ドバイでビーチ-その3-
【チューリッヒへ】


入国審査、税関を済まして到着ロビーに出る。昼間のトラフィックが少ない時間帯になのでロビーも寂しい。 外はシトシト雨が降っていて涙が出る。
ああ、雨だどうしよう・・・、今日は空港の北側glattblug近くにある、滑走路脇(Runway16 END)のポイントで撮影する予定だったのです。その為にわざわざ、神田の三省堂言ってスイス地理院25000/1地図まで用意したのに・・・
取りあえず、ホテルに荷物を置いて様子を見ようと言うことで、ホテルのシャトルバスに乗り込む。今日のお宿、エアポートヒルトンではチェックインの際の宿帳には既に住所とか書き込まれていて、2度目の宿泊ありがとう御座いますと言うところは流石ヒルトンか?
外は雨が降り続き、天気予報によると止んで明日は晴れるとの事。オイオイ今日晴れてくれないと意味が無いんだよ!
結局、滑走路脇の撮影ポイントは断念して、屋根のある空港ターミナルの展望デッキから撮影する事にして、シャトルバスで再び空港へ。Bターミナルの展望デッキは何回も来ているので、慣れたもんだ。しかし、雨は小降りなんだけども止まない・・・
屋根がある所からだとちょっと撮影しにくいので、撮りたい機体が来た時だけ前にでて撮る。

今回はどうしても、スイス航空のMD11やA330のウイングレットに尾翼と同じ塗装を施した新塗装機体の写真を撮りたかったのです。ただ、この時間帯は長距離便が少ないので心配していましたが、北京行きのMD11が新塗装で取りあえず目的は達成。ただ、天気が悪いが ・・・
今日は日曜でチューリッヒ名物、空港ツアー催行日なので16時の最終回に参加してみる。費用は2フランと安いのと、滑走路脇の撮影ポイントで15分間の撮影時間があるので迫力のある写真が撮れるので人気が高い。
雨は一時止んだけど撮影ポイントに着いたらまた降り出すと言う最悪な状況で出発機2便を撮影。後は消防署やら除雪車の倉庫を一周して再び、Bターミナルに戻る。

雨足が強くなったので撮影は断念して、デッキを後にする。夕飯と時間潰し(?)の為に市街地へ行こうと地下の空港駅に向かう。券売機で中央駅までの往復券をクレジットカードで買う。駅の券売機でもカードが使えるとは鉄道先進国は違うなぁ。

ホームに降りるとちょうどインターシティが来ていたので乗車。ノンストップで中央駅に向かう。
トンネルを抜けて、操車場にさしかかると駅は目の前。信号所の時計とZurichの看板(と言っても保険のZurichの広告?)が見えると駅に滑り込む。それにしても、ヨーロッパの行き止まり式のポイント切り替えなんて大変だろうな・・・

雨も止んだけど、日曜日とあって商店は閉まっている。まあ、取りあえず駅前通りをチューリッヒ湖へ向けて散歩してみようと、歩き始めフラフラとウインドーショッピングしながら歩く。
湖畔で白鳥を眺めてから市電で再び駅に戻り、駅コンコース内のステーキハウスで夕飯を取る。ちょうど日曜の夕方とあって人も店内も混雑している。

ビールとステーキでご機嫌になって、ホテルに戻ろうとホームぬ向かうと、スペイン行きの寝台列車が入線していたので、列車を眺めながら一番前まで行ってみる。1等寝台と2等寝台、食堂車と座席車が繋がっていた。
時間があれば、ヨーロッパ鉄道の旅もしてみたいもんだ。

空港行きの快速列車に乗ってホテルに戻る事にしよう。明日はドバイだ

<つづく>


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