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ビジネスクラス

swissではビジネスクラス(Cクラス)では、長距離線と欧州線では内容が変わる。
03年11月末よりMD-11に替わりA340-300が日本路線に投入される。
シート配列は2-2-2となり、Fクラスの後方に2列、搭乗用ドアを挟みさらに6列48席となっている。

このA340ではビジネスクラスの設備向上が図られ、フルフラット化、オンデマンド式の大型液晶TV導入など今までのMD-11より大幅に機内サービスが 向上しました。特にシートピッチも約150cmと広くなり、フルフラットできるようになったのは嬉しい限りですが、利用した感想を述べると、フルフラット と言っても水平状態には成ら無く、水平状態からみると170°程度なので、寝ると体が徐々に落ちてしまう感じになってします・・・

 大西洋線で使用されているA330も、2-2-2の配列になっており、胴体が若干A340より太いので気持広く感じられます。現在のところA330はフルフラット化はされておらず、今後機内デザインをA340と同様にするリニューアルが予定されています。

このA340で特記される機能として、ACコンセントが装備されている。(写真)。

今まで、PC用に専用アダプターを介して電源を供給する機能は多くの航空会社で提供されてきましたが、コンセントをそのまま差せるようなのは初めてではないでしょうか?
コンセントからは110Vが供給されており、PCなど機内で使用する際は、自分のPCコードをコンセント感覚で使用出来るのでこれは便利です。出張などでPCを機内を使うビジネスマンには嬉しいのでは?

機内食機内食はメインを4つの中から選択することが可能で、平成13年3月より日本発のファースト・ビジネスクラスに、日本が誇るフランス料理の有名シェフ三國氏がプロデュースによる“Menu de Mikuni”が登場しましたが、ファーストクラスと違い既に容器に詰められているので華やかさに欠けます。
和食は東京・恵比寿の日本料理「吉住」の松本氏がプロデュースしており、個人的にはこちらの方がオススメです。

また、スイス発の日本線には日本食も搭載していますが、数が少ないので予約時にリクエスト出来ますので、食べたい方は予約した方が無難のようです。ただ、スイスでのケータリングとなりますから、日本発に比べるとクオリティが劣るのは致し方ないです。

10.4インチモニターエンターテイメントシステムについては、A340とA330では10.4インチの大型シートTVが装備されており、 オンデマンド方式で映画やゲームが楽しめる。もちろん、日本語の吹き替えも用意されており、日本線以外でも日本語の映画が楽しめるのは嬉しい。
また海外の航空会社では珍しく機首に装備したカメラからの映像が見られるチャンネルもあるのが面白い。

食後の間合いにアイスクリームがサービスされるがスイス発ではムーベンピックのアイスクリームがちゃんとアイスクリーム屋のようにコーンに載せてサービスされる。
こんなサービスは他社では目にする事は無いサービスでしょう。


 欧州線では、多くの欧州線Cクラスは、シートはYクラスと同様でA320では、3-3配列のシートのうち、中央の座席を使用せず、2-2配列としてサービスされている。

座席数も予約状況に応じて、ビジネスクラスとエコノミークラスの位置を変動させることによって座席数を変更出来るようになっています。なので、ビジネス利用の多い朝の出発便では、機体中央付近までビジネスクラスになるような事もあります。

 Yクラスサービスとの差は、ちゃんとした温かい機内食(短距離線を除く)がサービスされ、シャンパンを含むアルコールの無料提供、空港でのビジネスクラスラウンジが利用できる・・・など違うくらいの差しかありません。

 機内エンターテイメントシステムは、天井のモニターしかなく、音声サービスが無いが、時間も短いのでそんなには退屈はしないだろう。

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