待ちに待った内覧会です。始めてマンションの中に入ることになります。
内覧会同行をお願いした、NPO法人JAACのSさんとは駅で待ち合わせて、現地へ向かいます。歩きながら話を伺うと、「年度末完成(2〜3月)マンションが多いので、その時期は毎週と言うより毎日行ってますよ、その時期は職人さんも少ないので荒っぽい工事が多いんです。中には1件だけ購入をキャンセルされた方もいました」と。やっぱり年度末引渡し物件は要注意なんですね。
受付をすますと、デベの建築担当者2名が付き添って部屋に向かいます。エレベーターを降りて我が家(ってまだ引渡し前ですが)入ると、ほうほう出来てるじゃなーいって感じです。
担当者が部屋毎に機能説明などをしながらチェックをする手順となっているので、まずは洋室から始めます。
さすがSさんはあちこちを見ながら、担当者に質問したりしています。後で聞いたところ、遮音性能で道路側の窓には遮音レベルを高くしているそうで、良い気配りなんだそうです。
床の傷やワックスのムラなど数箇所の指摘がありました。検査後、この部屋は締め切った状態でシックスハウス症候群用のホルムアルヒデトチェック機器を使い計測を行います。
続いて隣の洋室。こちらも床に傷があったり、ワックスのムラ、天井クロスの傷がありました。結構気づくようで気づかないものです。
LDと設計変更した和室です。押入れを中を見ていると、Sさん「この隙間がちゃんと作ってあるのは良いですねぇ」と。湿気逃がしの構造らしくこれを省略しちゃう業者もあるそうです。
畳が当初の設計では3枚区切りになっていたのが4枚切りに変更になったと担当者から説明がありましたが、これは問題はありません。
LDでは、担当者から24時間換気システムの説明があります。冬は閉めておいた方が良いですと話があり、実際に締め切った状態で吸気されるかテストしてみますと、結構な空気が入ってきます。こりゃ冬に開けていたら寒いわ。
今度はインターフォンモニターの説明。防犯システムがあるのですが、これ絶対間違って警報鳴らしそう・・・
でも1階の住居ならいざ知らず、4階で必要かな?
説明を受けている間にSさんはテキパキとチェックをして、汚れなんかを指摘してくれます。
キッチン回りも排水管や、引出し収納の確認などと進みます。
入れ替わりに、今度はエコキュートの説明の人がやって来て、説明を受けます。
なんやかんやと1時間半近くが経過して、一通りのチェックが終りました。ホルムアルヒデトも基準以下なので、問題なしでした。
指摘項目は12箇所と思った程ありませんでした。Sさんも「工期的にゆとりがあったのでしょう、非常に良い作りになってますよ」とおっしゃてくれましたので、取りあえず安心です。
1階で指摘事項の確認などがあり、指摘事項の再内覧は2週間後となりました。
専有部のチェックが完了し、Sさんとはお別れです。
専門家の同行してくれたので、いろいろと助かりました。ホント
この後、共有部のチェックと言うことで、エントランスやメールボックス、ゴミ捨て場、自転車置き場などの説明を受けました。基本的に外部との出入口は常時鎖鍵されているので、鍵を忘れると大変です。
共用部の説明が終わった後は、営業から残金の支払いの説明があり、浄水器メーカーのフィルター交換の話、東京電力の説明がありました。東京電力では嬉しい話がありました、オール電化住宅の場合、なんと財団法人から交付金(5万円)と東京電力から5000円のキャッシュバックが出るだそうです(^_^)v
最後に、インテリアオプションのブースで、ミラーの件の打合せをします。
実際に部屋を見て考えましょうと言うことで、再び部屋に戻り場所を探しますが、数cm足りなかったりしてコレと言う良い場所がありません。
諦めようとしたら、担当者がココに納まるようにカット出来るか業者に聞いてみましょう。若干加工費が掛かると思いますが、その金額を聞いてから判断してみては如何ですか?と言うことになりました。
後は、自分たちでいろいろと窓のサイズなどを測っていたら、担当者が帰ってきて、加工費が8000円で出来るとの事。まあ、その位ならと言うことで、特注することにしました。
再び、オプションのブースに戻り、オプションの注文書などを書き換えて貰い、全てが終わったのは13時半。
さあて、帰ろうとエントランスを出たら、居ました新聞屋。
今取ってる新聞を変えるつもりは無いよと言ってお引取り願いました
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