南アでペンギン −その11−
【修行】


5/11(金)

今日は、12時55分発のSR8865でチューリッヒへ向かいます。この便もマレブとのコードシェアでマレブ機材です。

さて今日はゆっくりしようと思っていたのですが、朝7時には目が覚めてしまいました。どうも朝が早い時には目覚めが悪くて、ゆっくりできる時は早く起きてしまいます。

取り合えず着替えて1階のレストランで朝食を摂ります。

昨日昼寝してダウンタウンに行けなかったので、地下鉄に乗って行ってみることにします。地下鉄3号線の駅がホテルの目の前にありますから便利です。

窓口で、1日乗車券を買って乗り込みます。多分、普通に切符を買った方が安いのですが、面倒なので1日乗車券の方が楽ですからね

3号線はブルーのラインカラーで車両も昔の京浜東北線のみたいな感じです。ハンガリーが共産圏時代の名残で地下鉄をシェルター替りになるように深い場所を走っています。

朝のラッシュが終わったばかりの地下鉄に揺られて、デアーク広場へ。ココで地下鉄1号線に乗換えます。このブダペストの地下鉄1号線は世界で2番目に古く、電車式地下鉄としては世界初と言うことだそうです。

1号線は、黄色の連接車体の車両で狭い感じです。開業が古いことがあるので、地上近くを走っています。

直ぐに終点のヴェレシュマルティ広場に到着します。広場の少し先がドナウ川になっていますので、ドナウ川まで出てみてます。

青き美しいドナウ川を眺めてプラプラと道端の土産屋などを見ながら歩いて、さっき乗換えたデアーク広場へ向かいます。

再び3号線に乗ってホテルに戻ります。

ホテルのチェックアウトが12時なので、それに合わせて空港までのリムジンバスを予約してあります。

なんだかんだでホテルに戻ったのが11時なので、急いで用意してロビーに下りると既にリムジンバスが待っていました。チェックアウトを済ましてバンに乗り込み空港へ向かいます。

10分ほどで空港に到着です。ターミナルが2Aと2Bに分かれていてマレブは2A、SRは2Bになっています。

分かれていると言っても、ターミナル同士はくっついていて、1つのターミナルビルを右左で分けているような感じです。

2BのSRカウンターでチェックインを済まし、出国審査を済ましてラウンジで一服します。

マレブのフライトなどので、出発は2A側のゲートになります。ゲートに向かう途中に両替所があったので、残ったハンガリーフォリントをスイスフランに両替して貰います。

もともとそんなに両替していなかったので、30スイスフラン位でした

今日の機体はB737-400(HA-LER)です。マレブはこの他B767を保有してニューヨークへ飛ばしている他、日本にもチャーターで飛来したりもします。

午後の便と言うこともあってそんなに混んではいませんでしたので、ゆったりできます。昼食を食べてなかったので、サービスされたランチを平ら上げて、食後のコーヒーを飲んでゆっくりしていれば、チューリッヒです。

今日は、チューリッヒで1泊して明日の成田行きで帰国します。

でもその前に、チューリッヒからジュネーブへ1往復「修行」の旅をしてきます。と言うのはTravelclub Goldメンバーへの基準にあと少しなので、基準に達する為にわざわざジュネーブへ1往復するのです。

チューリッヒに着いて直ぐに入国審査を受け、預けた荷物をピックアップして、その荷物をロッカールームに預けて、再び出発ロビーへ向かいます。

ジュネーブ往復はインターネットで購入したEチケットになっているので、チェックインカウンターは素通りしてEトラック専用レーンで出国審査をして、審査場の直ぐ後ろのカウンターでボーディングパスを受取ります。

ジュネーブまでのSR930便はA321(HB-IOA)です。今回はB737が多かったので久しぶりのエアバスです。チューリッヒからジュネーブ間は乗継ぎ客も多いので、ほぼ満席で座席も窓側で無く23Cで通路側です。

定刻にプッシュバックが始まりRWY28から離陸します。ジュネーブまでのフライトタイムは約50分ですから機内サービスも簡略されており、チョコレートとミネラルウォーターを希望者にを配っておしまいです。

通路側なので、外を眺めることも出来ないのが残念です。

直ぐに、ディセンドに入りRWY23に着陸します。ジュネーブ空港は96年にトランジットで訪れて以来です。

以前は沖止めスポットでしたが、今は新しく完成したボーディングブリッジ付きのスポットに入ります。チューリッヒ〜ジュネーブ間はスイス国内線ですが、実質は国際線で出入国手続きが必要となるので、再び、入国審査場に向かいパスポートチェックを受けて税関と言うルートになります。

到着ロビーから直ぐさま、出発ロビーに上がって今度は自動チェックイン機を使ってチェックインします。Travelclubのカードを入れると予約していた20時25分発SR949便のボーディングパスが出てきました。

でも、18:55発のSR943便があります。出てきたボーディングパスを持って、チェックインカウンターで943便に変更出来ないかとお願いすると、端末を叩いてあっさり変更してくれました。

しかしながら座席はまたもや通路側の19Cでした。

そのまま出国審査場へ進んでパスポートチェックを受けゲートに行くと、ちょうどチューリッヒから到着したばかりで、どうやら搭乗開始が遅れるようです。機材はA320(HB-IJT)です。時刻表だとこの便はA319の筈なのですがシップチェンジしたようです。

到着が20分遅れたので出発も20分遅れると言うアナウンスがあり、なんだそれなら売店でも見てくれば良かったなぁ〜

ようやく、搭乗が始まり乗り込むと、夕方の便だけあって8割程の搭乗率です。これからチューリッヒへ行って夜の長距離便に乗り継ぐ乗客も多いようです。

搭乗が完了してドアクローズとなります。フライトタイムが45分とアナウンスされましたが、チューリッヒ空港混雑の為、到着が遅れるかも知れないとも言ってました。

夕刻にヨーロッパ各地を飛び立ったフライトがチューリッヒに到着するからでしょう。

RWY23から離陸してジュネーブの街を旋回するようにチューリッヒへ向かいます。さっきと同じで、チョコレートとミネラルウォーターを希望者にを配っておしまいと簡単なサービスがあるとすぐさまチューリッヒへディセンドとなります。

頭上にあるモニターを見ていると、どうやら着陸順番を調整しているようで、ドイツ上空まで回りこんで順番待ちをした後、最終の着陸態勢になりました。

RWY14にダッチダウンした後、するするとAターミナルに到着します。またもや入国審査場へ向かいパスポートチェックを受けます。今日だけで3回スイスへの入国審査を受けたことになります。

ロッカーに預けていた荷物をピックアップしてターミナルAとBの間にあるホテルバス乗り場に向かい、今晩の宿であるスイソホテルのシャトルバスを待ちます。

スイソホテルはスイス航空の系列ホテルで、チューリッヒは空港と中心街の中間地点にある「Oerlikon」駅前にあります。

空港から約15分ほどで到着し、チェックインを済まして部屋に入ります。

もう夕暮れで薄暗くなってきました。さてさて夕食ですがどこで食べようかな。。。チューリッヒ中央駅まで出てみようかなとかと考え、駅で切符を買ってチューリッヒ中央駅へ向かいます。

ちょうど、中央駅行きのICが来るのでそれに乗り込みます。駅を出て直ぐ長いトンネルに入り、抜けると操車場が広がっています。およそ5分で中央駅に到着します。ヨーロッパ独特の行止り式駅は旅情があっていいですねぇ〜

さあて、何を食べようとウロウロしても仕方ないので、駅構内にあるレストランに入って、ビールとチューリッヒ名物の子牛のクリームソース煮「チューリッヒスタイル」を注文します。

これが好きなんですよね。

満腹満腹。さあてどうするか、このままホテルに戻るのもつまらないので、旧市街の方を軽く散策します。

いいですよねぇ〜、旧市街の古い街並みに石畳の道。ちょっと歩きにくいけど・・・

帰りは、路面電車でホテルまで戻ろうかと思ったのですが、以前乗って随分時間が掛かった記憶が・・・

やはり列車で帰ろうとにします。

つづく


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