これは、交通機関が発達したスイスのサービスだと感心します！

なにせ、出発空港で預けた荷物を空港で受け取ることなく、スイス国内の駅まで運んでくれるのです。
　このサービスはSwiss利用者へのサービスとして海外空港でチェックインの際に専用のタグを行き先（荷物の受け取り駅）を指定して購入します。
その際に荷物引換証を必ず受け取ってください。
また、裏面には税関申告に関する記載があり、氏名や滞在先ホテル名を記入し、最後に署名する事が必要ですので忘れずに記入しましょう。

　なお、荷物のクレームタグ（いつも荷物を預けると荷物に貼るシールと控え）は飛行機の目的地までとなってますのでご注意を。

スイス到着後、入国手続きをしたら、ターンテーブルで荷物を待つこと無く、そのまま税関を抜けて駅に直行して目的地へ向かうことが出来ます。

残念ながら、荷物は自分で歩けませんので、同じ列車に乗り込むは無理ですので、人間が到着した列車より後に到着することになります。

リゾート地のホテルだと、チェックインするときにチッキ（引き取り証）を渡すとボーイが後で駅まで取りに行って部屋まで持ってきてくれるサービスもあったりと、古き良き時代の旅行みたいな体験が出来ます！
ただ、日本発の場合、スイス到着が夕方となる為、その日のうちに荷物の受け取りが出来ない場合が殆どです。

例えば、LX161便を利用してグリンデルワルドまで利用した場合、荷物引き渡しは翌日10：00になります。
この他の駅での荷物ピックアップ時間については、スイス国鉄のＨＰにありますので目的地の到着時間を確認してください。

ですのでスイス到着日の１泊分を機内持ち込みして、荷物は２泊目の街まで送る手もありますし、２つ荷物を預けるのなら、一つはチューリッヒで受け取り、もう一つを目的地までにする方法もあります。
上手くパッケージを考えて少しでも荷物を持ち運ぶ距離を考えてみると旅に余裕が出来ます。

またこのサービスは、日本発以外でも可能でヨーロッパ諸国や他国から移動してくる時にもこのサービスは使えます。（料金は、スイス・フラン料金を現地通貨換算した額になります）