南アでペンギン −その6−
【ヨハネスバーグ】


 5/6(日)
SA356便は、ほぼ満席でケープタウンを出発した。新鋭B737-800で機内もあたらしい。この便ではホットミールがサービスされてちょっと早い夕食をとる。

ヨハネスバーグ(ヨハネスブルグをヨハネスバーグと呼ぶ方が現地らしい?)の空港には定刻に到着。ターンテーブルから荷物が出てくるのを待ちながら、今日の宿までのどうするか考える。バスは危険なのでシャトルバンサービスを使うのが良いらしいので、その乗り場へ向かうがバンが居ない。うーーんどっかでチケットを買わないといけないのか?

ターミナルに戻るが、それらしいき場所も無い。既にまわりは暗くなっており、空港でウロウロするのは得策では無いので、タクシーと使う事にした。

タクシースタンドから乗り、今日の宿「ホリデイインガーデンコートサントンシティ」と告げると黒人ドライバーは「I Know,I Know」と言って走りだす。すると直ぐに空港内のガソリンスタンドに寄り給油。おいおい客の載せる前に済ましとけよ・・・一応、地図で空港からの道なりを見といて万が一に備えとこう。

給油が終わったタクシーは、サントンシティへ向けてハイウェイを走り出した。どうやらちゃんと向かっているようだ。

途中、遠くに炎があがって黒煙を吐いている場所がある。どうやら火事らしい。あのあたりはスラム街か?・・・その黒煙の方に車は走り、かなり近くまで来たらそこは工場地帯で倉庫が燃えているようで消防車が何台も着ていた。

空港を出て30分もしただろうか、そろそろ着いてもいい筈だ。車はハイウェイを降りて、サントンシティの街を走っている。この辺はヨハネスバークの郊外タウンとして発展し、アパルトヘイト政策が終わると、ヨハネスバークの治安が一気に悪くなり、多くの白人が移り住んだのがここサントンで、治安も比較的良い地域なので、多くの旅行者はここを使う。

 空港から50分程かけてようやくホテルに到着。
時間があれば近くのショッピングセンターとか行って見たかったが、今日は日曜の夜とあって回りは静かで、お店も閉まっているようだしホテルで過ごす事にする。明日はこのホテルからクルーガーへのサファリツアーに出発する。


<つづく>


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