ドバイでビーチ-その1-
【ドバイへ】


今回の目的地はドバイ
そう、アラブの王様の国に行くのです。
中東地域はまだ足を踏み入れて無い未開の地と言うあって前回購入した世界一周航空券(RTW)のルートを変更して行くことしたのです。お陰で、東京ーロスーチューリッヒードバイとこれまた遠回りなルートになってしまったが、これくらい私にとっては朝飯前だ。

さて、ドバイと聞いて何を連想しますか?「砂漠」「ラクダ」「盗賊」・・・
「リゾート」と連想する人はまさに「通」ですね。中東と言うと砂漠・石油・イスラム教を連想する人がほとんどですが、ここドバイはリゾート。特にドイツからの冬の避寒地として有名なのです。

ドバイはUAE、アラブ首長国連邦に属しています。入国にはビザが必要になるが、日本の大使館では取得出来ないのです。しかし、現地のホテルを通してビザを取ることが出来ます。インターネットでドバイのホテルを調べたところサマープランでお徳とみた、ラディソンSASを予約し、ホテルへEメールを送りビザを取得したいと送ると、パスポートのコピーを送るようにと返事が来たので、必要事項とクレジットカードナンバー、パスポートのコピーをFAXで送った。
2週間程でビザのコピーがFAXで届き、このコピーを空港のビザカウンターに提出すればOKとの事。
これで準備万端で出発を迎えるのでした。

8月26日
成田空港でDL78便のチェックインを行う。事前に調べたところ今日のフライトは満員に近いようだ。
ビジネスクラスカウンターで手続きをするが、最終目的地がチューリッヒとあってお姉さんちょっと怪訝そうな顔で荷物のタグを眺めてます(笑)
そう、前回DLに乗った時はANAがハンドリングを担当していたが今回はJALが担当している。なのでラウンジも「さくらラウンジ」を使うようになっている。ラウンジでスカイタイムを飲みながら、Eメールのチェックです。

今日の機材は御なじみMD-11、レジはN803DEです。
デルタはファーストを廃止して、ビジネスをアップグレードしビジネスエリートなって初めての搭乗なのでどんな感じか楽しみにしていたのです。
シートは3Aで一番前のコンパメートです。シートピッチは以前に比べ広くなってますが、ファーストクラスに比べれば狭いです(って当たり前か)
前の席がフルリクライニングすると少し狭く感じます。この姿勢で隣席に迷惑かけないようにトイレに立つのは難しそうです。

定刻よりドアクローズしたものの、プッシュバックしてRunwayに向かいタキシングしますが、相変わらずターミナル2からの出発はRunwayが遠いこと。
今、暫定滑走路を2002年に向けて作っているけど、2500mじゃ意味ないよ。羽田の国際化が話題になっているけど、今の成田を作ったのは当時の官僚がいけないのよね。やりかた間違えたのをそのまま通そうとするから・・・
話がそれましたが、Runway16からTAKEOFFしたのは定刻より30分後の事でした。

ドリンクサービスに続き、機内食となるが、メニューはこちらをご覧ください。
前回、和食を希望してちょっと後悔したので、洋食にしてみました。
デルタに乗り始めて6年程ですが、一時DLの機内食のレベルが下がっていたのでビジネスエリートになって変わったかな?と期待しています。
前菜から始まるのですが、食べおわって次のディシュが出るまでの間隔が相変わらず長い事。これは以前からそうなのですが、せっかちな日本人には不向きですね。

メインはステーキをチョイスしました。御味の方ですがお肉自体には味はありません。ソースの方はなかなかのお味でソースとお肉が良く調和していました。ただ付け合わせの野菜は駄目ですが・・・
良くありがちな四角い陶器では無く、ちゃんと取り分けしたように丸いお皿に載せてきました。まあ、ファーストを無くして統合したんだからこれくらいは当たり前ですね。

パーソナルTVも10.4インチと大型です。最近は10インチ程度の大型モニターになってきていますね。大きい方が見やすいですが、食事しながらだとちょっと邪魔かも。

食事が終わる頃には既に外は真っ暗です。映画を見ながらリクライニングさせていると眠くなってしまいます。
ロスでは6時間の乗り継ぎで再びロングフライトになるので、そろそろ寝よう。ZZZ

気が付いたら、ちょうど朝食の時間だった。アメリカンと和食の選択だったので勿論和食に。(だってお粥の方が美味しそうなんだもん)お粥を、日本茶でずずーと食べてしまい、ちょっと物足りない気もするんですが、どうせ直ぐに着陸なんだしね。

離陸が30分遅れた分到着が少し遅れる旨の放送があり、乗り継ぎ便の案内があった(英語) が、一番最後に「Flight107 To Zurich gate55」と自分の案内までしてくれるじゃありませんか。コードシェアも解消したのに他社便まで言うなんて憎いねDLさん。
徐々に高度を落としてロスの街並みが眼下に広がる。それにしても、ロスには何回も来ているけど街には行った事も泊まった事も無い。なにせ立ち寄る魅力が無い街だし。

Runway25RのILSをキャッチしたところでギアダウン。プール付きの一軒家を眺めながらファイナルアプローチ。
定刻より15分遅れでタッチダウン。25Rからターミナル5(DL)まではちょっと距離がある。ロスでは長距離線は25Rに下ろす事が多いので、24側のターミナルを使う、DLやUAにはちょっと不便。結局TAXIに時間が掛かり、ゲートに横付けされたのは定刻より30分遅れの9時半であった。
入国審査に向かうと、長蛇の列が・・・
ちょうど、メキシコからの到着便があったので、その客を裁き着る前に到着したので、狭い入国審査場から列が延びてしまっている。

乗り継ぎ便までかなり時間があるので心配無いが、時間が無い人はイライラしていて、DL係員に文句を言っているし・・・。なんせメキシコ発便で入国審査が厳しくなかなか進まないのです。

40分位待ってようやく自分の番になるのですが、乗り継ぎでスイスへ行くと言うと何故と聞いてきた。変な言い回しは怪しまれるから思い、「マイレージサービスの為だ」と言い残りの航空券を見せると「なんつう奴」って言う顔でバンバンとハンコを押して返してくれた。入国審査
良く見ると、普通、入国許可日と滞在期限日が押されるのだが、今日の日付があって許可日(ADMITTED)が消されて期限日(UNTIL)の表示だけになっている。
早い話が今日しか滞在出来ない事になる。
最近、アメリカの入国審査が厳しくなっていると言う噂を聞いていたが・・・
こんな事は始めてなのでビックリ。
税関でも、乗り継ぎでスイスへ行くと言うと、「なんでアメリカに来た?」と言うのです。 「なんだアメリカには来ちゃ行けないのか」と言ってやりたいねまったく。

荷物は、そのまま乗継ぎ便荷物預け所に渡して再び手軽になった所で、飛行機撮影に行きましょう。

まずは、LAXシャトルCと言うシャトルバスを捕まえます。空港に隣接するカーパーク(駐車場)Cに行きます。ここは25Rに降りる機体を狙える場所でもあります。
平行する25L(離陸がメインに使う)の誘導灯付近で撮影しますので、25Lに降りる機体は真上を飛ぶので迫力があります。
電柱などが多く、撮影するポイントは限られるますが、まずまずのショットが切れます。時折セキュリティの車が回ってきますが、カメラを持っていると気さくに「いい写真とれたかい?」と声をかけてくれますので、安心して撮影できます。

<つづく>


旅行記に戻る