−その1−
【まずはスイスへ】


平成17年10月18日

朝5時半過ぎに起きて、成田空港へ向います。10時10分発のスイスインターナショナルエアラインズ(LX)169便に乗るに為に、こんな早起きをしないといけないのが辛い。最短ルートの京成船橋乗換ルートならもう30分遅くても良いのだが、重い荷物で担いでJRから京成線への乗換は辛いし、なんと言っても今日は雨。

なので時間が掛かるが、JRのエアポート快速で一本で行くのが最良?と昨晩判断して目覚ましをセットしたのです。

エアポート快速は奮発してグリーン車にしました。これなら成田空港まで1時間20分の「長旅」もらくちんです。

空港第二ビルには8時半前に到着。ちょうど空港への通勤客で駅は混雑してします。さらに、地下駅から出発ロビーまでは5分、いや10分は掛かりますからねぇ。

出発ロビーもなんか混雑してます。なんせ10時〜11時はアジア方面、ヨーロッパ方面の出発便がひしめく超混雑時間帯なのです。

LXのチェックインカウンターはGアイランド。人をかき分けチェックインカウンターに並びます。まだチェックインが始まったばかり(まだ出発の2時間半前!)なのでそんなには混んでいませんでした。

まだ朝食を取ってないので、何か食べようと4階の店舗ゾーンに向かい、レストランの朝食メニューを眺めて、どこにしようかな?と歩き回って結局、寿司屋の丼とうどんのセットメニュー950円が一番コストパフォーマンスとお腹の相性が良い?と判断でした。

朝食の後は、ラウンジで一休み&ネットと言うことで、出国審査場に向かいますが、手前のX線チェックが進んでいません。なんと出国審査場が混雑して一杯なので、一時入場制限ですって。5分位待つと幾分空いてきたので検査再開。

出国審査場は長い列が出来てましたが、列はスムーズに流れています。パスポートにハンコを押して貰い、サテライトへ向います。

あとは搭乗開始まで「飛鳥ラウンジ」で一休み&ネット接続です。無線LANカードを差し込んで接続すれば、11Mbpsの高速通信が可能なのでこれは便利です。メールをチェックしたりBlogに書き込んだりと・・・

おっと、友人への土産を買うのを忘れていました。友人が好きな「キリンビール」を売店で買おうと思っていたのです。

搭乗開始時刻まで10分ありますので、売店に向かいキリンビールを買いに出たのですが、近くの売店では「アサヒ」しかありません。違う売店に行くと「キリン」はありましたが350mlしか無く、500mlがありません。ええい、反対側じゃ!と引き返してゲートと反対側に行くと、次もなし、ようやく一番遠い売店でキリン500ml缶をGET!

再び搭乗ゲートに戻るとちょうど搭乗が始まるところでした。今日のシップはA340-300型、HB-JMGです
A340に置き換わって早2年。MD11に比べて静かだし、各座席にパーソナルTVがあるし居住性はかなり向上しました。
ただ、ジャンボと同じ4発機ですが、エンジン出力が小さいので、経済的ですがパワーが無く偏西風(ジェット気流)が強いと巡航速度が遅くなり、到着が遅れたりすることも・・・

今日の座席は23HでYクラス前方通路側で、真後ろがトイレの場所です。ココだと気兼ねなくリクライニング出来きます。

乗り込んで機内の様子を眺めると、どうやらYクラスは満席のようです。

搭乗もスムーズに終わりドアクローズ。コックピットでは、チューリッヒまでのプライトプランの承認を管制から貰っていることでしょう。

嬉しいことに機首前方カメラがONになっているので、出発の様子が各座席のパーソナルモニターに映し出されます。
離陸滑走路は34Lなので長いタキシングになります。お陰で離陸はドアクローズから30分後でした。

飛んでしまえば、あとは12時間でチューリッヒです。それが長いんですよね。

離陸後はいつもの、ドリンクサービスに続いて機内食です。
白ワインも貰ってさぁ、1年ぶりの搭乗で、機内食のクオリティーはどうかな?と一番の興味どころです(経費節減の効果が最も現れるのが機内食ですからおのずと・・・)

やはりというか、違うと気が付いたのは、デザートが「プッチンプリン」になっていました。以前はケーキだったんですが。出来ればコンビニとかで売っているちょっと高級感のあるプリンなら良かったのに・・・

メインの味はまずまずでしたので、一応は安心しました。

食べた後は、映画を見たり、本を読んだりしてしていると、ウラル山脈を越えヨーロッパへ入っていきます。

途中、気晴らしにトイレに行ったり、後方のギャレーに行って用意されている飲み物を飲みにいったりと・・・。
また、2時間おきくらいにアイスクリームやオニギリのサービスがあります。アイスクリームは貰ったはいいが、まだカチンカチンでスプーンが刺さらなかった(笑)

少しは寝ておこうと思うのですが、なかなか寝付けません。それでも1時間位寝たみたいですが・・・

到着2時間位前に軽食のサービスがありますが、これまた経費節減が・・・紙のバスケットにパンとフルーツが入っている。以前はちゃんとトレイに載せてあったのですが、これはちょっとショックだったなぁ

長い旅もいよいよ終わりに近づきました。ヘッドフォンの回収がはじまり、ドイツ上空か

ら降下しはじめます。チューリッヒにはほぼ定刻の15時分、RWY14に着陸。いやー、ほぼ1年ぶりのチューリッヒです。

到着ゲートはEドックなので、地下コンコースからケーブルカーに乗って、ターミナルへ。
入国審査も問題なく通過。ターンテーブルで荷物が出て来るのを待っていますが、ほぼ満席だった機内ですが、ターンテーブルで待っている人は僅か、3〜40人。という事は約8割はトランジットと言うことに・・・

税関も何事も無く通過して、ロビーで友人と再会。

外に出ると、結構涼しいです。何でも前日までは良い天気だったらしいけど、今日は冷え込んでいるだって。

バスでクローテンの町へ行き、スーパーのミグロで買い物。いつもココで子供の服を買っているんです。日本の子供の服ってキャラクターばやりで、シンプルで気の利いたデザインの服はヨーロッパの方は断然良いのです。それもスーパーなら日本並の値段だしね。

買い物の後、近くのホテルに併設されているレストランで夕食を摂ります。このホテル、Swissairのジャンボ最終便に乗るときに泊まったホテルなんです。

チューリッヒといえば通称”チューリッヒスタイル”と呼ばれる子牛のクリームソース煮が私の好物なので、それにする。すかさず友人は、今は“猟”シーズンでこの時期ならでは“熊”もあるよ。という・・・うーーん、ちょっと迷ったけど、昔熊肉食べた時に硬い記憶があったので遠慮しときました。

夕食が終わるともう外は真っ暗。友人宅まで歩いていきますが、結構冷え込んできました。

つづく


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