレシートとは、とほほ。
そんな、話をしていると、トラムが到着した。
 K氏「あれ!トラムが変わっている」
自分「本当だ。写真で見たのとちがう」
S「なんか、前の方がトラムらしかったのに」と残念そう。
そういえば、トラムが新しくなったって、聞かなかったなー。
それに2両編成だ。
ぶつぶついいながら、乗車する。
ドアが閉まって「ガタッン」とっ起動する。
鋼索鉄道だからモーター音とかはない。
次第に勾配がきつくなっていく。
M「碓氷峠よりすごいよ」
自分「50/1000のぐらいかな(鉄道で勾配の表わし方)」
S「もっとあるかもしんない」
M「あれ、停まっちゃった。あっ駅があるんだ」
急勾配を登って行く。車内には、日本人もいてキャーキャー言っている。
乗って、約10分。山頂駅へ到着。
では、駅の展望台に行って夜景を見ますか!

目の前に広がる香港の街並みの光が交差する・・・なんか下今市。
はっきり言って、予想していたより奇麗でない。
函館の夜景を始めて見たときは感動し たんだけど、感動の「か」の字もない。
「函館の方が奇麗だった」と言った。
ただこの4人の中で、函館の夜景を見たのは自分とK氏だけ。
 M「ビクトリア湾が大きな川みたい。街の真ん中を川があるみたいで」
自分「絶対、函館が一番。なんたって、町並みが広がっていくようで、奇麗だ!
香港は、固まった街でつまんない」
こんな話、香港の観光協会が聞いたら怒るかな?。
せっかく来たんだから、写真を撮ろ う。
カメラを手すりに固定して、バルブする。
周りで、日本人観光客かフラッシュを使 っているけど、「フラッシュ」で夜景を撮れると思ってんですか?。
日本帰ってから 夜景の写真がないと大騒ぎしなければいいけど。
(写真や勤める友人で夜景の写真が 無いと言って文句を言われたそうだ) 中には、撮れる時があるらしいが、どうしても夜景の写真を撮りたいのなら、バルブ 機能があるカメラと三脚を持って行きましょう! それにしても、MRTのツーリストチケットの夜景は奇麗に撮れているなー。
以外と修正されていたり。
そうバルブ写真っていうのは、カメラのシャッターを開けっ 放しでフィルムに光を当てる事で、普通シャッターは、1/500秒だけ開いて撮る。
そういう、バルブで何枚か撮って、さて帰ろう!

帰りのトラムは満席で座ることが出来ないので、立って帰る。
駅に停まっている時は 良いけど、発車して急勾配を降りだすと、普通に立っていられない。
体を傾けないと立っていられない。
それに何かにつかまっていないとおっこちそうだ。
 S「これ立って降りるって無謀なような気がする」
M「こんなに、傾けて垂直にならないよー」
自分「早く、着かないかな、この体制は苦しいぞー」
なんとか、トラムが山麓駅に着いた。
手すりにつかまっていた手は汗でびっしょり。
立ち乗りもスリルがあって、けっこう楽しいかも・・・

★トラム編
 トラムに乗ったのは、3日目の夕方に乗った。
意外と4人ともあまり感動しない。
なぜなら、駆動方式、運転方式も日本の路面電車とほとんど同じであったから・・・ ただ、2階がある路面電車って言う感じで、日本でも作ろうと思えば作れる。
トラムが香港らしい乗り物と聞いたけど、それは、日本で走ってないからだろう。
それに、香港島のもっとも香港らしい所を走っているのもそう言われるのだろう。
まあ、前置きは置いて。
 M「あっ来た来た」
自分「$0.6あるかな?」
K氏「2階は混んでるみたいだ、1階にするか」
と、残念ながら2階は、満席だったので仕方が無い。
1階で立っていくか。
銅鑼灣のSOGOの前から中環まで乗る。
自分は、ANAのオフィスに寄るために途中 で降りる。
「釣掛け」モーターの音を響かせながら、街の中を走る。
スピード感は無いけど、路面 電車らしい(?)走りである。
分岐点の交差点には、係りがいてポイントを操作しているようだ。
日本では、ほとんど 無人化されているのに、香港ではまだ手動のようだ。
車内は、暑い。
汗が背中を流れる。
早く着かないかな。
暑いよー。
こんな具合で、あまり乗ったときの印象が薄い。
2階に乗らなかったから? 次回、香港に行ったら、トラムの2階に乗ってみましょう!。
ちがう香港が見えるか あっ、三和銀行が見えたので、一足先にトラムから降りる。
6セント払って。
さて、ANAのオフィスに寄って発券し直ししなくては(この件についてはショッピン グ編に)。
そうそうトラムの写真も撮らないとね・・・


【香港乗り歩き旅行記・(番外編)食事編】
この、香港乗り歩き旅行記もまもなく完結しますが、私達は乗り物ことしか頭になくて 食事については、ほとんど研究しなかったため、ちょっとお粗末な結果となりました。

◇中華料理がたべたーい
 香港初日の夜、私達は中華を食べたいと思い、ガイドを調べると、私達の泊まってい るロイヤルガーデンの地下のレストランが結構美味しいと言うので、早速エレベーター で地下へ。
 K氏「なんか、貸し切りみたいだぞ。」
M「受付があるし、なんか結婚披露宴みたいだぞ」
K氏「どうしようか?」
自分「街にでようか」
S「なるべく日本語が通じるところがいいなー」
てな具合で、さい先が悪い。
さて、どうしょうかな? そうだ、「日航ホテルが近くにあったな。
日航なら、日本語が通じるしなんとかなる じゃない?」。
よし、そうしよう、全員承認したので、ホテル日航に向かう。
結局、ホテル日航の3Fにある中華レストランで、念願の中華にありつけた。
ただし、一人当たり650$と結構なお値段。
蟹だしのふかひれスープ、豚肉の野菜炒め、鳥肉の煮込み、海老の炒め、焼きそば、 チャーハン、デザートと腹一杯に食べた。
ロケーションもビクトリア湾を望めるので 窓側の席を予約しとけばよかったと、帰り際に思った。
これが、香港滞在中に一番高価な食事だった。

◇半島酒店で午後の紅茶
 K氏のリクエストで半島酒店でアフターヌンティーをとる。
さすがにロビーに格調が ある。
一度こんなホテルに泊まってみたいものだ。
ちょっと待たされて席に座る。
メニューも英語だ。
こういう所に日本語のメニューは、 似合わない(当たり前だ!) Mがここのチーズケーキが美味しいというので、紅茶とチーズケーキを頼む。
しかし、 Sは、ここまできて「コーク」を頼む。
「この暑いのにそんな物飲んでられるか」と 言う。
一同「・・・」。
紅茶が来るまで、辺りを見回す。
天井は高いし、広々していて英国調だ。
紅茶が来た。
なんか銀のポットが2つあるけど、中を見てみる。
「熱っい」ふたが熱く 中が見えない。
どうやら、一つに紅茶が入っていて、もう一つはお湯だ。
Mが「濃くな ったらお湯で薄めるんじゃない?」。
どうも英国風の紅茶は、飲みにくい。
3人で、紅茶に悪戦苦闘している時、Sはコークを飲み干していた。
 結局、そこで1時間位時間をつぶした。
ゆっくり、紅茶とケーキを味わいながら。
BUT、Sはコークを飲み終わった後、ひまそうな顔をしていた。

◇水上レストランで飲茶
K氏が「水上レストラン」で食事をしたいと言う。
そんな所に行ったらまた高くなる (ホテル日航の事があるし)から、他の者が反対する。
そんなこと言っていたら、Mがガイドを見て、「JUMBOには、昼間なら飲茶がある って書いてあるよ」 そんなら、お昼にJUMBOで飲茶と言うことでそれで我慢してもらうことになった。
タクシーに乗り込み、アバーンディーンに向かう。
このとき、K氏は「アバーンディ 」としか言わなかったので、アバーンディーンの街の方に連れていかれた。
違うとガイ ドブックを見せたら、今度は海洋公園に連れていかれた。
なんとか、「JUMBO」の 写真を見せて、なんとかサンパン乗り場に着くことができた。
JUMBOに着いた私達は、何人かの店の人に聞いて、テーブルに着くことが出来た。
飲茶を食べたいと言ったら、オーダー表を持ってきて、それに書いて注文しろと言う。
困ったことに、漢字と英語表記だけなので、なにがどれだか全然判らない。
しかたが無く、そこにあったもの全部頼む。
何が出で来るかお楽しみ・・・ しかし、一同飲茶と言うと、ワゴンで店内を歩くというイメージしか無いので、この オーダー式には残念。
それから、自分以外出された「普耳茶」はまずいと言って、ジャ スミン茶を頼む。
しばらくして、飲茶が運ばれてきた。
みんなで早速食べる。
「この餃子みたいの美味しい」「なに、それ」「それ一個ちょうだい」なとど言い、 これぞ飲茶を楽しんだ。
追加オーダーの時も、一個だけ残していて、「これもう1つ」 とか言って注文したり、悪評のあるJUMBOにしては、なかなか美味しい。
値段も1つ最高で$14とまあまあだった。
4人でたらふく食べて1人千円以下だった 4人とも満足な顔でJUMBOをあとにした。

◇最後の夜は日本食で
 最後の夜食は、なぜか「日本食」となった。
外に食べに出るのもおっくうだし・・・ 結局、ホテルの中の日本料理屋で食事をとる。
「らっしゃい」とちょっと変な日本語(?)でのれんをくぐると、まさに日本料理屋。
読売とか東スポなどもあって、久しぶりの日本であった。
ここで、4人で一品料理と定食を頼む。
さすがに日本よりちょっと割高かなと思うが、 香港に来て「あげだし豆腐」を食べるとは思わなかった。
自分は「刺し身定食」、Sが「豚カツ定食」K氏が「てんぷら定食」、Mが「鍋焼き うどん」を頼む。
今まで、ロングライスの米ばっかりだったので、日本米と緑茶が美味しい。
わざわざ香港まで来て日本食を食べるとは、さすが私達である。
値段は定食類が、だい たい$100前後だった。

◇空港でK氏怒る?
 空港の食堂(カフェテリア方式の所)で、K氏が席を取っていたので、後からならん だ。
そのときK氏の前には、台湾(とおもわれる)のおばさんツアーの一行が並んでい た。
そのおばさん連中は、あとから横入れするので、なかなか進まない。
手前の主食の所で、「あれはなに」って感じで大騒ぎする。
さすがに、怒ったK氏、おもむろにおぼんをとって、主食の前で騒いでいるおばさん 軍団の横を通って、お盆のレールにおぼんを「バン」と叩いた。
「頭に来たぞ」と言ってK氏が帰ってくる。
あれを見てたら、誰だってそうなるね。
K氏の後ろの欧米人も、けげんな顔をしていたもんね。
K氏「一昔前の日本の農協ツアーだよ」と言う。
確かに、そうかもしれない。
まあ、そうな訳でK氏は主食を買えず、サンドイッチと飲み物だけだった。
それにしても、味の割りに結構値段が高い。
さて、そろそろ搭乗時刻かな?

【香港乗り歩き旅行記・(番外編)買い物編】
さて、香港は買い物天国と称されたりしますが、私達4人の買い物というのは・・・

◇自分は・・・航空券
 自分は、12月にホノルル、来年のブルネイに行く計画から、HKG/TYO/HN L/TYO/HKGの正規航空券を買うことにしていた。
ちなみにビジネスクラスで 13120HKDの買い物。
夏のボーナス全額つぎ込む。
購入は、中環にあるANAオフィスで購入しに行ったが、日本で聞いた値段より安く 計算されたので、あれっと思いながらカードで支払う。
HKG/TYOがANA、TY O/HNL/TYOがJAL、TYO/HKGがオープンになっている。
これで、目的が果たせたとおもいきや、ホテルに戻るとメッセージランプがついている 聞いてみると、ANAからのとこで、ANAに電話すると「発券ミス」とのこと。
結局、もう一度ANAに行って発券し直しである。
価格も日本で聞いたとおり1312 0HKD。
一度、14200と言われたので、日本で聞いた価格について話したら 端末で確認していたがなかなかそうならないので、どこかに聞いたようだった。
なんとか、航空券を買うことが出来た。

◇K氏・・・お土産責め  K氏は、駅の同僚から、いろいろな物買ってこいと頼まれたらしく。
DFSであれ これ買っている。
「だいだい、ブランドの財布なんか買ってこいなんて・・・」ぶつぶつ言いながら 街の中の土産屋で適当なもの買って、あいつの土産は、これで充分だ。
安もんでいいや と言って、買っていた。
それから、K氏は、妹に何を買っていこうと、ずーと迷っていた。
結局、空港で香水を 買っていたようだ。
ちなみに、駅の全員にチョコレートを買ってみんなに食べてもらった。

◇M・・・水虫の薬にそれから
 今回、沢山買い物をしたのがMだった。
水虫の「むくげチンキ」にロイヤルゼリー たばこなどなど。
Mは、サマージャケットが欲しくて、とあるブッティックに入って、気に入ったのが あって、値段を聞いたら5500$だった。
そこでMは、なにを間違えたのか、日本円に直すときに、20で×のを2で×たために あやうく、10万円買い物をするとこだった。
店員が日本円に直したのを教えてくれて 気がついて、「NO THANK YOU」と言えることが出来た。
この他に、いろいろな物を買ったM。
CARDをふんだんに使ったようで、支払いが 気になったようだ。
自分が知っている範囲でも7ー8万ぐらい買ったようだ。
ちなみに、「むくげチンキ」は、1ダース買って、水虫のひどい先輩とかにあげるそう だが、なんでも日本で使用出来ない薬が含まれているらしい。

◇Sは・・・三脚
 意外とSは、そんなに買い物をしなかった。
DFSでも家へのみやげぐらいしか買わ なかった。
ただ、Sは前から三脚が欲しいと言っていたので今回買うことにした。
尖沙咀のカメラ屋にMとSで買いに行って、ビデオカメラにも使える三脚を買った。
最初は、ずいぶん高い値段を言われて、「NO THANK YOU」と言ったところ、「日本で いくら」と聞かれて電卓を渡されたので、日本円でだいたい1万ぐらいと思って、50 0$と叩いて渡したら、「OK」と言って、最初に言った値段より4割り近く値引き した。
やはり、「日本人価格」でそうとう高く言ったようだ。
Sが買った三脚は、日本のヨドバシで買っても1万5ー6千円するのでまあまあという 所だ。
ただこの三脚は後談があって、帰りに機内持ち込みしようと思っていたら、 出国審査の入り口で、係員に止めらた。
その三脚の箱を差してなにか言っている。
どうやらその箱が悪いようで、箱を取られてしまい。
三脚をむき出しで持ち込んだ。
Sがいろいろ文句を言っている。
そんなら預けちゃえばよかったのに・・・

てな、具合で4人ともお土産を買って帰国した。
ただMは、免税範囲を超えたので、 申告書を書かないといけないのに、書かなかったので係員におこられたそうだ。


【香港乗り歩き旅行記・(番外編)おまけの話】
今回は、香港でのちょっとした話編です。
この旅行記も次の帰国編で完結することに なります。

◇ツアー専用階?
 私達の4人が泊まったのが、ロイヤルガーデンホテルで、自分とK氏が1511号室 でSとMが1420号室に泊まったが、1420と1511では、全然サービスが違う ことに気がついた。
14階には、スリッパ、バスローブ、アニメティがそろっている。
それに、夜にはチョコと花がまくら元に置かれている。
それにハーバービュウときてい る。
それに比べて15階には、アニメティなんか、シャンプーとボディシャンプーだけ スリッパ、バスローブ、チョコなんぞは、無い。
それに、15階はツアー客ばかり それに、モーニングコールを15階で頼むと・・・  自「MORING CALL PLESE」
ホ「ナンジデスカ」
自「・・・7時」
ってな具合で、日本語で聞いてくる。
14階では、全部英語で対応している。
なるほど、これがツアー客と一般客との違いか? たぶん、15階が満室だったので、SとMだけが14階になったのだろう。
ただ14階 は、ダブルルームなので、エキストラベットが入っていてちょっと狭いのが難。

◇ノーブッキング
 自分は帰りの飛行機をビジネスクラスで帰る予定だったので、東京のANAに予約を 入れた。
「香港に着いたら予約の最確認をしてください」と言ったので、香港でTELを 入れて、リムコンファームしたら、なんとYクラスには予約が入っているけど、Cクラ スには、予約が入ってない。
そんな馬鹿な! まさか、ダブルブッキングで予約が消された?。
でも予約の際、行きはハローツアーで 行くとはっきり伝えてあるし、ANAのableでそのことは確認出来るのに。
なんか、しっくりいかないが再度予約をした。
普通、ダブルブッキングなら連絡がある のに、それも無かったし。
どうもふにおちない・・・

◇やっぱり間違われたか?
 Mは、顔立ちがちょっとチャイニーイズなので、出発すかる前から、「香港で中国人 に間違われるぞ」って言われていたけど、・・・やっぱり間違われた。
それも3回。
一人で、街を歩いていたら現地の人から声を掛けられた。
いきなり「ーチャーハン」って言われたらしく、Mが「チャーハン?」と言ったらその 現地人は、なんか言って立ち去ったそうだ。
ちなみに、他の3人は、そういうことは無かった。
ただ、自分は、台湾に行ったときに 間違われた事はあったけど、今回は無かった。
それにしても、4人で尖沙咀を歩いていると、「コピーの時計あるよ」と良く言われる 一人で、歩いているとそういう事は無かったけど、4人でまとまっていると日本人と すぐ判るのかな?

◇しまった。どっちだっけ
 ちょっと時間があったのでKCRに乗ったとき、記念に2枚切符を買って行くことに した。
改札で切符を機械に入れて受け取って、それをポケットに入れたのは良かったが 入れたところに、記念に買った、もう1枚の使ってない切符が入っていた。
その時は、この事に気がつかず、さて降りので、切符を取り出したら2枚ある。
「しまった。
どっちを機械に入れたんだっけ?」困った困った。
別に穴もあいている訳でなし・・・ええい、こっちを使おう。
でもこれじゃなかった どうなるのかな?。
係員が出てきたらどうしよう。
日本語なんか通じる訳がないし。
ちょっと緊張して機械に入れる。
機械のうでを押そうとするが、回らない。
やっぱり、切符が帰ってきている。
「わー、恥ずかしい」 こんどは、大丈夫。
切符を入れて、腕が回った。
よかったよかった。

◇フレンチコーヒー
 夜、ホテルのバー(行くまで、コーヒーショップだと思っていた)に行ってコーヒー を飲む。
メニューを見ると、コーヒーにもいろいろ種類があって、その中にフレンチコ ーヒーってのがあって、Mが「これたしか、カフェオレの事だよ」と言うので、2人で それを頼む。
そしたら、近くでなにやらカクテルを作っている。
どうせ他の人の物かな と思っていたら、それが、フレンチだったのだ。
コーヒーの上にクリームがのかって カフェオレみたい、しかしそれを飲んだ自分は、「むっこれはアルコールが入っている 」それもけっこう、強い。
そういえば作っている時になにやな火を付けていたな。
こういう、飲み物はどうも苦手。
しかし、我慢して飲む。
Mは、少し飲んだだけでギブアップ。
自分も半分までしか飲めなかった。
やっぱり、普通のコーヒーにすればよかった。
トホホ

◇むっあれは・・・
 ビクトリア湾に浮かぶ、灰色の鉄の城。
なぜ、あんな物が浮かんでいるだ・・・ 香港滞在中に、何度か姿を見た。
それは、「軍艦」である。
どうやら、イギリス海軍のミサイル巡洋艦のようであるが、どうもビクトリア湾に浮か ぶっていうのは、いただけない。
これは、香港市民に「イギリスが守っている」と宣伝しているようだ。
逆に言えば、いつでもミサイルが発射できると言うことだが。
海外でこんなに間近に 軍艦を見たのは、始めてだ。

◇JISコードは?
 今回の旅行記を書いていて、漢字がなかなか出てこない。
漢和辞典とJISコード表 をたよりに、漢字を捜しては、入力したり、漢字を捜したりと。
けっこう、時間が掛かった。
うーむ漢字って難しいですね。


【香港乗り歩き旅行記・帰国編】
今回で、この香港乗り歩き旅行記も完結します。
なんせ、初めての旅行記ということで 読みずらかったと思いますが、なんとか完結編まで書くことができました。

 「チェックアウト、プリーズ」で、ホテルからツアーバスで、香港啓徳空港に向かう このバスの中で、現地係員が、「加藤さんの4人は、加藤さんが手続きしますか?」と 聞いてきたので、もちろん「自分でやります。
」 係員が「その方が早く出来るよ」言った。
どうやらエコノミーの方は混雑するようだ。
バスから飛行機が見えてきた。
もうすぐ空港のようだ。
おっ「TGの747が居る」と自分だけなんかはしゃいでいる。
この空港は、いろいろ な航空会が乗り入れているから、飛行機マニアにはよだれがでることだろう。
バスから降りて、チェックインカウンターに向かう。
「加藤さんはあっちのビジネス クラスのカウンターで他の3人と一緒にチェックインして」と言われ、ビジネスクラス カウンターでチェックイン。
なんやら、結構時間が掛かる。
担当者の胸彰を見るとキャセイパシフィクと書いてあっ た。
なるほど、ここはキャセイが代行しているんだ。
一応、ANAの係員が後ろで日本 語でサポートしている。
「荷物は?」と聞かれて、自分とMの2つのバックを預ける。
SとK氏は機内持ち込み する。
うまい具合にMの荷物にも青色の「スーパーエクゼティブクラス」のタグを付け たので、早く荷物が受け取れる。
なんとか、ボーディングを受け取った私達は、係員が先に出国してもいいよと言うので 係員に礼を言って別れた。
出国手続きを無事終えた4人は、搭乗まで時間があるのでまず食事を取るために、レス トランに向かう。
ここで、食事編の「K氏怒る」があった訳だ。
ここで腹一杯になった ので機内食が食べられるかなとちょっと心配。
食事をしてもまだ時間があったので、交替で買い物をする。
自分も残った香港ドルを使い切ろうと思って、免税店に行くが、ブランド物が多くて これといった物が無い。
しかたがなく、チョコとパンダの置物を買って、飛行機を眺め て時間をつぶす。
もうすぐ搭乗時刻なので1番ゲートに向かう。
ちょうど、JALの福岡行きの最終案内を日本語でやっていた。
香港は最終搭乗案内を しないと聞いていたから、JALが独自でやっているのだろうか? ボーディングを見ると、自分のは2番となっていた。
???と思ったら、ビジネスと ファーストは別の搭乗口になっているのだ、なんともリッチな?気分になれますね。
ここは、滑走路に近いので、有名な香港アプローチしてくる機体が見れる。
CXの747−400が機体を傾けてやって来た。
一度体験してみたいものだ。
ここから、いろいろな航空会社の機体が見れて楽しい。
 Sが「よく、あの体制から着陸できるなー」と感心している。
曲がってきて、滑走路 の手前で一度、体制を建て直すのがけっこうむずかしそうだ。

「おまたせいたしました。
ただ今より東京行きANA910便の機内にご案内いたしま す。
ファースト、ビジネスクラスのお客様は2番から、エコノミーのお客様は・・・」 と案内があって、自分と3人と別れて乗り込む。
「いらっしゃいませ」とチーフパーサーのあいさつが出迎えてくれる。
うーんリッチ。
自分の座席は10Hで通路側。
座るとすぐに新聞を持ってきてくれた。
久しぶりの日本 の新聞に目を通す。
そうしているうちに何人かのお客さんが乗り込んできた。
オレンジジュースとシャンパンが運ばれてきて、オレンジを頂く。
ドアが閉まって滑走路に向かって行く。
中華航空の到着を待って、滑走路に入る。
エンジンが唸って、走りだし大空に飛び出す。
ぐんぐん高度が上がる。
ベルト着用のサインが消えて、ギャレーの方では機内食の準備で忙しそうだ。
「本日は、ご搭乗ありがとうございます。
私は機長のなになにです・・・」とあいさつ があった。
そこで自分は、こんなのが新幹線であったら・・・

「本日は、JR東北新幹線にご乗車ありがとう御座います。
私は運転士のなになにです  ただいま、時速220KMで順調に走行してます。
終着盛岡の天候は雨、気温は20 との報告です。
快適なレールの旅をお楽しみください。
なんて、あったら面白いだろうな。
そんな馬鹿な事を考えてたら機内食が運ばれた。
この日のメニューは、次の通り。
     ビジネスクラス          
1,前菜(スモークサーモンキャビア添え)
2,テンダロインステーキハワイアン風ソース
3,季節のサラダ
4,チーズ&クラッカー
5,季節の果物
6,テーブルロール
7,紅茶またはコーヒー
8,お菓子
でした。

さすがに差が出ていますね。
ファーストはもっとすごいのだろう?

食事もしたし、それでは、エコノミーの3人に会いに行くか。
カーテンを開けて見ると エコノミーは、ほとんど満席。
ビジネスから見るとすごく狭く見える。
3人は、狭い座席で寝ていた。
仕方が無く席に戻る。
隣の日本のビジネスマンは、ワープロで何かやっている。
SWが来たのでコーラを頼み 持ってきた小説を読むことにした。
あとで、K氏が遊びに来て「なんだ、この差は」と言って空いている席に座ってリクラ イニングして、どこまで倒れるのか試している。
香港を立って、3時間。
もうすぐ成田である。
旅券とEDカードを確認して質問書に 記入して。
禁煙とシートベルトサインが付いて、最終着陸体制に入る。
下降したり上昇したりと ジェットコースターみたいで楽しい。
ただSはこれが大嫌いだったが・・・ RW16にタッチダウン!そして逆噴射! ボーディングブリッジが近付いて、ドッキングする。
一足先に飛行機から降りた自分は、他の三人を待つ。
検疫を通り、入国審査で帰国の印 を押されて、ターンテーブルに行って待つ。
テーブルが動いて、荷物が出てきた。
さすがにビジネスクラス、早く出てきた。
4人とも免税に並ぶ。
まだ、エコノミーの荷物が出てこないので空いている。
無事通関も済み、出迎えロビーに出て、まず駅への土産を宅配便で送る。
ANAビジネ スクラスのサービスで無料!。
それから荷物から「職務乗車証」を取り出す。
鉄道界の いんろうである。
なんたって電車とバスが無料で乗り放題。
Mは成田線で帰るので、空港で別れる。
3人で京成の駅に行く。
K氏はライナーで、 自分とSは、京成特急でそれぞれの家に向かう。
これで、私達の香港乗り歩きの旅は終わりました。
次の日からまた仕事、いやだー (終わり)


ホームページに戻る

LAST UP DATE 1AUG96 (GMT15:00)

(C) 1996- TRAVAIR