FAXで正式に申し込んだ後は、特に現地とは連絡する事は無く、ホテルが決まった段階で連絡する事になっていた。 後は、帰国後に披露宴をする事になったので、その準備の方が大変だった。 今回の行程は、自分の世界一周航空券を上手く使う関係で、羽田〜関空〜チューリッヒ〜ブダペスト〜チューリッヒ〜ルチェルン〜チェルマット〜サンモッツ〜チューリッヒ〜成田とスケジュールも決まり、スイス国内の時刻表を入手して時間のチェックです。 ホテルは、スイス国内は当時、swissairでスイス航空利用者向けに格安なホテルヴァウチャーがあり、それを使って予約しました。 ホテルが決まった事を出発の1ヶ月前に観光局に連絡すると、折り返し式前日の衣装合わせなどの時間などの連絡があった。 関空便を利用する為、朝早く自宅を出発して羽田空港へ向かいます。空港では国際線乗り継ぎカウンタでチェックインしますが、乗り継ぎが「JAL便では無いので荷物は関空で一度引き取ってください。」を言われ、へいへいと搭乗券を受け取ります。 朝の関空便は、関空発の国際線を利用する人が多いようで、ほぼ満員で出発。 関空までは1時間弱で到着です。ターンテーブルで荷物を受け取り4階の国際出発ロビーに行くと、まだswissairのチェックインは始まって無いようで、セキュリティーチェックの係員に聞くと、9時45分からと言われまだ1時間近くあったので、3階のレストランで朝食を取ります。荷物を持っての移動なのでちょっと面倒・・・ 当時は関空には多くの航空会社が就航していたので、朝は結構混雑していました。10時頃に再びチェックインカウンターに行き、チェックインを済ませます。ようやく身軽になった! まあ、後はする事も無いので、早々に自動販売機で入場券・・・じゃ無かった「空港利用料」を払い、自動改札を通って出国手続きをします。 搭乗時間までラウンジで一休みした後、搭乗のアナウンスでゲートに向かいます。関空にしろ成田も、なんで距離も無いのに新交通システムを使うような設計になっているんだろう・・ 既に搭乗も始まっていて、MD-11に乗り込みます。今日のシップはHB-IWLです。関空からチューリッヒまで、シベリア経由で13時間の長旅です。実はこのフライトがswissairで初めての日本発便なのです。世界一周航空券を使っていると、どうしても日本から直接欧州へと言うルートよりアジア経由な場合が多かったのです。 ファースト、ビジネスはガラガラで、エコノミーが8割方の埋まり具合です。 機内食は嫁さんは日本食、自分は洋食をチョイスです。当時はまだmikuniメニューが始まる前でしたが、swissairの食事は美味しい。 このMD11には、パーソナルTVが設置されていたが、前年にカナダで墜落事故を起した際にこのパーソナルTVなどの娯楽系システムに原因がありそうだと言う事で、利用が中止されてしまっている。 嫁さんは、初めての海外で朝早く起きて、慣れない(ウルサイ)機内で寝られないとちょっと不満の様子。 MD11は順調にロシア上空を飛び、10時間後にようやく欧州に入る。 ドイツ上空に入り、徐々に高度を下げていき地上の様子がハッキリ判るようになってくると嫁さんも窓からの景色を見ています。チューリッヒ空港近くの村や畑を見て奇麗だって ほぼ定刻にチューリッヒ空港に到着。 今日は、空港近くのヒルトンエアポートに泊まって、翌日ブダペストへ行く予定です。 (つづく) |
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