南アでペンギン −その10
【スイス経由ブダペスト】


5/10(木)

ヨハネスブルグを昨晩飛び立ったMD11はチューリッヒに8時15分に到着します。SR283便はBターミナルにスポットインします。

この後、午後のフライトでブダペストまで飛ぶ予定です。それまではスポッティングタイムと言うことで、入国審査を済ませて、まずはお馴染みのターミナルBにある屋上の展望デッキへ向かいます。

荷物はヨハネスブルグからスルーで預けているので、楽チンです。

ちょうどこれから大西洋線の出発時間なので、SwissairのMD11やA330に混じってユナイテッドやコンチネンタルのB767なんかが離陸していきます。

またヨーロッパ各地を朝出発したチューリッヒ行きのフライトが到着してくるので、結構忙しいです。

さて、10時を過ぎると大西洋路線も一段落します。

それでは次の場所に移りましょうと言うことで、バスターミナルへ向かいます。以前から行こうと思っていた、RWY14,16エンドにあるOberglattへ向かいます。ココへは空港から510番のポストバスがOberglattの村中心部へ行きます。

バスターミナルで時刻表を見ると30分〜1時間に1本の割合でバスがあり、次のバスまで20分ほどあります。

さあて、切符はどうするのかな?と思って回りを見渡すと、駅にある自動券売機らしきものがあります。これで買っておけば良いのかな?と、Oberglattと書いてある番号を入力すると、5フランの表示が出たので5フラン硬貨を入れて切符を買っておきます。

暫くすると510番のバスがやってきたので、バスに乗り込みます。一応、空港周辺の地図(1/25000)を取り出して場所を確認できるようにしときます。

バスは空港ターミナル前を出ると空港の南側を回り込むように空港沿いに北へ向かいます。15分ほどでOberglattの中心になる教会の前で下車します。帰りのバスの時間を確認してから、地図を頼りに空港方面へ歩くこと約15分で目的地の滑走路脇ポイントに到着です。

ちょっとした公園みたいになっていて、駐車スペースにベンチ、売店まであります。

ココはRWY14へ着陸する飛行機のビューポイントで、SwissairのA320やRJなどリジョーナルジェットが次々にやってきます。ただ撮影になると滑走路近くよりも、道路を隔てた反対側に広がる畑の中から撮影した方が撮影しやすいです。

まるで成田のRWY34エンドで撮影しているような雰囲気です。

昼間なのでそんなにトラフィックが多い時間帯では無いのですが、なかなか楽しいです。

日差しも強く暑くなってきます。あー帽子があって良かったなぁとペットボトルの水を飲んでいると、轟音を立ててシンガポールのジャンボがやってきます。

小型機ばかりだったので、大型機がやってきると迫力が違います。

いつもとは違った場所での撮影は新鮮味があって楽しいのですが、そろそろ空港に戻らないといけません。ブダペスト行きのSR8864は15:45発なので、既にボーディングパスを貰っているとは言えバスで空港へ戻ったりする時間を考えると遅くても出発の1時間前には空港へ戻らないと・・・

歩いてバスを降りた教会前に行き、バスを待つと定刻にバスがやってきました。スイスの鉄道は日本と同じ正確ですが、バスは日本以上に正確かも知れません。

バス停には自動販売機が無かったので、運転士に「空港まで」と言って5フラン差し出すと2フランのおつりとレシート状の切符を渡してくれた。

あれ、5フランじゃ無かったの?(どうやら、ポストバスは運転士から買うのが正しいみたい)

空港へは15分ほどで到着。ゲートを確認するとSR8864はマレブ(MA)とのコードシェアと言うことで、Bターミナルから出発になるので、Bターミナルの出国審査場で出国してTRAVELCLUBラウンジで一服します。

Bターミナルのラウンジは、オフィス用ルームをリノベーションしているので、ちょっと造りが変なので、時間があればAターミナルのラウンジが居心地が良いのですが・・・

メールチェックなどをしていると、時間になり搭乗ゲートに向かいマレブのB737(HA-LEP)に乗り込みます。ビジネスはほぼ満席でした。ドアクローズの後、RWY28へタキシングしてTAKEOFF

フライトタイムは1時間半と短いので、シートベルトサインが消えると機内サービスです。まだ昼にサンドイッチを食べただけなので、しっかりランチを貰いました。

機内食を食べ終わり、眠くなってきたところで、ディセンドが始まりブダペスト空港へ降下を始めます。ライン川を眼下にブダペストの街並みを眺めながら東にある空港に着陸しました。

ハンガリーに始めて降り立った時はオープンスポットに到着機材周辺に、マシンガンを携えた兵士が警戒をしてなんか物々しい雰囲気でしたが、今ではそんな風景は消えて普通の空港になっています。

入国審査もとやかく言われずに通過して、荷物をピックアップします。

税関を出て直ぐに、空港直営のリムジンバス受付で今日の宿IBISアエロホテルまでをリクエストします。

今回はダウンタウンのホテルが高かったので、空港に近いホテルをチョイスしてみましたココなら空港から10分程度で着きますし、ダウンタウンまでも地下鉄で行けるのでまあ便利そうでした。それにこのホテルの前は何回かリムジンバスで通っているし・・・

チケットを買って暫く待っていると、ドライバーの運ちゃんがホテル名を読み上げて乗客を乗せていきますが、自分のホテルはなかなか出ません。20分程待ってようやくIBISへ行く運ちゃんが来てバンの乗り込みますが、乗客は自分ひとりだけ。

ホテルには18時過ぎに到着です。フロントでチェックインを済まして4階の部屋に入り、ベットに横になります。はぁ〜疲れたなぁ・・・

さあて、夕食ですがどうしようかなぁ腹はそんなに減っては無いけどなぁ〜

今回、ブダペストに関しては事前に殆ど調べて来なかったのでお目当てのお店もないし。取り合えずホテルの向かいには、最近出来たようなショッピングセンターがあるので、そこでも見てこようと道路を渡って入ってみます。

まあどこにでもあるようなショッピングセンターです。フードコーナーもありますが、中華にシシカバブがメインのアラブ料理とかで、なんか今ひとつな感じです。

地下鉄乗ってダウンタウンに行って飯でも食べようかなと一度、ホテルの部屋に戻ろうとホテルのエレベーターに乗るとホテルのレストランメニュー貼ってあり、ハンガリー料理フェアらしきものを開催している。

値段も日本円にして2千円ちょいです。

なんだ、それならダウンタウンまで行く手間も省けるし、面倒だしホテルで食べよう!と

レストランに入ると、まだ19時ちょい過ぎなのでガラガラです。まずはビールを貰い、前菜のスープとメインの肉料理を注文します。スープは野菜スープのようでまずまずです。肉料理は英語のメニューからトンカツに似た奴だと思って注文したのですが、予想通りでした。トマトソースみたいのが掛かっていて、結構美味しかったです。

こうなるとご飯が欲しいところです(笑)

お腹一杯になって部屋に戻り、疲れたこともあって早々に寝ることにします。

つづく


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