場所：茨城県鹿島港 幸栄丸
料金：アジ９千円（仕掛け．氷付き）、イカ１万円
週末に釣りを考え、あれこれ調べていたら、鹿島の夜イカがトップ束越えと再び乗ってきたので、早速船宿の幸栄丸に電話すると「昨日は１００杯以上ですと」とおかみさん。土曜（１９日）の予約を入れたのが木曜日。
さて当日は、朝から幸栄丸でアジで土産を確保してイカを釣るべく、３時半に自宅をでて、東関道を飛ばし５時過ぎに鹿島港に到着。港で受付を済まして、第三幸栄丸の左舷ミヨシから２番目に入り準備をしながら、自販機で買ったカップラーメンをすすりながら出船を待つ。
定刻６時に１６人の釣り人を載せて出航！
鹿島沖に停泊中の貨物船を眺めながら走ること１０分。エンジンがスローになって反応を探しながら、潮回りして、「おろしてよー」と船長
茨城のアジはコマセをまかないサビキ釣りなので、誘ってやんないと釣れない。
１０分経過、まあ、釣りはじめだから・・・
２０分経過、ん釣れないなー
３０分経過、潮が動かないのかなー
４０分経過、まいったなー あ！根がかりだオモリが無いよー
１時間経過、おかしい
２時間経過、飽きたよー え、また根がかり仕掛けごと無いよ
３時間経過、ＺＺＺお昼寝
４時間経過、寝てたら、船長が「おお、アジっだ」の声で起きあ
がり仕掛けを投入したら、ググっっとアタリがきて上げてみるとサバ、それも20CMちょい位の。しばらくしてもう１匹追加しただけで、またアタリが無くなる。
５時間経過、やばい、アジが駄目でイカもか？
６時間経過、沖上がり時間だけども時間を延長して反応のある場所を流すが、駄目。
結局、船中アジはボーズ多発。０〜３という結果
港の戻り、船長に「イカもやるから道具置いていい？」と言って同じ場所でイカもやることにする。
トモに座っていた人も同じようで、竿掛けを置いたまま。
港で釣っている子供達のバケツをみると１０ｃｍ位の小アジを釣っている。これなら、船に乗らず岸壁でアジを狙っていればと思ってしまう
土産確保の筈が、返り討ちを食らってしまった。せっかく旬のアジが食べれると思ったのに・・・
昼食を食べる為に国道まで行って（港の回りは工場で何も無い）港の戻ってきたのが２時半。
なんと港の駐車場には夜イカの釣り人が沢山来ている。今日はなんかやばそうだなーと思いながら準備する。
どんどんやってくるはで、３時半の受付開始の頃にはごったがえす有様。
夜イカは５杯の船を出す程の盛況。 |
５時過ぎ朝乗った第三幸栄丸には３０人以上が乗り込み満船状態。家族連れできたり、カップル連れできたりと凄い！
５時半出航。目指す鹿島沖のポイントまで、走ること５０分朝は親父さん船長だったが、夜は息子船長が操舵する。
ポイントに到着しパラシュートアンカーを入れて集魚灯がつき夜イカらしくなる。
「まだ明るいけど準備できたらやって、タナは４０から上」とアナウンスで早速投入。
シャクリながらイカイカイカ〜と血まなこ（笑）になって誘うが、イカのあたりは無く、右舷で１杯乗っただけ。暗くなってきて、船中で２、３人が上げたがその後も駄目。
無線も「駄目だ〜」とか「乗らないよー」ばかりどうやら、また水温が下がっているようで、昨晩より２度低いらしい。最悪なことに「満月」で月夜になってるのがいけない。
誘いかたを変えたりしてみたりするが、アタリかなと思うとお祭
り。人数が多いので、船中でお祭りが多発。仲乗りさんが解くのを手伝ってくれるのが有り難い。
８時を過ぎても９割の人がボーズ状態。
ああ、やっぱりイカはイカン！ メールになんて書こう？
仲乗りさんが、息子船長に「スルメなんか狙っても駄目だ赤イカにするべ」と言う。スッテを持って無い人にスッテ仕掛けを渡して、岸寄りのポイントへ全速力で戻る。
海岸の灯りが目の前の水深１０ｍ程のポイントに到着。
スッテ仕掛けに交換してしてしずかーに誘う。
船中で数杯のアカイカが上がるが、ほんの数人。
時折、イカがツノを触る感触はあるけど乗ってこない。１時間近く粘ったが駄目でポイント移動。すでに時計は９時半を過ぎておりあきらめムードになる。
「反応は出て居るのに・・・」と船長
この後２ヶ所でアカイカを狙うが、イカが上がる事無く１１時を過ぎる。何人かが諦めて竿を仕舞始める。
１１時１５分、船長の「今日はイカの機嫌が良くないみたいだー、３日前から良くなったのに・・・」の声で沖上がり。
こうなる事は、朝のアジで予測出来ただけに「まっ、そうか」とあきらめが着く。かわいそうな家族連れやカップル、そして沖づけのタレを持って来た人達。
これでイカは３連敗。それも初めてイカでのボーズ。
＜まとめ＞
どうも、今年の海の様子がおかしいらしい。６月の台風あたりから黒潮の流れが変わっているそうで、スルメのムラがめちゃくちゃ激しい。夜イカはゴウドウイカが始まるまで、様子をみながらアカイカも狙うとの事。
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