−その8−
【Back To Japan】


平成17年10月24日

楽しい旅も終わって帰国日です。ヒースロー空港を8:40に出発するLX317便なので、まあ遅くとも出発の1時間前までにターミナル2へ着けば良いので、時頃のホッパーバスに乗れば良いかなと考えてホテルで朝食を摂ってチェックアウトをします。

ホテル玄関前には数人がバスを待っていますが、どうもバスが遅れているようです。
まあ12分毎には来る筈だからと・・・15分待っても来ません。どうやら月曜日で小雨の朝とあって周辺道路は渋滞しています。
待ち始めてから30分近くになり、そろそろ時間も迫ってきます。

バスを待っていた人がホテルスタッフになにか交渉をしています。するとホテルのバンがやってきて、空港まで行くと言ってバスを待っていた人たちを乗せて出発します。いやはや助かった。

空港トンネルも渋滞してノロノロ運転でしたが、なんとか出発の1時間ちょい前にターミナルに到着できました。
すぐさま1階のLXカウンターでチェックイン。荷物を成田まで預けてボーディングパスを受け取ります。

ロンドンから成田までは、TAX込みで片道347GBPのチケットをswiss.comで購入しておきました。ただ、このチケットはイギリス国内のみの販売でeチケットに出来なかったので、昨日会った知人にお願いして、チケットを受け取ってそれを日本へ郵送してもらったのです。
今回の旅行をもって、長年続いていた欧州発の往復航空券のサークルは途切れることになります。

まだ搭乗ゲートが表示されて無かったので、ラウンジで一休みしてゲートが「7」と表示されたところでゲートへ向かいます。
テロ防止でゲート表示がぎりぎりになるとは言っても、キャリア毎に使うゲートは決まっているので、だいたい想像がつきます。

ゲートに行くとチューリッヒから着いたA321(HB-IOK)が居ました。月曜の午前中とあってビジネスで利用する人が殆どで7割ほどの搭乗率です。

ドーバー海峡を渡ったあたりで機内サービスになり、サンドイッチと飲み物を貰います。
チューリッヒへは、ほぼ定刻に到着します。成田行きのLX168は13:05発ですので、1時間半程の乗換えです。
あまり時間はありませんでしたが、一旦入国して到着ロビーで友人と再会します。この後、スーパーにミグロへ行ってお土産なんかを購入します。海外のスーパーなんかはいつ行っても楽しいですねぇ

12時半に出国審査場の前で別れて、ドックEへ向かいます。地下からskytrainなるケーブルカーに乗ってドックEに着くと、ゲートの周辺は日本人で溢れています。
事前に今日はほぼ満席になっているとの話を聞いていましたの、致し方ありません。ただ、オーバーブックする程ではないらしいので、アップグレードは期待できそうもありません。

今日のA340はHB-JMGです。搭乗開始のアナウンスでゲートの前は人だかりが出来ています。シルバーの会員証を見せて優先搭乗をして貰いとっとと搭乗します。
ツアー団体が多くてほぼ満席になっていたので通路側にしたのは正解でした。トイレなんかに行きやすいですからね

定刻にドアクローズとなり、飛行時間は12時間との案内があります。A340は4エンジンですか、出力は大きく無いので、以前のMD11時代に比べて若干飛行時間が伸び気味になっています。
飛行ルートは通常のシベリア経由で、期待していたモンゴル経由では無くでちょっと残念でした。

A340はRWY16から1分程の滑走の後、エアボーンしてスイスを離れます。
いつものように機内サービスが始まり、ロシア上空に差し掛かるとキャビン内は減光されお休みモードに
シートモニターで映画を見ていましたが、周りが暗くなってしまったので、寝ることに・・・

時折、目が覚めたりすると上手い具合に、アイスクリームやらサンドイッチのサービスがある時でした。

日本海までもう少しの辺りで、朝食のサービスが始まります。
フライトインフォメーションの地図を見ながら、そろそろ管制が日本に移る頃かなと想像しながら残り時間を楽しみます。

新潟から一旦いわきの方に飛び、太平洋に沿うように銚子へ向かいます。どうやら南側からの進入のようです。
どうせなら、ターミナルに近い34Rになればいいなぁ〜と思っていたら、この日は34Rへの着陸でした。
これなら、着陸後ターミナルまでのタキシング時間が短いので、時間短縮になります。

2180mの滑走路一杯を使って、誘導路をターミナルへ向かって自走しC82ゲートに到着します。
ふぁあ〜1週間ぶりの日本だぁ。明日から日常が待っているわけでちょっとブルーでもあります。

「帰国」のハンコを押して貰い、税関もパスポートを見ながら「どちらからですか?」「アイスランドです」「何か申告するものはありますか?」「いや無いです」「はい結構です」とあっけなく通過でき、8時半発の京成モーニングライナーに間に合い自宅に着いたのは10時半でした。


<終>

つづく


旅行記に戻る