A319は、A320シリーズの中で100席前後のあまり需要の多くない路線用に開発された機種で、Swissairは早くからA319の導入を決定していた。
現在保有しているA319は全てSwissairからの承継した機体でA319は主にチューリッヒ発の比較的需要の少ない路線や便に利用されている。
A320シリーズの大きな利点として運航要員の共通化が可能な事から需要(予約)やメンテナンススケジュールに応じ、シップチェンジが行い易いので、日によってA320とA319が使われたりする。
導入当初はシートが革張り椅子であったが、A340シリーズのようにレカロ社の茶系シートに置き換えられている。
C・Yの2クラス制で運航されているが、座席はYクラスと同様となっていて予約数によって、CとYクラスの仕切りカーテンの位置を変えている。また座席は通常の3−3配列であるが、中間のシートには乗客をアサインしない形で運用している。
機内エンターテイメントシステムは搭載されていていないが、小型モニターが頭上に設置されており、セーフティビデオや飛行中のフライトインフォメーションの他、ショートコメディなど音声が無くても楽しめる番組が放映される。
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