南アでペンギン −その1−
【TRAVAIR】


GWの後半初日、羽田朝8時発の国内線で関空までの移動が旅の始まり。
雨が降り寒い。GWとあって電車も行楽客で混んでいる。羽田まで家から車なら首都高で30分も掛からないが、電車だと1時間は掛かる。羽田も成田も変わらないだよなぁ〜

空港のロビーは可成りの混雑。GWに出掛ける事は今まで少なかったので、この混雑は凄いなぁ〜と思いながら荷物検査を受けて搭乗ゲートへ向かう。

なんで、関空へわざわざ行くかと言うとこの日、成田発のスイス航空(SR)は日本航空(JL)とのコードシェア便で、JL機材での運航でなのです。
SRは3/16から日本発のF、Cクラスで国際的なフランス料理のシェフ、三國氏がプロデュースする機内食のサービスを始めたので、どうしても食べ(レポートし)たかったのです。
お陰で遠回りとなるのですが、飛行機好きの私にとっては全然苦になりません。

関空までのJL343便はB777(JA8941)は満席で、出発。折り悪く前線通過に伴い揺れて機内サービスも前半は行わない状況でした。
1時間ちょいのフライトで関空に到着。荷物をピックアップして、国際線出発階へ行きます。まだ10時前なのでまだSRのチェックインが始まって無いので空港内をカートに荷物を載せうろうろして時間を潰します。
10時過ぎにチェックインが始まったので、カウンターに向います。SRはJALに旅客ハンドリングを委託しているが、SRの空港支店社員が2名詰めている。年輩の方は以前、東京のオフィスで見かけた方だった。

成田では、空港税が航空券発券時徴収に変わっているが、関空はまだ自動販売機で購入して「自動改札機」を通す以前の形態になっている。成田以上に高い料金を現金で払うのは今ではかなり抵抗を覚えます。
長い出国審査の列を抜けて、ラウンジに向かいます。SRはチェックイン時にラウンジ利用券が貰えますが「ラウンジを利用しない場合免税店で2500円分のお買い物が出来ます」とあるが、迷わずラウンジ利用を選択します。
プハァーと生ビールで乾いた喉を潤します。

今日のSR163はHB-IWPとMD-11では新しい機材だ。スイス航空のMD-11は最後のアルファベットがAから始まり、FとJが欠番で最後がUになっている。基本的にAが一番古く1991年導入でQが1997年導入になっている。RからUまではドイツのチャーターエアラインLTUから購入した機材なので、最後の4機は1993年前後に製造されいるのです。
おっと、話がそれてしまいました。どうもこういう話になると・・・

今回はQualiflyerのマイルを使ってビジネスからファーストにアップグレードしたので、期待しながら搭乗します。
席につくと、ファースト担当の日本人乗務員が「今日のファーストはお一人と聞いてますのでお好きな席にどうぞ」と案内されてしまった。
なんとまたもやファースト貸切状態に。以前スイスから関空までの帰国便をアップグレードした時も貸切だったのに・・・
元々、関空線はファースト・ビジネスクラスの利用率が低い路線でもあるので、このような事になるケースは、良く考えられるが、やはり一人だとちょっと気が引けるなぁとおもいながらシャンパンを頂く。
ドアクローズした頃、他の日本人乗務員がやってきて「TRAVAIRさんでございますよね}と声を掛けてきたもんだからビックリ仰天(笑)「後ほどお邪魔します」と言って出発準備に戻って行った。
まさかTRAVAIRを知っているとは、どこから情報が漏れたんだ? 発券課でPNR(予約記録)を作る際に「危険人物」とマークされたか(笑)
なんて事を考えている内に、RUNWAY06からテイクオフ。

ドリンクサービスが始まり期待のランチです。内容はSwissair Fanpageで紹介していますので、こちらでは省きますが、可成り美味しいですよ。
レポート用に出された食事をビデオで撮りますが、貸切とあって気兼ねせず撮影できるのはいいかも

機内サービスも一段落したあたりで、乗務員さん達がやってきてお話しタイム。SwissairFanpageを知っている先輩が今日の163便にこういう人(私)が乗るから話を聞いてくるようにとの指令があったとかで、乗務する前にわざわざホームページを見て頂いて、事前勉強までしたと言うのですから、こっちが恥ずかしくなります。(笑) 確かにこの手のホームページは日本では少ないですし、日本線しか乗務しないので特に、日本人乗客の反応をとても気にされてましたので結構、SRのファンの方も多いですよと答えました。
いろいろとSRの事や飛行機の話をさせて頂き楽しい一時を過ごせました。
また、スイス人でヂスパッチャーの資格も持っている客室乗務員で、JALの大ファンの方が居るので、紹介の橋渡し役を買って出て頂けた。リブレットを持っているので、メールはいつでも受け取れるのでスケジュール合えば会えるといいなぁ・・・

その後、乗務員さんが「コックピット行きますか?」と言うので、ハイと言ってお邪魔する。エアバスのコックピットには何回かお邪魔したが、MD-11は今回が初めてなのです。いつもMD-11だと夜行便で乗る機会が多いので、直ぐ寝てしまいそういう機会が少なかったのだ。
シベリア上空をオートパイロットで飛行しているので、機長とコパイ(副操縦士)は計器類のモニタリングが主な任務となる。機長にチューリッヒの空港についていろいろ質問をして、疑問に思っていた事を聞いてみた。チューリッヒでは、滑走路が3本あるが、必ず北側(ドイツ側)から着陸するので、南側からの進入を体験した事が無い。理由を尋ねたら、「南側には山があるのと市街地上空を飛ぶことになり騒音となってしまうので、南側からは進入しないんだ」と答えてくれた。あーなるほど、確かに空港からチューリッヒ中央駅へ向かうと長いトンネルがあったなぁと思い出す。

乗務員さんとのトークやらコックピット訪問などをして、DVDで映画を見ていると12時間近いフライトもあっと言う間に過ぎてしまった。
「寝ないで大丈夫ですか?」と心配されるが、これからさらに夜行便でヨハネスブルグまで飛ぶから中途半端に寝ない方がいいからとね。

到着前の軽食も美味しく頂き、お腹も一杯です。もうこれなら乗継便で何も食べずに寝ても大丈夫そうだ。機長からこれからディゼンドをするアナウンスがあり高度を下げ始めた。
眼下の畑の緑が美しい中、定刻より少し遅れて、Runway14に滑り込んだ。
建築中の新ターミナルを眺めながらスポットに移動する。

ボーディングブリッジが横付けされて「この先もお気をつけて」と見送られ、MD-11を後にする。
これから約2時間の待合いでヨハネスバーグ行きのSR9640便に乗り継ぐ。それまでビジネスクラスラウンジで、シャワーを浴びてさっぱりしよう。

<つづく>


旅行記に戻る