旅行人山荘 |
宿に電話を入れると迎えの車が15分位で来ると事なので、それまでバス停近くの土産屋などがあつまる「パラサイソ」を物色して待つ事にしました。ココには足湯もあって100円を払えば利用出来る。さらに温泉熱を利用した「おまんじゅう」があるので、買おうと思ったら売り切れてしまっていた。 おいしそうなデコポンを2つ買っていると、迎えの車が到着。霧島神宮から来るバス停で三人組みのお客さんを拾って旅館へ向います。 車は丸尾のバス停から少し下り、国道からわき道に入りぐんぐんと坂を登っていくと「旅行人山荘」がありました。 フロントでJTBのクーポン券を差し出してチェックインいたします。 夕食は昨日の事もあり、一番早い18時からお願いしましたので、それまで2時間程あります。宿の案内には宿から徒歩15分で新かごしま百景に選ばれた「花房の滝」まで森の中を散策出来ると書いてあったので、夕食前の運動がてら見に行くことにしました。 宿の玄関を出て正面の森の中を標識に沿って歩きます。松林になっていていたるところに「まつぼっくり」が落ちていて、娘は喜んで拾い集めていました。 しかし、寒いです。日が差していれば、良いのですが、林で遮られてしまうので、体感温度は下がってしまいます。でもこの松林とても広くここで鬼ごっこも出来そうです 遊歩道は途中から山道になってしまいました。確かにこれではヒールとかで来れません。少し山を降りると滝の音がしてきました。 ようやく滝が見える地点に到着ですが、寒くてゆっくり見ている感じではありません。雪も降っているし・・・ なんだかんだで、もう17時です。夕食は18時からだから、一風呂あびれば丁度良い時間です。用意をして1階にある大浴場に向かいます。娘に、今日の温泉はどっちと入る?と聞くと「おかぁさん」だって。 男湯の方は誰も入っていません。最近の温泉宿は男性客より女性客の方が多いと言いますがその通りです。 内湯と露天風呂があり、内湯は単純泉、露天は硫黄泉です。外に出ると「寒い」。これはまずは内風呂で体を温めてから露天に入らないと凍えてしまいそうだ。 温泉については温泉レポートにも書きましたが、非常に良い温泉です。もう温泉でのんびりしちゃいます。露天風呂からは遠く錦江湾、桜島が望めて絶景です。 温泉に充分に浸かり、着替えて二人の出てくるのを待っている間に、図書室とかを覗いてみます。ココにも子供用の本もありましたので、娘が見つければ「読んで〜」になることでしょう(笑) なかなか出て来ないなぁと思ったら、出てきました。もう時計は18時を差そうとしています。部屋に戻りタオルとか置いて、直ぐに夕食会場へ向います。 予約すると時に、「食事は椅子席と掘り炬燵がありますがどちらが良いですか?」と聞かれたので掘り炬燵をお願いしときました。 椅子席の方が、見晴らしが良いらしいけど、子供連れだと椅子より畳の方が何かと良いので掘り炬燵にしたのです。 レストランに入ると、まだ誰も来ておらず我々が一番最初のようです。 席に案内されると豪華な食事が並べられています。ちゃんと子供用に小さな椅子まで用意されており、こういう心配りは嬉しいですね。 昨晩がカップ麺と超貧素だったので余計豪華に見えます。でも隣のテーブルは内容が違ってもっと豪華そうです(笑)。 風呂上りの生ビールが美味しいこと。料理も美味しくて最高です。どうやら追加料理も頼めるようなので、鹿児島らしい「黒豚の角煮」を追加注文しました。 レストランからも錦江湾、桜島が眺められ、ちょうど日没近くでとても奇麗な風景を眺めながらの夕食はとっても美味しかったです。 お腹も一杯になり、部屋に戻ると、布団もひかれていてゴロンとなれます。あー余は満足じゃ状態です。 子供は昼寝してないので、眠そうなので早めに寝かそうとしますが、中々寝てくれません。じゃあ、またお風呂いく?と聞くと、すくっと立ち上がって「行く!」だって 交代で行く事にして、嫁さんと娘がお風呂に行っている間、テレビを見ながらゴロゴロしていると3〜40分で戻ってきました。まだ食事中のお客さんもいるからか空いていたそうです。じゃあ、俺もと言う訳で、温泉に浸かってきました。 部屋に戻ると、既に子供は寝ていました。いやーいい風呂だねぇと話をして、明日はスケジュールを話ます。朝起きて貸切り風呂だからねぇ早く寝ないと・・・でも寝る前にもう一度お風呂に入ってきました。都合3回。いやはや温泉はいいねぇ〜 ■平成17年3月13日 翌朝、6時半にモーニングコールで起床。今朝の7時15分からの貸切風呂「赤松の湯」を予約してあるのです。 ネットで調べていたら、ココに泊まるなら「赤松の湯」に入らなきゃ損だみたいな声が多かったです。それもそのはず、この風呂は霧島地区でも有名なお風呂で、「原田知世が出ているブレンディのCM」などでも使われています。さらに宿には他に2つの貸切風呂がありますが、ココは硫黄泉使用なので人気があり、早めに予約が必要です。我々も10日前に連絡したけど、この時間しか予約が取れませんでした。 まだ寝てる娘を「温泉いくよぉー」と強引に起して、フロントに向います。係りの人が1階の出口まで案内してくれて、「入浴中」の札を貰い林の中にあるお風呂へ向います。 話によると鹿なんかがお風呂の近くをふらふらするらしい。 外に出て、芝生の上に引かれた板道をには、昨晩降った雪がうっすら積もっています。 小屋で浴衣を脱ぐのですが、寒い! 急いで温泉に「じゃぷーん」と入ります。浴槽は高低温度差があって、まずは低い方から。次は熱い方とそれぞれ入ってみます。 硫黄泉は、日によって白く濁ることがあるそうですが、今日は透明です。 でも湯の花が舞い、とっても気持ちが良いです。回りは赤松林になっていて、その林が目隠し代わりです。 貸切は45分間なのですが、3人とも時間一杯温泉に浸かりました。ホント朝の温泉はとっても気持ちが良かったです。鹿には残念ながら出会えませんでした・・・ 部屋に戻って朝食です。昨晩と同じ場所で朝ご飯。今日も桜島を眺めながらのご飯は格別です。 今日は、霧島温泉駅10時25分発の列車に乗りますので、9時半過ぎに宿をチェックアウトしなくてなりません。 部屋に戻って仕度していた時、たまたま外を眺めたら、近くに2匹の「鹿」がいました。 |